2021/11/14 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にマグゴブリンさんが現れました。
マグゴブリン > 暖かな日差しに穏やかな風が吹き抜ける秋。
王都北部の森林地帯は豊穣の季節真っ盛りとなる。
樹々は果実を実らせて、滋養に富んだ茸があちらこちらで姿を見せる。
動物達は冬ごもりに備えて、脂肪たっぷりの肉を付けて肥ゆり、
近隣村落の狩人や王都の一般市民も、挙って自然の恵みに与ろうとする。

「――――……、」

だが、その豊穣の実りを得ようとするのは人間の専売特許ではない。
森の奥に住まう小鬼の集団、ゴブリン達にとっても同様である。
唯一、人々と彼らの異なる部分を挙げるとするならば、
その獲物の対象に、自身の仔を孕ませるための雌という存在が含まれるか否かで。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にD・ミカエラさんが現れました。
D・ミカエラ > 少し日も傾き始めた午後。
木々から漏れ出す日の光が照らす森の中はやや薄暗くなろうとしているもののまだ追加の明りが必要というほどでもない。
そんな森の奥を一人、潜入先の貴族が後日、鹿狩りをするということで下見するよう指示を受けて訪れていて。

「この辺りまで来ることはないだろうが……念のために奥まで調べておくか。
 機嫌を損ねても面倒だし……」

森の奥に進むほどに木々の根が地面を這い。
狩りで使う馬で進むには不向きだろうと思いながらも小さく独り言をこぼしながら進んでいき。

マグゴブリン > ゴブリン達はずる賢く、そして、臆病である。
小柄な身体を用いた膂力が、人間の成人男性に劣る事を理解している。
故に獲物を見付けても、即座に飛び掛かる事などせず、
群れの仲間同士で互いに目配らせをして観察する。
獲物の雌は単独であるのか、身に付けている装備は如何なるものであるのか、
周囲の地形は奇襲を掛けるのに適しているのか。
付かず離れず、相手に悟られぬ距離を保ちながら十全に獲物を見張り、
やがて、彼女が森の奥、根や蔦が這う不整地に足を踏み入れた所で、

「――――キシャアッ!」

獣じみた奇声を挙げつつ、女の後方の茂みから一匹のゴブリンが姿を現わす。
だが、その一匹は飽く迄も囮の役割を担っており、
声を挙げる事もなく彼女の左右の茂みから二匹のゴブリンが飛び出れば、
その下半身へとタックルするように飛び付き、地面に引き摺り倒そうとした。

D・ミカエラ > 森の奥へ進むほどに危険性が上がるのは分かっており。
ゆえに警戒するように視線を配らせながら進んでいた時。
茂みが揺れた音を感知すれば素早く背負っていた弓を手に取って振り返り。
その瞬間に飛び出してきたゴブリンに対し矢を放てば一撃でその眉間を射抜くことに成功し。

「っ、しまっ……」

本来のゴブリンであればせいぜい正面から数匹で突っ込んでくる程度であろう。
しかし彼らはそういった種より狡猾であったようだ。

正面の一匹を倒してす。
、後から下半身にタックルを喰らえば苔で滑りやすい足場もあってそのまま正面に倒れ。
とっさに受け身を取ったせいで持っていた弓を堕としてしまい

マグゴブリン > 囮の役目を担ったゴブリンは弓矢の一撃で眉間を射貫かれて絶命する。
だが、他の小鬼達が怯む事も、同情の念を抱く事もない。
亡くなった同胞の代わりは目の前の雌を孕ませれば差し引きゼロである。
奇襲が功を奏して女の身体がうつ伏せに倒れ伏せば、即座に一匹がその背中へと圧し掛かり、
もう一匹が地面に落ちた弓を彼女の手の届かぬ範囲へと蹴り飛ばす。

重ねて言うが、ゴブリンはずる賢く、そして、臆病である。
押し倒した相手に油断も隙も見せずに、その身体を弄るように触り、
弓以外の彼女の武装、腰に佩いた厚みのあるナイフを各々が一本ずつ剥ぎ取れば、
漸く、ニタリ、と満足そうな歪な笑みを浮かべ、奪ったナイフでズボンを切り裂き、
彼女の下半身を露わにさせてしまおうとする。

D・ミカエラ > おそらく相当に場数を踏んだ群れなのだろう。
慣れた動きで自身の武装を奪われ、あまつさえズボンを引き裂かれ。
されどこちらもほかの兄弟達ほど戦闘狂ではないとはいえ、ある程度心得はあり。

「この……どきなさい!」

地面に手をついて体を反転させつつ上に載っていた一体を振り落としつつ。
むき出しとなった脚でゴブリンの首を挟めばそのまま締め上げてひねって頸椎をへし折ろうとして。

しかし一体であればそれでもよかっただろうがほかに複数のゴブリンがいるとなれば奪った武器などで動きを封じることは難しくないだろう。

マグゴブリン > 女が身体を起こして、露わになった足で振り落とされた小鬼の首を締め上げる。
緑色の顔面が紫色に代わり、口から泡を吹き出した彼の頸椎が軋み、
骨が砕け折れる音が響き渡れば、其の侭、顔面をあらぬ方向に曲げて命を落とす。
だが、死ぬ間際、最後の抵抗とばかりに彼女の太腿に奪ったナイフを突き立てて、
獲物が逃げるのを防ごうと、窮鼠猫を噛む反撃を見せる事だろう。

「――――ギギッ、ギィ!」

最後に残された一匹は、ナイフを握り締めた侭、獲物の雌と対峙して、だが、逃げない。
最早、繰り返す必要はないだろう。
そのゴブリンが逃げなかったのは、未だ勝算が十分にあったからで、
次の瞬間、森の繁みから数本の矢が女の肩や足を目掛けて射掛けられる。
粗末な矢の先端には、獲物を麻痺させる植物の毒が塗りたくられており、
矢を放った複数のゴブリン達が四方から現れると女を取り囲んで。

D・ミカエラ > 「っう、ぐ!」

何とか一体を倒すものの、太ももにナイフを刺されれば眉を寄せ。
死体となったゴブリンを落として太ももを抑えて痛みに耐え。

その状態で弓矢を射られれば回避できるはずもなく。
急所は避けられたものの毒が塗られた矢を受けては瞬く間に体から力が抜けていき。

「はぁ、はぁ……ゴブリンのくせに……ずいぶん用意周到……ね。
 ほかの地域の種とはやっぱり、違うのか、な」

四肢をだらりとさせながら視線だけを動かしてあたりを確認しつつ。
それでも気丈な口調を崩さずに言葉をこぼし。

マグゴブリン > 太腿にナイフが突き立てられ、四肢に矢を受けても、何れも急所は外れている。
それは女が急所を上手く避けたのではなく、小鬼達が狙い澄ました結果。
目の前の雌には二匹の同胞が殺されており、少なくとも、二回以上は孕ませなければ計算が合わない。
負わせた傷が致命傷に至らぬ事を把握したゴブリン達は焦りもせず、
今一度、先のような反撃を警戒してじっくりと毒が廻るのを待ち望む。
やがて、女の脚が、身体を支え続ける事に支障を来して、身が崩れる瞬間、
一斉に小鬼の群れは憐れな雌に飛び掛かり、その身体を仰向けに地面に押し倒し。

「ギャヒッ、ギャギャッ!」

女の四肢を掴み、地面に縫い留め、泥や垢に塗れた汚れた手を伸ばすと、
革の防具や衣服、下着を乱雑に剥ぎ取り、彼女の肌を晒させる事だろう。
そうして、最初の三匹の内の一匹、唯一生き残った小鬼が、女の股座へと顔を埋めれば、
長い鼻を鳴らして股間の匂いを嗅ぎ、舌を伸ばすと唾液を塗りたくるように秘裂をなぞり上げる。
粘着いた唾液には、雌の発情と排卵を促す媚薬めいた成分が含まれていて。

D・ミカエラ >  
「ぅっく……」

こちらの動きが完全に封じられたとみるやとびかかってきたゴブリンたちにより。
たちまち衣服は剥かれ、四肢を固定されてしまえば程よく引き締まった小ぶりながら形の良い胸を持つ身体を晒し。

「はっ……ふ、でも……雌を見れば繁殖しようとする思考自体は嫌いじゃ、ないわよ」

ゴブリンの舌が無毛の割れ目を舐める感触に身を震えさせ。
元々濡れやすい身体ゆえかすぐに愛液が溢れて来て濃厚な雌の香りを漂わせ。
きゅんと子宮が疼いて排卵して孕みたがっているのを感じてうっすら笑みを浮かべ。

「ふふふ、いいわよ。
 貴方達は私に勝ったのだし、思う存分蹂躙して、私の胎を繁殖の苗床として使ってみなさい……」

マグゴブリン > 衣服を剥ぎ取り、小振りな乳房が外気に晒されれば、
小鬼達の手が伸びて鷲掴みにして、爪を立てるように指先を沈み込ませる。
愛撫と云うには生易しい、乱暴な手付きで感触を確かめ、愉しむように胸を捏ね回し。
股間に顔を埋めた一匹は舌を這わせる間に、自身の唾液とは異なる豊潤な蜜が、
女の孔から滾々と湧き始めるのを悟ると頬肉を歪ませて嗤いを浮かべて。

「ギギッ、ギヒッ!」

雌に言われる迄もなく、既に粗末な腰布の奥の逸物は臨戦態勢。
股間から顔を浮かせたゴブリンは、その小柄な身体に似合わぬ、人並以上の剛直を
女の視界に晒すと雌穴に宛がい、馴染ませる事もなく腰を突き入れると最奥までを突き穿つ。
女の腰を抱くようにしがみ付いたゴブリンは異形の逸物にて雌孔を押し広げながら、
激しく腰を前後に揺すれば、周囲の膣壁を擦り上げながら膣内へと幾度も肉棒を往復させて。

D・ミカエラ > 「っあ……ぐ!」

一気に奥まで剛直を押し込まれれば反動で腰が浮きあがり。
まるで内臓を内側から殴られるような衝撃に言葉にならない息が漏れ。

下腹部を相手の逸物の形にボコっと膨らませながらも膣内はゴブリンの剛直を締め付け。
抜き差しするたびに襞が絡みついてカリを刺激して相手の欲望を高めていき。

マグゴブリン > 締め付けられる膣の蠢きに、小鬼の腰の律動は次第に早まり、
そして、小柄な身体が女の胎の上にて大きく痙攣する。
同時、子宮口まで捻じ込まれた剛直が胎内にて跳ね暴れると、
粘着いた濃厚な精液が、子宮目掛けて解き放たれる。
雌の快楽を引き立てるような愛撫もなければ、共に達する配慮もない、
雄の悦楽と繁殖の為だけの交尾は、人間に比べて些か早漏気味で。
女にとっては物足りなさを覚えさせるかも知れない。だが、

「ギャヒャ、ギャハッ!」

腰を振っていたゴブリンが膣から剛直を引き抜けば、身体を前に進めて、
雄の匂いのする肉棒を女の口に突き入れれば咥内での奉仕を強いていき。
その間に他の一匹が精液を零す股間に二本目の肉棒を突き入れ始める。
一匹一匹の交尾の時間は短くとも、群れの雄は代わる代わる女を犯し、
この場に集まる小鬼の群れが一巡する頃には夜の帳はすっかり落ちて――――。

D・ミカエラ >  
「っあ……は、っく!」

ただただ性を放つためだけの行為ではあるものの。
元より生まれのせいもあって乱暴な行為に慣れていた肉体はすぐに快感を覚えはじめ。
徐々に吐息にも熱がこもってくることになり。

「ん……ふふ、もう出ちゃったの?」

ゴブリンが自身の子宮内に種を放てばビクっと腰が跳ね。
中に広がる濃厚な性の感触と熱、それを吐き出すようにゆっくり息を吐き出しながらささやき。

「でも、私を満足させてくれるくらい、犯してくれるだけの数は残っていそうね」

すぐに別のゴブリンが肉棒を晒して近づいてくればそうつぶやきを残し、再び快感に身を任せることとなり。
一匹一匹が短くても数がいればそれなりの快感は与えられることになり。
一巡するころには何度も絶頂を繰り返して肩で息を整えながら、溢れた精液を股からこぼれさせる女の姿がさらされるだろう。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からマグゴブリンさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からD・ミカエラさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にタピオカさんが現れました。
タピオカ > 王都の西、街道からそう離れていない。
小さく切り立った崖のそばから煙がひとすじ夜空に浮かんでいる。
その煙のたもとには焚き火とフェルトのテントがあった。

焚き火にかけられている使い込まれた鍋はぐつぐつ音を立て、チーズにクリーム、ベーコンが入れられたリゾットが出来上がるところだった。テントからコップと茶葉を手にした褐色肌の小柄な人影が、料理の出来栄えとその香りに瞳を細め。

「えへ、いい匂い……!
上手に出来たみたい。いただきまーす!」

手皿に移した夕餉の湯気。口元を緩め。
スプーンにすくった一口、満足げ。

「街道が雪で閉ざされる前にあちこち旅しておきたいな。
まずはシェンヤンの山に向かって、それからー……」

おなかをあたためながら明日からの事を夜空の星に思い描く。
冬ごもり直前の、気ままな旅の途中であった。
街道を通りかかる者がいれば、ほんのりと夕飯の匂いが鼻腔をくすぐるだろう。薪が燃える、ぱちぱちという音も。

タピオカ > 焚き火にくべた鍋の中身が空になると、昼間のうちにもぎとっておいた野生の林檎を取り出す。
ヘタの周囲をナイフで切り取って、バターとシナモンを入れた。
切り取った部分を元に戻し、不燃布で包んで弱い火で焼く。

しばらくして林檎を火から降ろし、不燃布を解けば焼き林檎の出来上がりだ。
ナイフで切り分ければ、シナモンの匂いがふんわりと広がる。

ほどよく焼けた林檎の果肉とバターが織りなす味を堪能しながら、野営に寛ぐ夜は更けていく――。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からタピオカさんが去りました。