2021/10/20 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にカルムさんが現れました。
カルム > 「ぁーぁ……。ねむ。」

依頼を受けて。メグメールの自然地帯にいる俺は、キャンプをしている。
適度な広さの場所に即席の竈などを作り上げて、テントを立てて、寝袋を用意していた。
この時期は底冷えが酷くなってくるので、毛布などもしっかりと準備し、寝袋の下に敷いておく。
夜の、今の時間まで、キャンプの設営に時間が掛かった理由、それは。

メインウエポンが斧だったので、木を切って軽いバリゲードを作って居たのだった。
それは、他の仲間の依頼でもあったからで、安全に休みたい、と言う事も言われたので、作る事になった。
仲間はみんな他の場所で寝ている、バリゲートを作り、安全になったスペースで。
他の仲間は、とても心地よく寝ているのだろう、カルム自身は一人での野営。
バリゲードなどを作っているし、魔法使いの防御魔法などもあるので、休んでも良いのだろうけれど。
念には念をと言う事で、夜営を任されている、時間が来れば交代する、と言われているが其れもどうだろう。

「良いように、使われてるよなぁ……?」

誰もいない夜の森の中、男のボヤキが広がり、消えていく。
ぱちぱち、と、赤々とした焚火が燃えて、その火が消えない様に、新しい薪代わりの小枝を放り込む。

カルム > 「……羨ましいもんだなぁ……。」

俺は、軽くバリゲードの中の方を見る、今回は、普段からの仲間はなく、緊急で、と言う事で、自分がギルドの依頼を受けて入ったパーティ。
他の面子の殆どは、最初からこのパーティに居たのだろうか、其れなりに息があっていた。
有名なパーティらしいが、まあ、俺は知らなかったし、どうでもよかった。
ギルドに指名されたから、此処にいるのだと。
と、言って、この扱いはどうかと思うものである。

もしかしたら、だが、バリゲードで安全だから、と言う事でしけ込んでないだろうな、とか思う。
何をしてるのかどうかに関しては、気にしてもしょうがない、とため息一つ。
すこし腹が減っても来たので、保存食を取り出して、貪ることにする。
酒の一つでもあればいいのにな、と俺は思う物の、仕事中なので自重するが、やってられない。

「話し相手でもいれば、もっとくさくさしなくても済むんだが。」

焚火にぼやき、お湯を作り上げて、保存食を溶かしたスープを作る。
肉を切って居れて、気合でも入れるか、と。