2021/09/06 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 森」にシロナさんが現れました。
シロナ > 学校の授業、冒険者体験の時間、今回は、メグメールの森の中にやって来ていた。
 今日の依頼としては、薬草採取の依頼だった。監督の冒険者に連れてこられてやってきた場所。
 必要な薬草採取する、という物なのだが、それだけではないと教えてくれた。
 此処は危険地帯でもあるので、魔獣や、ゴブリンなどの妖魔、腹をすかせた野獣、夜盗なども、いるとの事だった。
 実力のある冒険者なら、一人でも作業は出来るだろうけれど、学生にはまず無理な事。
 なので、採取する人、周囲を警戒する人、キャンプを張る人、等副数人でチームを作り分かれて活動している。
 そして、監督の冒険者が、其の様子を確認する、という物だった。

「ま、こう言う風になるよね。」

 今回のチームの中で、一番戦闘能力と。周囲警戒が出来るのが、シロナ、ドラゴンだからと言うのもある。
 なので、今回は、薬草を採取する間の警戒の役割を分担としてさせられている。
 それ自体に否はないので、少女はぷらり、ぷらり、と持ち場をハルバート片手に歩く。
 周囲には、どう猛な獣の気配も、魔獣の気配も、無い。
 時折、監督の冒険者が、様子を見に来るくらいか。

 体験と実習の場所なので、安全な場所のはずだが、予想外の事もあるのでとの事だ。
 少女は、きゃいきゃい言いながら薬草を採取している学友たちから少し離れた場所で警戒し、周囲を見回していた。
 キャンプの班の作るご飯の良い匂いが漂ってきているので、じゅる、と思わず涎を垂らしてしまう。

シロナ > 周囲を警戒する、良い匂いがするのだけども今は其処から、意識を離すことにして、五感を澄ますことにした。
 周囲の警戒をする為に意識を割くことにして、少しずつ目を凝らす事にしていた。
 日が下りてくるので、夕方の闇が濃くなっていくのだ、こういう時が一番危険なのだ、と冒険者は言っていた。
 シロナの目は、竜の目だから、闇などを問題なく見通すことが出来る、人の五感よりも鋭いのだ。

「―――――。」

 何かが、来るような様子はない、魔獣の匂いも気配もないし、猛獣の気配も、匂いもない。
 周囲にいる同級生の気配と、此方を監視している冒険者と、恐らく緊急時の為に待機しているのだろう先生と冒険者。
 それらの気配が感じられている。
 今の所、強大な、脅威に(学友たちにとって、だ)感じられるような存在はなさそうだ。
 と、言って、此処で気を抜くとよくない事が起こるのだろう。
 今日の授業に関しては、キャンプを含んだ、野営も又する必要があるのだ。

「夜の番は、どういう順番だっけ?」

 そういえば、その話、したっけか。
 少女はくりん、と首を傾いでみる、顎に指をあてて思い出そうとするも思い出せない。
 食事の時間に成ったら、一寸班のみんなに確認してみようかな、と考え。
 もう一度、森の中を見回してみる。