2021/06/27 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 廃れた決闘場 嘗てのコロシアム」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
■メイラ・ダンタリオ > 王都近くの決闘場
昼も夜も、其処は一定数に屯う者らでにぎわっている
王都の内側があの街ならば ここは外側の王都とでもいうべきだろうか
危険度は多少上がったとしても、此処は周りが囲まれたコロシアムであり
其処にいるのは街中や一つの場所にいることを嫌ういろいろな身分のアウトロー
時には互いだけで決めた決闘と、周りの生き証人という場所で使われる舞台
時にはそこらの魔物を誘い出し、グループに参加する試験の場所に使われたり
そう、いろいろだ
満月と梅雨の湿り雲がない夜
コロシアムの舞台際や観客席には松明で明かりが付けられている
点々とした明かりの中で、武舞台では面子や意地だけで突っ張った互いが
武器を脱いだベアナックル一つだけで拳を打ち合わせ、頬を殴り合っている。
出来レース染みたアケローンよりも漢や血潮という言葉が生きている場所
暴れ者や狂人と言われているようなメイラのような者もまた
甘ったるい安酒の入ったボトルを片手に煽りながら、胸元には大刀を抱くようにしてその舞台を眺める
「賭けに女に意地 見世物よりもよほど見ごたえがありますわね。」
アウトローの中に溶け込みながら、甘ったるいそれがギザ歯の向こうへと流れ込んでいく
舞台を眺めながら飲むにしてはちょうどいい酒である。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 廃れた決闘場 嘗てのコロシアム」からメイラ・ダンタリオさんが去りました。