2021/06/18 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 遺構塔」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
■メイラ・ダンタリオ > 遺構塔
機械仕掛けの何かを愛用していた者が使っていた塔と言われ
其処はある意味では無名遺跡と同じ魅力があるかもしれない
しかし今では遺跡よりも廃墟と呼べる遺構の様を見せている
活動を続ける遺跡と比べ、此処は廃れた場所
魔導機械が動いていることもなく、部品やがらくたが散らばり、その塔だけが依然として存在感を示す
「立派な塔ですわね。
崩れかけには程遠いですわ。」
メイラはその日、この塔へと赴いていた。
無名遺跡に比べれば難易度は低く見られているものの
冒険者が屍肉漁りをするように魔導機械の部品や何か有用なものを回収する
時にはこの塔に住まう誰かや魔物を駆逐し、戦利品をいただく。
しかし内部はといえば
魔導機械を操るために、魔力を持つ者を定期的に回収しようとする粘液で眠りと活動を繰り返す触手
古びて動けなくなった魔導機械の成れの果ては錆びついて転がっている
時折白骨の骨も見かけられるだろう 塔内部へと一階層から入り込めば、差し込む日明かりで内部構造は大分明るく見えた。
「今は誰が住まうのでしょうね……楽しみですこと。」
肩に鉄塊と歯車の戦槌を担ぎ、内部の者で遊ぶ傍ら
塔の定期清掃を買って出た者としては何か異変でも起こってほしいものだった。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 遺構塔」からメイラ・ダンタリオさんが去りました。