2021/06/15 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 身鏡の洞窟」にスピサさんが現れました。
スピサ > 自然地帯 昼間 ミカガミの洞窟
内部に入り込むと、其処は人の手で広げられた痕跡が幾つもある場所となっている
元々は自然窟か亀裂から生まれた崖の洞窟
そこは高低差によってとれる石が異なる地層壁がある場所でもあった

古質粘土 生物化石 寝質溶岩
鉱石や石などが採れる此処は、スピサのような鍛冶師からしても魅力的な場所の一つだった
しかし優秀な石は取れていけば奥行きは広がっていく
それは採れる機会が少なくなっていくということだった

又、広げられてしまった奥行きは外から住み着いた何者かもいるかもしれない
ただの地層壁の洞窟に住まう虫や土蛇、土竜蜘蛛 蝙蝠など
それら以外が住み着いていく

手元にある燃える石と、内側を鏡磨きにさせた懐中灯は前方をはっきりと照らし出す
手製の前方灯のおかげもあり、探索用に武具を備えた姿でやってきたスピサは単眼を覆う革の眼帯
それを身に着けたままで、警戒もすれど心が少し躍っている
闘う者が武具に 学ぶ者が本に囲まれるように、スピサもまた欲するものが広がる場所は気持ちが入る。

欲しいものは砥石に使うことのできる硬度 そして石として形作る際の粒が荒いものから細かいものまで
石の色表面の滑らかさ、指で触れたざらつきで鑑定していきながらも
欲しいものがあれば小さなシャベルや割石ピッケルを用いるだろうか

「もう、この石もあまりとれないな……人工製はちょっと高いし」

やや奥まで行ったところで、コンコン カンカン と音が場所を変えて響くことだろう。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 身鏡の洞窟」からスピサさんが去りました。