2021/04/24 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にアランさんが現れました。
アラン > ここは街道を少し離れた森の中。
街道からの距離はそこそこあって、木々も下生えも生い茂り、なかなか踏み入ってゆくには苦労する。
そんな場所から、どこか調子はずれな鼻歌が聞こえてくるのは、なんとちょっとおマヌケだった。

丸盾を背負ってしゃがみこんだ少年が、何やら熱心に採取している。

解熱薬の材料として知られる薬草やら。
鎮痛薬の減量になる薬草やら。
はたまた腹下しによい薬草やら。

少年が鼻歌交じりに採取しているのはそういう類のものだった。
ギルドで受けた採取依頼。
そして、眼について知識のある薬草を合わせて採取し、少しでも売って小遣い稼ぎになればいいな、というつもり。

調子はずれな鼻歌は、野生のけものが自分を避けてくれればいい、くらいの気持ちもあるけど、単に天気のいいなか、のんびり採取してご機嫌というのが大きかった。

そんな具合で、少年の薬草採取はなかなか捗っている様子…。

アラン > どうやら少年は、クエストの対象である薬草は十分に摘み終えたよう。
額の汗を拭ってから、満足そうに一人頷いて。
そして、用意してきた籠を見ると…まだまだ余裕はたっぷりとある。

よし、とここでもう一発気合を入れて。

少年は調子はずれな鼻歌はそのままに、籠を手にして森の奥へと踏み入っていった。

小鳥の囀る歌声に、のどかで呑気な鼻歌が混じったなんともおマヌケなその響きは、森からしばらく聞こえていた…。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からアランさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にアークさんが現れました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からアークさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にアークさんが現れました。
アーク > 自然地帯の森の中を切り裂く様に流れる川べり、
やや湿った空気のその場所でいそいそ、ぷちぷちとしゃがみ、時に這いつくばりながら薬草積み。
中にはきれいな花や、蜜をたっぷりと含んだ花を採取。

そんな蜜をたっぷり含んだ花はおやつがわりに花の根元をぷちっとむいてちゅぅぅぅっと蜜を吸う。
僅かな量の蜜だが口の中は優しい甘さに包まれちょっと回復した気持ち。

アーク > まぁそれはそれとして採取も順調。
運動で熱を持った体、額に浮かぶ汗の粒を首にかけたタオルで拭い、一息。
肩に食い込む肩紐が何とも言えない充足感。

一休みしつつ魚釣りでもしようかと、川べりに向かい、川の流れで運ばれてきた石の上を軽い足取りで進み、背負った籠を日陰に置いてから岩の上に腰かけ、何処からともなく取り出した釣竿を準備。
靴を脱いで裸足になると川の中に足を突っ込み、釣りを始める。
サラサラと流れる川の音、風で擦れ合う葉がたてるささやかな音。

平和なひと時を満喫。

アーク > ぽけーっとしながら、川面に浮かぶ浮の動きと、風でゆらゆら揺れる森を眺めつつゆったりと一息。
足を包む水のお陰で上がっていた体温はゆっくりと下がっていき満足。
何だか釣り竿よりもぷにぷにの足の裏を魚につんつんされている気もするが、それは今は気にしないことにして。
それでも時々くすぐったく、小さく笑いながら足をゆらゆら。
本気で魚を求めるだけなら川に魔法を放り込んだりすればいいのだが、それはそれで味気がないと釣りという行為を楽しむ。

浮から伝わる水の流れが生む僅かな振動も今は楽しい。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からアークさんが去りました。