2021/04/19 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」に ウォルスターさんが現れました。
■ ウォルスター > 【■■■■■■■■■■■―――!!!!】
獣、否―――捕食者の咆哮が森の中に響く。
その体躯は小さな小屋にも匹敵するような真っ黒い3m以上にもなろうかという巨躯の狼。
黒い毛並みすらも異様で、体毛そのものが魔力で構成されており。
視界に小動物が映れば、瞬時に背中側から一本の黒い触手が構成され胴体を抉り貫いた。
そして、大きく生臭い牙の生え揃った口を広げれば骨をあっさりと噛み砕く租借音を森の中に響かせていく。
久方ぶりに悪魔本来としての姿を開放し、山野を幾つか駆け抜けてきたが。
その普段は姿は王国に仕える老執事。
【たまには身体を動かすのも悪くは無い……どれ、次はメスでも食らってみるか。】
人外の肉体に人間の思考。
グルルゥと低い唸り声を響かせながら自然地帯に居るであろう冒険者の姿を探して山林を駆け抜けていく。
ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!と、あまりにも重く響く足音は近くに寄らずともその存在の大きさを確かなに感じさせるであろう。
牙を剥き出しに笑いながら、はやくメスを食らいたいという風に。
久方ぶりの獣の欲望を剥き出しにするようにして、自らの下肢を膨らませていた。
まるで馬のような大きさの亀頭球のある巨大な異形の肉の怒張。
ポタポタと先端部からはオスの先走り汁を行為への期待感に地面を穢すように垂れさせており。
完全にメスを孕ませ、己の所有物にせんとするようなケダモノの欲望をそのままカタチにしたような異物。
首を左右に動かし、クンクンと鼻を鳴らしながら手頃な獲物を求めて街道側へと駆け抜けていった―――。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」から ウォルスターさんが去りました。