2021/04/04 のログ
エレオノール > 全部本当のことを、ありのまま喋っているだけなのにも関わらず、向こうはかえって混乱している。その様子を見るとますますイタズラ心は満たされて、表情がほころんでしまう。

「あら、退治するつもりはない、ですの?それならよかったですわ。脅かさずに済みますし……月明かりと心地よい風の他には何もないところですが、よろしければ、少しゆっくりしていってくださいな」

ふあ、とあくびをして無害さをアピールをしてから、彼を見つめてぽんぽんと倒木を叩いて見せる。隣に座れといわんばかりに。

ブレイド > こちらの混乱とは真逆。
女はと言えば、あくびなどもする有様で…
それこそ我が家でくつろいでいるようにしか見えない。
本当に、この女が狼…なのか?しかし、驚かす…といっているあたり
狩人や冒険者を傷つけようとしていたわけではなく本当に脅かして追っ払っただけ…ということなのだろうか?
まだ思考が追いつかない。だが、相手に敵意がない以上、こちらから襲いかかるのも気が引ける。
何しろ、相手は女だ。手荒な真似はしたくない。

「ゆっくりって…あ、え…んぅ…お、おう」

しばらく考えたが、このまま引き返しても村人になんと言っていいものか。
とりあえず話をしておく必要がありそうだ。
彼女に害意がなく森の奥に入らなければいいのであればそう説明すればいい。
少し言葉をつまらせながら、彼女の隣へと腰を掛けた。

エレオノール > 「こんなに月が綺麗な夜ですもの。可愛らしいお客様とは殺し合うよりも、語らいたいものですわ」

勧めたとおりに彼が隣に座ってくれたことに、にっこりと笑顔で応える。こうして近づいてみると、自分に少し近いような匂いがして、ミレーか何かだろうと察しがついた。とはいえ、だからどうするというわけでもなく。

「わたくしは……ふふ、エレオノールと申しますの。あなたのお名前もうかがってよろしくて?」

王都で『貴族のマダム』として通っている名前を教えるのは後で障りがあるのでは、と一瞬思ったが、そのまま名乗ってしまう。
隠し事はよくないことだ。向こうにも名乗らせようというならなおのこと。

ブレイド > 森の中で裸の女…だというのにどこか気品があって
近づいてみれば良い香りすらしそうなほどで。
狼などとはとても思えない、野性味などは全く感じない。
まるで良家の出、いや、王都の王族貴族よりもいくらか物腰が柔らかく思えた。

「あ、えっと、月…?」

考えることが多くて相手の言葉は半分といった感じの有様。
だが、彼女の言葉に空を見上げれば、木々の間に月が見えた。
彼女の言うように美しい月だった。

「ん、あ?えっと、オレは、ブレイド…」

まさか名乗られるとは思わなかった。
やはり誂われているのかとすら思えてしまう。
だが、名を問われれば素直に答える。この女の言うことは荒唐無稽だが、嘘をついているようには見えなかったから。

エレオノール > 「ぶれいど?」

と、彼の名前をおうむ返しにする。その響きは目の前の彼に似つかわしくないように感じられて、通り名のようなものだろうか、と思った。
しかし、それがダメというわけではない。むしろ気に入ってしまって、

「そうですの……うふふ、ブレイドさん、とってもかわいらしい、いいお名前ですわ♪」

ゆっくりと彼にもたれかかって、甘えるようにほおずりした。貴族の夫人の顔がひっこみ、狼の……というより、犬のように人懐っこくスキンシップをはかる。

ブレイド > 名乗ってみたが、何やらキョトンとした様子。
たしかに自分の名前は自身の小柄さからすればやや厳つくも思われるかも知れない。
名前としても少し珍しくもあるか、偽名とでも思われただろうか。

「い、一応ホントの名前だからな。ブレイド・エッジ。
似合ってねぇとか言うなよ?気にしてんだから…」

聞かれてはいないが、まるで取り繕うように。
なんだか、やりづらいというか、少しふわふわとした感じというか…
年上…であろう穏やかな女性と話すと妙に気が削がれるというか…

「…ぇ、かわ…あー、お、おう…ありがと、な…えーと、エレオノール……」

呼び捨てていいものか。そういうあたりもさじ加減がよくわからない。
年長者との会話に慣れてないというか、距離感がつかめないでいる。
すると、彼女の方から距離感をぶち壊してきた。隣の女性がもたれかかってきたのだ。それどころか、頬ずりまでするように。

「うわっ…え、あー…いたくねぇか?」

そのままにさせつつ、照れくさげに頬を掻く。
裸の女が身をあずけるには、外套は少しゴワゴワしているかも知れないと考えて。

エレオノール > 「あら、そうなんですの……うふふ、ますます可愛らしいですわ、ブレイドさん……♪」

名前がどうこうというより、あわてて取り繕うところが特に可愛らしい。が、そこまで口に出して言ってしまうほど野暮でもない。
こちらの名前を呼び捨てにするところなんかも、背伸びをしているようでますますかわいくて、すっかり彼のことを気に入ってしまった。

「うふふ、お気遣いなく……いえ、そうですわね……ブレイドさん、お脱ぎになってはいかがしら。そう寒い夜でもありませんもの、裸だって平気なくらいですわ」

何かを思い付いたようにくすっと笑うと、彼の外套に手を掛けて、勝手に脱がせようとし始める。

ブレイド > 「むぅ…ん、おう…」

同年代や、少し年上程度であれば、かわいいと言われても反発は出来るのだが
明らかに年上、大人の女性であるエレオノールに言われると、どうも反抗しづらい。
狼というものの物腰が柔らかな彼女のペースにすっかり乗せられてしまっていた。
村人にはなんといったらいいものか。
無害そうではあるが…

「んぇ?ん、ああ…そうだな。つか、裸…」

そういえば隣の女性は裸だった。
相手が狼であるならば、外套を脱がされても問題はないのだが…
今まで異常な状態だったから、混乱していたが
腰を下ろして落ち着いてしまえば、裸の女性が隣りに座っているのだから。
外套を下ろす手を止めるには間に合わず、さらされた素顔は真っ赤に染まっていた。

エレオノール > 「何も恥ずかしいことなんてありませんわ。ここにはわたくしとあなたしかいませんし、わたくしはあなたを嘲笑ったりしませんもの。違いまして?」

彼の姿がよくわかり、匂いも嗅ぎやすくなると、改めて身体を寄せ、ほおずりをする。

「私もちっとも恥ずかしがっていないでしょう?それとも、恥じらいのある女の方がお好きかしら……」

くすくす笑いながら、彼の腕を抱こうと両腕を絡めていく。そうなると当然大きな乳房は当たってしまうことになるのだけど、特に気にすることはない。

ブレイド > 「たしかにそうだけどよぉ…」

森からは冒険者や狩人、里の人間はでていっているし、入っては来ない。
狼騒ぎのおかげで。
この頬ずりをしている女性のせいで。まだ信じがたくはあるが。

「いや、そういうわけじゃねーんだけど!えっと、オレのほうが、なんつーか…」

頬ずりをされているだけでもすでに限界ではあった。
だが、腕を抱かれて胸が当たれば流石に隠すことも出来ない。
そもそも、隠そうとしていた手は彼女に引き寄せられてしまったのだから。
ズボンの下ではすでに立ち上がったそれが布地をおしあげていた。

エレオノール > 「……まぁっ、あらあら……」

その膨らみを見つけると、ちょっと大袈裟に驚いて見せる。まるで『そんなつもりじゃなかったのに』とでも言わんばかりに。
そしてたたみかけるように、

「すみません、わたくしが馴れ馴れしく甘えてしまうから……ブレイドさん、責任を取らせてくださいまし……どうか、私の身体でその情欲を……」

すがり付くようにして言いながら、まるで申し訳ないと思っていなさそうな手付きで彼の身体を撫で回し始めた。

ブレイド > 「ぇぃっ!?や、えっと、これは、オレが悪いから、アンタは気にしなくても…」

大げさにあがる声。
だが悲鳴やそういう類ではなく、驚きながらも微笑ましいものをみたと言った様子のもので
余計に恥ずかしい。
みられてしまえば吐く息まで熱く感じられてしまうほどに、熱が上がってきていた。

「いや、その、オレが節操なくこんななっちまっただけだから…
エレオノールはえーと…んっ、うぅっ!!」

いいわけも満足にできない。
いや、彼女の手が這うと、くすぐったくて気持ちよくて
おもわず、言葉が途切れてしまった。

エレオノール > 「いいえ、私のせいです!このようなシチュエーション、オス……じゃなかった、殿方は耐えられなくて当然ですのに、気が回らなくて……」

必死に取り繕おうとする彼の言葉に被せるように畳み掛けていく。その間にも彼の身体を撫でる手は止まらなくて、もはや躊躇なく股間の膨らみを細い手指でなぞっていて、

「どうか、お慈悲を……今のわたくしは、ブレイドさんの猛る情熱をぶつけてほしくてたまらないのです……」

ひしっとしがみつき、目を潤ませながら見つめる。もちろん胸を押し当てるのも忘れていない。

ブレイド > 「まっ、まって…ひっ!?ぃっ!」

彼女の手は止まらない。
それどころか、むしろ大胆になっていっているようにすら思える。
彼女の繊細な白い指先が股間に触れれば、体が大きく跳ねて息が漏れる。
これ以上続けられると良くない。
少しでも触れられたら、精を吐き出してしまいそうだ。

「えぅ、え、あ…そ、そう…なの、か?」

やっとのことで返事を返す。しがみつく女性の、大きすぎるとも言える胸の圧力を感じつつ
彼女がそうしなければ気がすまないのであれば…ともおもえてしまって
コクリとつばを飲み込んで。

エレオノール > 彼は少しその気になっているように見えたが、どちらかというと混乱しているだけかもしれない。それなら向こうの欲を煽ったり、それらしいムードを作って見せるよりは、混乱させたままとにかくペースに乗せた方が手っ取り早い。

「はぁ、はぁ……もう、我慢できませんっ……」

するり、と彼の服の下を脱がせてしまうと、彼の膝の上にまたがるようにして、反り立った肉棒を秘所に飲み込んでしまおうとする。まだいくらか濡れている程度だが、構いはしない。

ブレイド > 混乱している。当然だ。
狼の縄張りを調査しに来たら裸の女性がいて、それが狼の正体で
害を及ぼすようなものではなかったのはいいものの、人の女性の体で…
体を擦り寄せられて、柔らかくて、いい匂いで…体は反応してしまってそして、脱がされている。

目まぐるしい状況の変化。
狼の馬鹿されていると言われたほうがいくらか納得できるような状況、だが…

「あっ、エレオっ…」

名前を呼び、手を止めようとするもあっという間に脱がされて…
気がついたらつながっていた。

「うぅあぁっ!?」

彼女の中で肉棒が跳ね上がる。驚いたような、歓喜しているような…
突然襲った快感に声を抑えられない。

エレオノール > 「ふぁっ、あ、ぁぁあっ……!」

驚いたように、喜ぶように跳ねる肉棒を、捕らえて離すまいと絡み付く秘所。既に子を何度も産んでいるにも関わらず、処女のそれのようにキツく締め付ける。

「あぁ、凄いっ……はぁ、はぁ、熱くて、溶けてしまいそう……あ、っ、んん、腰が、勝手に……」

若いオスの肉棒を磨き上げるように腰を動かし、「大きい」という言葉で足りない乳房を彼の目の前で弾ませる。
真っ白な肌はどこも赤く染まりつつあり、激しい興奮を疑う余地はどこにもない。

ブレイド > 「あ、いっ…まてっ…!!そんなっ…ぐ、ぅっ!?」

きつく絡みつく膣肉、彼女が膝の上にまたがっているせいで視界は弾む乳房しか見えない。
それどころか、そこに顔すら埋まりそうな勢いで。
そこから香るミルクのような匂い。そして、きつく締め付けながらも体を躍らせるエレオノール。
突然すぎる快感に我慢など出来るわけがない。
不意を打たれ、小さく呻くと彼女の中に射精してしまう。

「ぐぅあ…わ、わりぃ!その…きゅうで、我慢、出来なくて…」

射精して、ようやく自体を把握できたかのようにエレオノールに謝罪する。
だが、射精してもなお、昂ぶったままの肉棒は、彼女をに飲み込まれたまま脈打っていて。

エレオノール > 「ふぁっ、ぁ、ぁ……」

膣内でビクビクと脈を打つ感触に、呆然と……というより、恍惚とした表情を浮かべる。若い子種が身体の中に注がれる満足感に、つい頬が緩んでしまい、

「いえ、とても、とても嬉しいです……ブレイドさん……差し出がましいお願いだとは思いますけれど……もっと、あなたの子種をくださいますか?わたくし、あなたのお子を産みたい……あなたに孕まされたいのです……」

さっきよりも潤んだ、今にも涙がこぼれそうな切実なまなざしで求愛する。そして驚くべきことに、スラスラ出てきたこの言葉には一切嘘が含まれていなかった。

ブレイド > 「はぁっ…あっ…ナカに、こんな…」

彼女から情交に及んだにしても、エレオノールもこちらがこんなに早く精を吐き出してしまうとは思うまい。
腰を引く前に、彼女の膣内…子宮に精液を注ぎ込んでしまった。
罪悪感にミレーの耳を寝かせてしまいそうになるが、むけられたのは微笑み。

それどころか、もっとほしいという要求だった。
孕まされたいという催促。

「え、え?でも、いいのかよ?オレがアンタを孕ませる…なんて…」

言葉できくと、驚きに再び目を丸くしてしまっていた。
だが、女を孕ませるという雄の本分をはたさせてもらえると
体の方は心よりも先に反応しているようで、肉棒は彼女の中で跳ね上がって。

エレオノール > 「お願いいたします、もっと、もっとください……そうでなければわたくし……はぁ、はぁ……」

身体を軽くのけぞらせながら、また腰を動かし始める。身体を見せつけるように、乳房を弾ませるように。

「こんなはしたないところを見られて……恥ずかしいのに、欲しくて欲しくて、止められなくなってしまいますの……」

今さら恥ずかしがることなどあるのかという状態だが。今度の動きは射精を促すというよりも、じれったい快感を与え、煽るようなもの。

ブレイド > 「わ、わかったよっ!くぅっ…う…イッた、ばっかだからっ…!!」

返事を返すも自分の上で腰を動かす女性から与えられる刺激は
精を吐き出したばかりの肉棒にはあまりにもつよすぎる。
腰が抜けてしまいそうになりながら、彼女の言うことを聞く用に、その体を抱きしめる。
体は、エレオノールのほうがやや大きい。
抱きしめてしまえば弾む乳房に顔を埋めるようになって。

「いくらでも、やるからっ…!えっと…その、よ、よろしく…」

今から孕ませるという女だ。
同年代や、少し年上、被虐趣味を持つ相手ならばいつもどおりに出来ただろうが
エレオノールのような相手にはぎこちない。
やはり、照れが見え隠れする。
友人の年の離れた姉や美しい母親に接するような…そんな感覚。

エレオノール > 「はぁ、はぁ、ぁ……」

孕ませてやるという言質を取る……もとい、愛の言葉を聞いて、ようやく腰の動きや求愛がおさまる。今のところは。
胸に甘えるようにして抱きついてくる彼を、乳房で包み込むように優しく抱き返して、

「……はい♪きっと元気な子を産んでみせますわ、うふふ♪」

機嫌よく微笑んだ表情の、しかしその目は、してやったりと言わんばかりに細められていた。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からエレオノールさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からブレイドさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にカルヴァさんが現れました。
カルヴァ > 自然地帯……小さな林――とも呼べない木々のあつまるところを抜けると、湖が有る
人の来るはずもない、小さな――しかし美しい湖だ。
満月の月光が湖と――その小さな湖のほとりの、小さな墓碑を照らす。
墓碑と言っても簡素な、土を野犬や獣に掘り起こされないであろうほどに深く掘った土の後に白樺の木で出来た十字架があるだけの物。そこには刻むべき名前すらない。

その、作り主は、毎日のようにここでその墓碑達に両手を組み、祈っている。
安らかな眠りを――静かな安寧を――苦しみや痛みのない静寂な時を
塵は塵、灰は灰。精霊と幽魂のある世界でも、教義はそうあった。特に邪悪な吸血鬼、魔族の死は、塵芥に帰るだけと。そう―――教わった。

でも

それでも、白い軍服を着た少年は、満月の照らす中墓碑に祈りを捧げる。神に―――ではなく、自らが仕留めた吸血鬼達の墓碑に、静かな眠りを祈る

「ごめんなさい――今はまだ、そちらへは行けないけれど。そっちへ行ったときは……君たちから罰を受けるから」

懺悔をする。謝る
しずかに、ただ頭を垂れて、彼らの静かな眠りを、祈る

カルヴァ > 祈りを静かに捧げた後は、ゆっくりと立ち上がる。
そのまま静かにその墓碑に背を向けて湖を後にして―――

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からカルヴァさんが去りました。