2021/02/23 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にブレイドさんが現れました。
ブレイド > 夕暮れも近いころ、川辺の根本…近くに滝の音すらも聞こえるような岩場。
そこにあいた大きな洞窟。その前に流れる川、血に塗れた服や体を洗い流す冒険者の姿。
その洞窟はもともとは魔物の巣であったのだが、それらは今はもういない。
正直想定以上の数がいたため、だいぶ時間がかかってしまった。
返り血も浴び放題、自分も無傷とはいかなかった。
洗い流す体のそこかしこには打ち身の痣が残ってる。
骨は折れていないし刺突や切り傷がないだけましだ。
とりあえずは、体や武器についた血を洗い流さなければ、臭くてやってられない。

「今日はここに泊まりかね…」

空を見上げればオレンジ色に見える。
服が乾くまで待っていたら夜になってしまうだろう。
すでに炊いてある焚き火のそば、木の枝に服を引っ掛けて、ため息をつく。

ブレイド > 街に帰ったら温泉に行こう。
流石に髪とかは水だけではなんとなしに不快感が残ってしまう。
石鹸くらいなら持ち歩けるが髪用のものとなると少しかさばる。
まぁ、どうせ男だしそれはいいのだが。

「さびぃ…」

このあたりには温泉があるわけでもないので
川で体を洗うしかなかったわけなのだが
正直まだ寒い時期だ。
ほっとけば風邪でも引いてしまう。
さっさと体を拭いて火にあたろうか…洞窟の入り口であれば奥の連中の死骸の臭いもしないだろう。