2021/01/06 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にミネルヴァさんが現れました。
■ミネルヴァ > その一帯は、昼間だと言うのに薄暗く、薄っすらと霧が漂っていた。
人によっては、その風景を異界めいている、と形容するかも知れない。
実際、この辺りはまっとうな常識を持って生きている者は近寄らないエリアだ。
こんな場所に近寄るのは、迷宮のように入り組んだ森の道を歩く女のような、
冒険者が主だろう。
あるいは、近寄って来た者を餌食とする人間か、それ以外の何かか……
冒険者のギルドで依頼を引き受けていなければ、足を運びたくない場所だった。
木々の枝はねじれているし、泉の水もどころか粘ついている。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からミネルヴァさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 古代の遺構」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
■メイラ・ダンタリオ > 古代遺構
―――“巨大地下トンネル 嘗ての保管庫??”―――
洞窟などとは違うすべてが人工的に作られたとわかる、綺麗な曲線を描くトンネル型のライン
下にはトロッコを引いていたと思われる何かしらでもあればわかりやすかったのに、逆に何もかもが撤去されている辺りが不気味だった
遺跡マニアや廃墟マニアが喜びそうな場所でありながら、無機質な灰色に固められた疑似混合土の壁が広がるそこは火明かりがなければただの巨大な路
人は言う 巨人の住処 巨大な何かを作り上げた場所 神の祭壇 なにより、その奥には何が眠っているのかと
「オラオラオラオラぁっ!ですわぁっ!」
性と凌辱に塗れた魔都から少し離れただけで、生死に塗れた緊張感の場所に代わる魔窟
適当に持ち出してきた大盾は思いのほか手に馴染み、トンネル内を住処にしていたであろう未だグループにしかなっていない魔物を滅する
攻撃を防ぐことが最大の役割である大盾で、端を掴んでの大盾振りによる“シールドスウィング”
振り下ろしによる“シールドスタンプ”、そして叩きつけという弾き飛ばしの“シールドバッシュ”
昔は役に立ちはしないと言われていた大盾という属も、今ではややマイナーな程度か小話がある程度には表に立つ種類
力業を有するメイラは、攻撃を受けとめ、そらし、叩きつけ、振るいあげる
そこらの壁に、叩きつけることでぶつけることができればよりダメージは有効を増すというもの
さらに言えば、挑発という行為は貴族令嬢としては意外な有能さを見せた
「ه ، لا أحد يستطيع تحمل تكلفة امرأة تحمل درعًا فقط! ؟؟ لهذا السبب الفطريات التي تعيش في النفق تفقد الجنس!(あーら、盾を構えているだけの女に誰も手が出せませんわねぇっ!? そんなだからトンネルに住まう菌類如きは筍属に負けるのですわぁっ!)」
相手にカタコトだろうが何だろうが、言葉を通じさせて挑発
人ですら反応しそうな言葉を使っている。実際に【きのこの砦】より【たけのこの要塞】は王都で販売する菓子で売れている。