2021/01/03 のログ
ブレイド > 暗闇の中に尾を引いて飛ぶ光。
そんなものが目に入れば、思わず追ってしまうだろう。
体はともかく眼は。
練度も知能も低いゴブリンならばなおさら。
反射的に小石の方を向いてしまう。

「……シッ」

素早く駆け出し、ゴブリンの頸部を一撃。
声なく倒れ込む死にたてのそいつの体を受け止めれば、静かに横たえて
中の連中に気取られないようにする。
さて、このまま中に潜り込んでもいいのだが……

規模の小さい洞窟。特に奪われたものや、さらわれた人がいるわけでもない。
こもっている洞窟の規模は小さい。
ならば…爆発の魔法石を荷物から取り出す。

ブレイド > 「こういうもんはできるだけ楽したいもんでな」

悪く思うなよ、と一人呟けば、コマンドワードを唱え石を投げ込み
その場から離れる。
数秒後、こもった爆発音があたりに響く。
洞窟は崩れてはいない。

「じゃ、お邪魔するか」

ゴブリンたちは飛び出しては来ない。
少し警戒しつつ、少し焦げ臭い洞窟に潜り込む。
周囲を警戒しながら進めば、ゴブリンの死体がひとつふたつみっつよっつ…
入り口のものと合わせれば五匹。
報告ではこれで全部。どうやら面倒は少なくて済みそうだ。

ブレイド > 周囲に散乱したものをみれば、どうやらまとまって食事をしようとしていたようだ
なかなか運がいい。
他に潜伏しているやつもいないようだし…

「ふー……」

4つの死体を洞窟の外へと蹴り出す。
こいつらがねぐらにまとまるまで待っていたためすっかり夜だ。
今日はここで寝る頃にしよう。

爆発の魔法石を投げ込んだものの、崩れる様子もないし
一晩くらいであれば問題はあるまい。

ブレイド > 爆発音を聞いて、逃げ出す獣はいれど
近寄ってくるようなやつもいないだろう。
そんな野次馬根性があるのは人間くらいなもんだ。
さっさと野営の準備を開始する。

余計な岩塊なども見当たらず、洞窟のわりには住みやすい。
だからこそ、群れからはぐれた『やつら』がここを選んだのだろう。
数のいないはぐれゴブリンの小さな群れでは、丁度いいねぐらを探すのだって一苦労。
喜び勇んでこの小さな小さな洞窟に飛び込むというものだ。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からブレイドさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にライヨウさんが現れました。
ライヨウ > 森の奥に建てられた小さな小屋、秋までは猟師達の休憩小屋として使用されているが冬になると獲物の減少と共に利用者も居なくなる…
そんな使われなくなった小屋を借りているのは一人の男。

ギルドから受けた季節関係なく活動している魔獣を始末して欲しいという依頼の為に拠点として丁度良いと冬の間だけ小屋を借り上げて滞在している訳だ。

「このままだと夜には天気が荒れそうか?」
森中に仕掛けた罠の見回りを早い内に片づけて置くべきだろうか等と考えながら窓の外から雲を見上げて一人呟く…

ライヨウ > 「降りだす前に出かけるか…」
雪が降りだしては敵わないと森へ罠の確認に出かける事に…

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からライヨウさんが去りました。