2020/12/23 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にミネルヴァさんが現れました。
ミネルヴァ > ランタンを片手に下げ、霧が薄く立ち込めた森の中を歩く。
どこかで身を休めてもいい頃合いだったが、丁度いい場所が見当たらなかった。
いざとなれば樹上ででも休息はとれるが、この辺りの木の枝ときたら、
ねじくれていて腰掛けるのにも一苦労しそうだった。
と、なれば、もう少し歩き続ける他ないだろう。
まあ、どことなく淀んだ独特な空気のせいか、獰猛な獣の類と出くわさないのは、
少しはましと言えた。ただの幸運のせいという可能性も、多分にあるが。

ミネルヴァ > 朝方に、小川に出たおかげで身を清め、キャンプで身を休める事が出来た。
この一帯を冒険しているパーティが幾つか見受けられ、
情報交換と物々交換を行うことができた。
心許なくなってきていた物資を補充することもでき、気力も充実し、
こうして再び、薄く霧が立ち込める森林迷路を歩いている。
元々、人一倍……いや、三倍は頑丈だ。
一両日探検を続けていた程度では、体は何ともない。
しかし、気力は別だ。火を通した食事が出来ただけで、足取りは軽い。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からミネルヴァさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にミネルヴァさんが現れました。
ミネルヴァ > ──薄く霧の立ち込めた、ねじれた木々の作り出す自然の迷宮を行く女。
今回冒険者ギルドで引き受けた依頼は、この辺りでしか採取出来ないという、
稀少な木の実の採取だった。
何か精製に高度な知識を必要とする、高額な薬剤の原料になるという話だが……
その点は門外漢であるため、詳しくはわからない。わかる必要もないのだろう。
あとは、街に戻ってギルドに物品を提出するだけだ。
行きは大した魔物にもそれ以外の危険にも、幸いなことに出くわさなかった。
それを退屈と思う性格でもなく、ありがたい話である。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からミネルヴァさんが去りました。