2020/07/11 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にクリスティンさんが現れました。
クリスティン > 「順調順調、この調子だといいな」

自然地帯にある大きめの川の傍。
そこにある大きめの岩に腰を掛け釣りに勤しむ。
傍に置かれた桶には大小数匹の魚が入り大量と言える成果。

「よっと……一匹追加」

そして今も竿を上げればそこそこの大きさの魚を釣り上げて。
もう一匹釣れればと竿を振るう。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からクリスティンさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯/巨木の樹洞」にアンヤさんが現れました。
アンヤ > 「ハァ……………。」

此処は先程運よく見かけた巨木に出来た樹洞の中である。
広さは……まあ格安の宿の小さな部屋くらい、雨露雷雨をしのぐことが出来るので、贅沢は言うまい。

幸い樹洞は地面より高い位置にあり、座る場所がドロドロのぬまぬまになっていない、その代わり――…多少腐った木の甘い香りがするが……それも我慢。

雨が止むまで、仕方なく、仕方なく、降り注ぐ雨の音と時折輝く雷を肴に酒を頂くとする。

「……風流と言えば、うぅむ………。」

樹洞の壁面に背中をあずけるようにして胡坐をかいて座り、懐からヌルリと陶器で出来た徳利を引きずり出すと、徳利の蓋を口で咥えて、顔を横に振りキュポと音をたたせて蓋を引き抜く、引き抜けば樹洞の腐った木の香りに混じり濃い酒の香りがふわりと広がった。

――…口にだしておいて、アレであるが確かに風流である。

酒の香りに木々の香りが混じる不可思議な香り。
耳に響く音は虫の鳴声とは違う雨露が木々と地面を叩く音。
視界にはくらい闇、時折それを裂くように、あるいは咲くように稲光が輝く。

確かにである。
口元が自然と弛むほど、帯状の眼帯で片方を隠した隻眼を細める程に、良きものであった。