2020/06/23 のログ
エゼル > どれくらい、そのペースで歩いただろうか──
ひとつの茂みを踏み越えた瞬間、周囲が光に包まれたかのような錯覚を覚える。
街道に出て、夜空の光が遮るもの無く直接降り注いできたからだった。
緑の匂いが薄れた新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込み、遠くに見える宿場町の灯りを目指し、
テンポ良く、小走りに歩いて行き───

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からエゼルさんが去りました。