2020/05/03 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からガルルさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にシュエラさんが現れました。
シュエラ > 森林地帯──
見晴らしの良い場所から眺めれば都が見える程度の距離である。
今日ここに赴いたのは、冒険として依頼を受けたからだった。
この辺りに魔物が出現するという噂が近頃持ち上がっており、その真偽を確かめるべし、という内容だ。
あくまで魔物自体か、魔物の痕跡を見つけるのが仕事で、討伐が目的ではないのがミソ。
魔物と戦う技術を持たない訳ではないが、不要な戦いは極力避けるのが女にとっては合理的なのだった。
明るくなってからこの辺りの下草に隠れた土や、気の幹などを注意深く観察してきたが、
めぼしい痕跡は見つかっていない。

「ふぅー…………」

さらさらと清水流れる小川のへりに腰掛け、サンダル履きの素足をそのまま流れに浸し、休憩中。
今日のところは、そろそろ引き上げる準備をした方が良いだろう。
夜の森の中で生物の残した痕跡を探すだなぞ、非合理的な事この上無い。

シュエラ > 都に近いだけあって、この辺りに魔物が出るのは珍しい……と言われている。
そこまで事情に詳しいわけではないが。
一応は魔物の出没エリアである以上、気を抜いては宜しくないのだが──

「静かで、爽やかで……いけないとは分かっていますが、気が緩んでしまいますね」

最近、急に暖かくなった。
清水の流れに浸した足先が冷たくて気持ちいい。項の辺りが涼しくなってくる様だ。
こういった黙々と、一人でこなす仕事は性分に合っているな、としみじみ感じる。
戦術指南役を兼ねる傭兵として戦場に出るのも、嫌いではないのだが……

シュエラ > 「さて──と。そろそろ休憩終わりにしましょう」

清流から足先を引き抜き、パンツの後ろを軽く叩いて埃を落とし、
軽く体をほぐす様にしてから、歩き出す。
日が落ちるまでには、街道へと出られるだろう。
急ぎの仕事では無い……また明日仕切り直すこととし。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からシュエラさんが去りました。