2020/04/20 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 森の中」にアレフさんが現れました。
アレフ > 「あと一体…なんだけどなぁ…」

森の中、少年は剣を下げて歩いていた。
朝露にマントを濡らしながら目覚めて。
乾パンの質素な朝食を済ませて。
少年は再び森の中をスライムを探して歩き出した。
朝から今まで、なんとか二体倒してコアを手に入れたのだけれど。
その後が続かない。
いるにはいるのだ、スライムくんは。
けれど見つかるのは、うじゃっ、と固まった群ればかり。
さすがにそれは返り討ちにされると、少年としても手が出せない。
うぬぬぬ~と悔しそうに、次なるスライムを求めてまた森の中をとぼとぼと…。

アレフ > とぼとぼ、とぼとぼ。
森の中を歩いて回って探して回って。
少年がなんとか残りの一体を仕留めることができたのは、もうすっかりお昼時も回ったあとのこと。

ぺっこぺこのお腹を抱えて少年は、森を出て街へと向かって歩き出す。
ギルドに報告して、報酬をもらって。
そしたら、美味しいご飯を食べるのだ。

そう思えば、少しは腹ペコの足にも元気が戻ってくるというもの。

まれびとの街道を、少年はとことこ、とことこ、王都へと向けて歩き出す…。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 森の中」からアレフさんが去りました。