2020/03/24 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にアルマさんが現れました。
アルマ > 「んっー?」

たまーにある。
偶にあるクエストでもなく、街から町への移動でもなく、ただふらりと採取をしに緑の濃い森に行きたくなる、つまり今現在実行中の是である。

此処はメグメール自然地帯のだいぶ外側にある街道に沿うように広がっている森である、その森の中である。

今夜は珍しくこんな時間に空き時間が出来て、つい衝動に任せて王都の外へと散策に出たのだ。

目的なんてない、しいて言えば薬草の採取。
後で店長に半分売り飛ばして半分ポーションにしてもらうってくらいの有り触れた薬草の採取。

手にはランタン。
背中には魔獣の皮をなめして作り上げた丈夫な冒険者用の鞄、の中古品。

武器は――…硬貨一枚。
ショウカンマホウの準備はよし。

まだ寒さ残る森の中を積もる枯葉を踏みしめながら、奥へ奥へ奥へ、確か記憶によればこの辺りに薬草の群生地があった筈で、なのに見つからないと眉間に皺を寄せながら、口元はまっいいかって言わんばかりの苦笑いを浮かべ、空振りの予感をそれはそれで愉しんでいる表情で。

アルマ > そのまま進むと一応目的地に辿り着いた。
その後は適当な量を適当に摘んで少年はホクホク顔で帰路につくのであった。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からアルマさんが去りました。