2020/03/09 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 森」にイディオさんが現れました。
イディオ > (自然地帯の森の中、泉が沸いているその場所は、周囲に少しばかりの広さがあり、冒険者が休憩するにはちょうど良さそうな場所であった。
森の木々は少し離れたところにあり、見渡しは良く、泉の反対側には獣が水を飲んでいるのが見えるので安全だという事が確認できる。
そして、一番大きな理由としては、他の冒険者も使って居たのだろうことが推測できる焚火や野営の痕が残っている。
基本的に追われている者でなければ、野営の痕は残しておく、他の冒険者が使う事が出来るという合図にもなるからで。)

此処で休んで、戻ることにしようか。

(依頼を受けてマグメールを出て、依頼の品物を手に入れて戻ろうと思ったが、良い時間になっている、森の中は暗くこのまま戻るのは危険だと思われる。
それなら、此処で休息を取ってから戻るのが最上だ、一人での冒険であれば、本当は戻りたいというのがあるが……背に腹は代えられない。
今現状、此処で無理をしても、獣のご飯になるだけでしかない、其れは流石に嫌である。
先ずは自分の盾を地面に固定する、杭打ちの機能を使い地面に杭を打ち込んで壁の代わりにし、その上、盾を隠すようにテントを張っていくのだ。
理由は簡単で、弓矢で要られてもテントの天幕の下の盾が、男を守ってくれる、反対側は泉にしておけば、其れなりに安全になる。
これは、自分の盾が大きいからできる裏技のような物だ、と、てきぱきと成れた動きでテントを設営していく男冒険者)

イディオ > (テントの設営を終えれば、テントの安全な場所に毛布を敷いて、その毛布に巻かれる形で寝袋を置く、冬はこれぐらいしても寒く思えるのだから、冬に冒険するもんじゃないよな、と男は、何時ものようにハイライトさんが旅行に出かけた目で、寝床を見る。
見ても暖かくならないから、次の行動をしないとな、と視線を上げる。
テントの外に出て、焚火の痕に近づいていく、焚火の痕を確認してから、近くの森の方に近寄り、幾つかの薪を拾い集める、この時期は枯れ木が多く燃えやすくて助かる、一緒に落ち葉も拾い集めて、焚火の痕の場所に組んで置いていくのだ。
その上に、水を汲んだ鍋を置いて、火口箱から火をつけることにする。
10分ほどかけて火が着いて、枯れ葉を焼いて少しずつ燃え広がり、薪に燃え移り、焚火が完成する。)

よし、水が温まるまでに、と。

(水を温める様子を眺めて男は、更に薪をいくつか集めておくことにする。火が小さくなったとき様の追加である。
集め終わり、戻ってくる頃には、鍋の水は沸騰しているので、男は固形食糧を鍋にポイポイと入れる、お湯で固形食糧が溶けてどろりとしたスープになるので、その中に干し肉を放り込んでいく。
甘めに作られているスープなので、干し肉の塩気がちょうどよくなるだろう、お玉を取り出してかき混ぜて完成。
乾パンと、干しブドウなどのドライフルーツを取り出して、本日の食事の出来上がりである。
もう少し豪勢な場合は、肉を取って来て、直接ぶっこんで煮込むか。魚を釣って焼いて食べるか、だが。
今宵は、少し古くなった保存食を先に消化したいから、と保存食にしたのだった。)