2020/03/07 のログ
■タマモ > ここはメグメール、自然地帯。
その一角にある、己の張った結界の付近。
そうそう誰かの侵入もないが、あったとしても、迷って戻るだけの場所。
なぜならば、この周囲にも僅かながらに、結界の影響があるからでだ。
歩けど歩けど、気が付けば、森の入り口。
いや、歩くだけではない、地中を潜ろうと、宙を舞おうと、転移を使ってさえも、同じ場所に戻されてしまう。
そんな場所に、その少女は居た。
まぁ、そんな結界でも、放置し続ければ、綻びも出てくるもの。
その調整に、今はやって来ていたのだ。
「ふむ…」
ある程度の補修を終え、のんびりと寛いでいる。
■タマモ > 「さて、後は入り口との繋ぎで終わりじゃな。
さすがに、こんな場所までやって来る者も居るまい。
………多分?」
少女の寛いでいるのは、まさに、その入り口となる場所だ。
周囲から、中へと向かおうとすれば、誰もが今居る場所に引き戻される。
そもそも、この結界内は、自然だけで何がある訳でもない。
大層な理由を持ち、やって来る冒険者もそう居ないだろう。
………大層な理由を持たず、やって来る者は、居るかもしれないか。
それに、己を捕らえようと、躍起になって居る者も、下手をすると来るかもしれない?
どちらにせよ、可能性的には、そう高くないはずだ。
まぁ、だからこそ、ここに結界を張ると決めたのだが。
一休憩も終わりと、気を取り直し、引き戻し地点へと向き直る。
さっさとやる事を終え、戻って温泉にでも浸かろう。
そんな事を、考えながら。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にゴ・イゥンさんが現れました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からゴ・イゥンさんが去りました。
■タマモ > こうして、この自然地帯の結界は、存在し続ける。
中の自然を守るように、己の居場所を守るように。
その場所に、害なす存在を、近付かせない結界として。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からタマモさんが去りました。