2020/02/28 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にロヴィーサさんが現れました。
ロヴィーサ > 「……ふぃぃ、疲れたー。」

欠伸をしながら焚火の傍に腰を下ろす女戦士。
元々は聖騎士というとても堅苦しい肩書の女は、今や自由の象徴たる冒険者。
街の中では単なる酔っ払いお姉さん。

今日はまあ、流石にお酒は入っていないが、仕事終わりのキャンプである。
周囲はもうすっかり暗く、焚火の音だけがぱちぱちと響き。

「流石に何も来なさそうだな。
 あー、朝まで起きてるのが辛そうだなこれ、酒も無いし………」

兜を置いて、んー、っと背伸びをする女性。
ベテラン冒険者のソロキャンプ。

ロヴィーサ > 「鎧はいいな、もう別に。」

よいしょ、っとブレストプレートを外せば、軽い布服だけになって、はー、っと溜息をつく。
もう長い間の付き合いではあるが、やはり重いもんは重いし、寒い時期ではあるが汗は籠る。
ふえー、っと吐息をつきながら服の裾をぱたぱたと揺らして冷たい空気を身体に送り込めば、爽やかを超えた冷たい空気に声を漏らして。

「……身体を洗うのはちょいと怖いかな。」

隣を流れる川を眺めながら、ふむ、と顎を撫でる。
身体は流したい。 ただ安全には疑問符がつくし、何よりこう、水が冷たい。
よ、っと足を延ばしてちゃぷり、と足をつけて。

ロヴィーサ > 「身体だけ拭くかー。」

布鎧だけの恰好で、短剣を手に立ち上がる。
メイン武器であるハルバードを地面に突き刺し、メイン防具であるプレートを焚火の傍に置き。

清潔な布を冷たい水に浸してしっかり濡らし、きゅっと絞って。
布鎧の隙間から素肌に差し込んで。

「ひぅっ!?」

冷たい。身体を拭くのはいいけど変な声が出ちゃう。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にリムリアさんが現れました。
リムリア > 街道からは離れた草原地帯に、遠目からでも分かる焚火の灯りが見て取れる。
日帰りのつもりでやってきた採取依頼だったのだけれど、思わぬアクシデントでこんな時間になってしまった。
一応、一泊くらいはできるだけの食糧や道具は荷物に詰め込んできてはいるけれど、何分心許ないのが実情というもの。

遠目に見ても、焚火の傍にいるのはひとりきり。
今から寝床を作ることを考えるよりは、ご一緒させてもらえるのならば、交代で休むことも出来るだろう。
そんな甘い考えで灯りを頼りに近づいてきたのだけれど。

「……………えーっと、ロヴィさん?」

傍目に見れば、ナニをしているようにも見えなくはない。
流石にそんなことはないだろうけれど、そうではないにしても、この寒い時期に野外で身体を拭かずともいいんじゃないかとは。
近づいてみて、それが見知った相手だと知れば、どうして腕の立つ彼女がこんなところにいるのかなんて疑問よりも先に、そちらの疑問の方が口を突いて出て。

ロヴィーサ > 「んー? あんりゃ、リムちゃん、何してんのこんなとこで。」

身体を拭きながら相手を見つければ、おやま、と声を漏らす。
恥ずかしがらないのは相変わらずの堂々っぷりである。

「………あの鎧とか、めっちゃ重いし蒸れるんだよね。」

疑問については、あれあれ、と顎で鎧を指し示す。
フルプレートではないにしろ、がっちりとしたそれはまさに重戦士。
歩くだけでがちゃんがちゃんと音がする、金属の塊のようなそれ。

「アレ着たら分かるよ、一日外さずにいるとほんっとストレスなんだから。」

ほんとねー、もうねー、なんて言いながら、服の隙間から手を差し込んで自分の身体を拭き続ける。
時折川の水につけて冷たくすれば、変な声はやっぱり出るのだが。

リムリア > 「何してるの…は、こっちの台詞なんですけど……
 私は、採取依頼の帰りですよ。」

鎧が蒸れるというのは、分からなくもない。
その重さは想像にも付かないけれど。
戦士には戦士の苦労というものがあるのだろう。

「重たいのは理解しますけど……
 はぁ、良かったら拭きましょうか?
 それも脱いで貰わないといけなくなっちゃいますけど」

何が何でも身体を拭きたいらしい。
知らない相手でもなし、ここで会ったのも何かの縁だろう。
荷物を火の傍に置かせてもらうと、タオルを受け取ろうと手を伸ばす。

残念ながら火の魔法とか使えないから、お湯を沸かすとか温風を出すなんて器用な真似はできない。
手伝いを買って出ても、そのタオルが温かくなることはないので、悪しからず。

ロヴィーサ > 「こんな暗くなるとこまで? 大丈夫?」

防具がほぼ無くても、心配をするのはこちらとばかりに相手を心配する。
ショートソードを帯びているからか、全然怯えた素振りも怖がる素振りもない。
おそらく、軽装でもこの辺りなら十分だと判断しているのだろう。

「あ、んじゃお願いしようかな?
 やー、リムちゃんがいるならちゃんと守ってあげないとだしねー。」

荷物を置けば、んしょ、っと堂々と上を脱いでしまって。
傷こそあれど、しなやかな上半身を全て晒す。
柔らかく揺れる胸も、特に隠さずに背中を向けて。

「お願いね、あ、でも冷たいの分かってるからつける時には言ってよ? いきなりは無し、無ーし。」

リムリア > 「んー……実はあんまり大丈夫じゃないかもです。
 だから、他の冒険者さんがいるのかなって、こっちに来たんですし。」

心配されてしまうと、そこは素直に状況を告げておく。
昼間ならばいざ知れず、比較的安全なこの辺りであっても、夜の危険度は跳ね上がる。
ひとりで野営をせずに歩き通して来たのも、そんな理由からなのだし。

「ありがとうございます。
 じゃあ、守ってもらう代わりに、ちゃんとご奉仕しますね。」

にこやかにそうは言ったもの、あっさりと上半身を晒す相手に目を見張る。
服の上からでもスタイルが良いのは分かっていたけれど、生で見るとやっぱりそのラインは素晴らしいもの。
それは、思わずため息が出てしまいそうになるほどで。

「はいはい、分かってますってば。
 それともフリだったり?」

流れる川の水は痺れるほどに冷たい。
冗談を口にしつつ、ぎゅっと絞って広げて両手で挟むようにしてタオルを温める。
この寒空の下ではあまり意味はないかもしれないけれど、多少はマシにはなるだろう。

「はい、じゃあ拭きますよー」

ロヴィーサ > 「だよねー、ここはほら、狼とかは出るからさ。
 人通りは少ないから、そのせいで夜盗は少ないみたいだけど。」

そんな相手に怖がらせるようなことをさっくりと口にしながらも、
そんな場所で上半身裸になれるのは豪胆なのかバカなのか。
多分どっちも。

「あはは、ご奉仕って何いってんの。
 リムちゃんとは冒険者仲間でしょー、助かります。」

見られていても気にしない。むしろ褒めれば見せつけるくらいの余裕はある。
モチロン冗談混じりではあるけれど。

「いやフリじゃないってば。
 めっちゃ驚かされたら、後でお仕置きねー?」

なんて言いながらも、指でOK、とサインを出して。

リムリア > 「狼とかは勘弁してほしいです。
 1匹ならまだどうにかなりますけど……」

群れに囲まれる状況を想像してみて、頭を振る。
1匹くらいなら、防御魔法を切らさなければどうにかなる。
けれども囲まれればそうはいかないわけで。

「冒険者仲間……レベルに天と地の開きがありますけどね?
 私なんかのご奉仕で良ければ、サービスしちゃいますよ。」

固く絞ったタオルで、まずは肩から背中にかけて。
しなやかな肉付きが触れた手に感じられる。
しっかりと鍛えられているのに、柔らかいとか詐欺でしかないと思う。

「ほんと、どうしたらこんなにスタイルが良くなるのか教えて欲しいです。
 はい、次右腕いきますねー」

腕を持ち上げ、汗をかいているだろう腋を丁寧に拭いていく。
当然、大きく揺れる乳房にも目が行くわけで。
やっぱり溜息を吐きつつ、ツンとそれを突いてみたり。

ロヴィーサ > 「あはは、そうだねー。 一人でいる時に囲まれるとちょっと大変かな。
 ここは多分だいじょぶよ、一度おびき寄せて追い払っておいたからさ。
 あいつら頭いいから、危険な相手には来ないはず。」

ん、っと声を漏らしながら素直に拭かれる。
はー、気持ちいい、なんて声を漏らしながら素直に言われるがままに腕を持ち上げ。

「んー、スタイルー?
 あはは、そうね、リムちゃんもいつかはこう、めっちゃいいひと見つけないとだしねー。」

笑いながら素直に拭かれていても、つん、と突かれればたぷん、と揺れて。

「…ぁ。
 ……こーら、何、くすぐったいってば。」

小さく声を漏らして、その上で笑いながら。
つつく程度ではぴくりとする程度。

リムリア > 「もう対応済みとか、やっぱりさすがですね。」

これが駆け出しとベテランの違いというものだろうか。
この先、自分がどれだけ経験を積んだところで、真似ができるとも思えないけれど。
それでも、そういう術もあるのだと知れたことは、大きな収穫かもしれない。

「はぁ……いい人が見つかると良いんですけどねー
 下心満載の人とかなら、いっぱいいるんだけど。」

ぷるん、と揺れる悩ましげなブツ
大きさだけでなく形も酔いとくれば、鷲掴みにでもしてみようかと思ってしまう。
そんな僻みは胸の内に押し留め、今度は左腕。

「ロヴィさんも、これだけ美人でスタイルが良いと、言い寄ってくる人が多いんじゃ?」

少し突いた程度では効かないらしい。
となれば、やっぱり――濡らした指先から、首筋へぽたりと冷たい一滴を垂らし。

ロヴィーサ > 「中途半端はダメね、怒らせて逆襲されっから。」

あっはっは、と笑いながら相手の言葉を聞きつつ、左腕を差し出して。

「それこそ下心ばっかりでしょー。
 いやま、そうじゃない人もいるんだろうけどさー。

 リムちゃんとかは、自分からいこー、って人でもいるんじゃない?
 言われるの待ってるよりか、一緒に声かけて、ってことの方がよかったりするよー?」

ソロキャンプ張ってる冒険者の言葉ではあるけれど。
目を閉じながら好きに任せていたから。

「…んひゃんっ!?」

びっくん、っと大きく驚いてしまう。

リムリア > 「それは確かに、たまにいいなーって思う人はいたりしますけどね。」

そういう人には既にいい人が居たりするもの。
だから、なかなか自分からというのは難しい。
先輩からのアドバイスは的を得てはいるのだけれど、それを行動に移せるかというとまた話は別で。

「ロヴィさんになら、声を掛けるのも簡単なんですけどー」

期待通りの声を上げてくれた相手に、悪戯な笑みを浮かべ。
冷えた手で直接首筋を撫で上げてから。
肩をマッサージするように揉み解す。

「ちなみに、ロヴィさんの好みはどんな人なんですか?」

そのまま肩から鍛えられた二の腕へと解していき。

ロヴィーサ > 「なーに、声をかけておごってもらおうってか。
 先輩をいいように使いおってからにー。

 あと悪戯一回だから後でお返し一回な。」

ぷー、と頬を分かりやすく膨らませながら………

「ひゅあ、っ!?」

首筋を撫でられて、また声が出る。

「………好みー? あー、どうなんだろな。
 あんまり考えたことが無いんだよなー。
 一緒に酒飲んで暴れて遊んで、って人は楽しいけど、じゃあ好きになるかって言うと違うじゃん?
 仕事で頼れるからって、それだけで好きになるかってのも、また違うじゃん?」

言いながらも、散々悪戯され、腕をほぐされると少しだけ恥ずかしそうに頬を赤らめつつ。

リムリア > 「え?
 可愛い後輩が声を掛けているのに、奢ってくれないんですか~?

 ぼうりょくはんたーい!」

声まで作って、あからさまな演技をしてみる。
ほんとに奢ってもらおうとか、ほんの少ししか考えてはいないけれど。
可愛らしく頬を膨らませる相手には、その頬も指先で突いてしまう。

「ロヴィさんって、思ったよりも可愛いですね。
 揶揄い甲斐があるかも…?

 私は仕事できる人は素敵だと思いますけどね?
 んー、でも確かに、仕事ができるだけじゃ、ちょっと違うのかなぁ…?」

両腕を解し終えると、ぽんと肩を叩いて。

「はい。ずっとそんな格好してたら、いくらロヴィさんでも風邪ひいちゃいますから。
 続きは、今度温泉にでも行った時ですねー」

ロヴィーサ > 「奢るー、奢っちゃうー。
 でもお返しはするー。」

後輩に甘い先輩だった。ふはは、と暴力を否定はせずに。

「思ったよりもってどういうことー。
 リムちゃんは私のことを尊敬してないようなので今度は私が拭いてあげましょう。」

ぴし、と提案すれば素直に服を着ながら、なんか余計な提案をしてきた。

「仕事ができるだけだとね。
 ほら、それこそ仕事仲間に恋愛感情抱いてやってたら、判断鈍るじゃない?
 仕事は仕事よ。」

とってもざっくり、あっさりと声を漏らして。

「ん、じゃあ、次はー。」

ふははは、と濡れた布巾を持って立ち上がる女。
深夜のキャンプがとても騒々しい。

リムリア > 「いや……ほら、私はロヴィさんと違って鎧じゃないし。
 蒸れてもいないですから…っ!」

両手を突き出して、No!サイン
理不尽な提案には断固として拒否の姿勢。
けれどもジリジリと迫りくる魔手に逃げ場はない。

「それに、ものすごくそんけ―してますし!
 大先輩のロヴィさんに拭いてもらうなんて、恐れ多いですし!」

温泉ならまだしも、何が悲しくてこの寒空で半裸になって身体を拭かないといけないのか。
それもこの貧相な身体を晒してまで。
そこまでで、自分でも悲しくなりそうな思考を強制的に打ち止め。

「仕事ができる人は、そんなおーぼーじゃないはず!
 どぉーどぉー、落ち着いて、はい、しんこきゅー!!」

これだけ騒いでいたら、獣の方も逆に近寄って来ないかもしれず。
静かな夜の草原にそのくらい姦しい時間が流れ。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からリムリアさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からロヴィーサさんが去りました。