2020/02/19 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にイグナスさんが現れました。
■イグナス > 真昼間の自然地帯——さらさらと流れる小川の傍。
空は青く高く、しかして通り抜ける風は冷たい。
そういう中で、むわあと…まあ酷い血臭をさせて、大男は呻いていた。
「うぐ……うぇ。…やっちまった……。」
言葉は悔恨、全身に返り血。
平民地区の広場でだらだらしてたのが、そもそもの発端だ、アレが悪かった。
怖いもの知らずの子供に、あのおじさん無職だ!ニート!といわれてカっとなってこの有様。
目にもの見せようと近場の洞穴に住み着いたゴブリン集団の討伐依頼。
…まあ、数がすごくて、返り血がすごい。
「………冷てェよなあ、これ。」
目の前に庵がれる小川の前、ぼたぼたと返り血を滴らせながらまた呻いた。
とはいえ血を落とさねば、この格好だと街にすら入れん気がする。