2020/02/11 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にボブさんが現れました。
ボブ > (雪が積もった山中を踏み分けていく男、その手には鉈が握られていて、高く生えている樹の枝ぶりを見て、
ちょっと余計に飛び出している枝を見つけてはその樹に昇り、余計に飛び出している枝を切り落とす作業を繰り返し行なっていて)

「ふぅ~、樹の切り倒しに意識が行っている時は気が付かないけど、
こうして改めてみれば樹の生長にとって余計な枝ぶりが結構あるな」

(樹から降りて、額に浮き上がる汗を手の甲で拭いつつ、木こりとして真面目に作業をし続けている男)

ボブ > 「冬のこういった時にじゃないとちょっとした小作業の時間も取れないからな」

(岩の上に乗っかった雪を手のひらで払い、岩肌を出せば岩の上に座り、水袋を取り出せば酒精があまり強くない酒で
喉を潤し、小休止を取り始めて)

「後もう少し作業したら温泉にでも行くか……参道がしっかり作られていない隠れた野外温泉だからゆっくり浸かれるしな」

(この仕事が終わった後の楽しみに関して言及し、その野外温泉のために背負い袋の中には酒精の強い酒も
しっかりと準備しており、辛い作業の後のアメ……ご褒美も自ら準備していている男)

ボブ > (冬の屋外での活動でありながら、じんわりと汗を掻き、防寒着の中が汗で少し気持ち悪くなったと感じ上げた男は
大きく息を吐き、剥き出しだった鉈を獣の皮で作った鞘に収めていけば)

「さて……汗で少し動くのも辛くなってきたな。 そろそろお楽しみの時間といきますかね」

(口端を少し笑みで歪めつつ、男は雪が積もった状態の道無き道を迷わず歩き始めていって
もし後を追う物がいたならば男が踏みしめた小さな道を目印に目的地へと付いていく事ができるだろうか)

ボブ > (積もった雪で隠れた道なき道を踏破していけば男の行く先にもうもうと立ち上る湯気が見えてきて)

「よしっ! 到着っと……とと? おいおいっ、猪の親子の湯治中かよ。
普段だったら獲物として狩り上げる所だが……、俺も湯治中にちょっかいは掛けられたらむかつくしな、今日の所は見逃してやるよ。
風呂もお前らに貸し出してやる……今度、俺の前にうっかりと顔を出すなよ。
間違いなく肉として狩り取るだろうからよ」

(やっとの事で野外温泉に辿り着いたが、そこにはのんびり野ざらしの湯船に浸かる猪の親子の姿があって
それを見た男はため息を吐きつつ、湯治は諦めて、一度来た道を戻って行く男。
汗まみれで気持ち悪い身体の方は自宅の小さな湯船で済ませるだろうか……)

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からボブさんが去りました。