2020/02/04 のログ
■イディオ > (プチリプチリ、プチリプチリ、プチリプチリ………静かに薬草を採取して居る音だけが響いていく。獣の声も聞こえず、風が吹いて……そして、木の葉がすれる音だけが響いているのだ。
寒さは感じていない、男の着ている服は古代の超技術で作られた服装であり、見た目の薄さとは違い、温かいのである。どんな原理かは忘れてしまったが、大事なのは、寒さを感じないという事だ。
なので、この冬の中寒さに震えることなく、男は静かに採取して居られるのである。ぷちりぷちり。この一枚一枚が、俺の飯のタネなんだなぁ、と採取しながら考えるのであった。)
ん――――……っ、く。ずっと、同じ格好だと、流石に腰が。
(暫しの間集中して草を採取していたからか、疲れがたまって男は一度手を止める。そして、大きく伸びをしてみればゴキゴキグキ、と背中が成るのが判った。
長く動きを止めていたことにより、背中が凝り固まっていたのだろう、と伸びて、体を解して男は考える。
其れが終われば、又採取に戻るのだが――――流石に少しばかり集中力を欠いた。
少し休憩するか、と男はカバンを閉じる、カバンにはそれなりの量が貯まっていて、戻って報告しても十分成功と言われるだろう。
とは言え、この時期の薬草は価値も高いし、需要も多いだろうし、もう少しとって戻ろうと考えるのだ。一人での作業だし。)
■イディオ > (しばらく休憩して、腰の方もほぐれてきた、よし、と男は再度薬草採取に戻ることにした。もう少しだけこれを取って、それから変える方向でいいだろう、という男の方針は、変わらずという事で。
プチリプチリ、と薬草を取る事暫し。カバンには十分な量と、追加で撮った薬草が入っていた。採りすぎを懸念してみた物の、まだまだ大量の薬草が群生しているし、根っ子もちゃんと有るので、又生えてくることは間違いが無いだろう。)
大丈夫だな、之なら。
(精霊魔法を使える人であれば、この後ダメ押しで土を綺麗にして薬草とかが育ちやすいようにもするのだろうけれど、男には魔法を使う事が出来ないので、これで良いと頷くのである。
そして、空を見て、現在の時間を確認し、吐息。
結構いい時間になっているようだ、其れなら、食事をしてから戻ることにしよう。
とは言え、森の入口だ、此処で火を焚くのはあまりいいことでは無かろう、少しだけ移動して、街道に近い方に行ってからにするか。
男は考えて、カバンを背負い、歩き始めるのだった。)
■イディオ > (男は、盾を手にし街道が見える場所まで歩いて移動をした後、少しだけ開けている場所を見つける。)
よし、此処で良いか。
(森に類焼しないような場所を確認し、男は腰を下ろして荷物をほどき始めるのだ。そして、保存食などを取り出して、食事の準備を始めた。
食事の準備と言っても大したことなく、保存食をかじり、水を飲んで。休憩の延長のようなものである。
焚火を焚くのは只々、体を温めると言う方が大きいのである。
保存食をポリポリかじりながら、男は考えるのだ。)
時間も時間だし、此処でキャンプを張るべきか……少し移動して、宿場を探すか……。
(どちらも一長一短はある、なので、どちらを選ぶのかは気分次第と言った処でもあった。今の懐事情なども考える必要がある。
如何したモノか、とポリポリかじりながら、考えるのである。
そして、食事が終わるまでにどちらかにするか決めて、行動するのであろう。)
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からイディオさんが去りました。