2020/01/05 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にエズラさんが現れました。
エズラ > 「ようし……良い感じだ……――」

街道から外れた森の中の一画にテントを張る男が一人。
先ほど獲物の解体を終え、一息ついたところである。
かまどを組んで火をおこし、遅めの昼食の準備が整った。
切り分けた肉を串に刺し、手際よく火の周囲に並べていく――ほどなく、香ばしい芳香が漂い始める。

エズラ > 肉汁したたる串にかぶりつき、満面の笑みを浮かべる。

「やっぱなんでも新鮮なのが一番だぜ――」

食事の時間が今しばらく続く――

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からエズラさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 森」にシュティレさんが現れました。
シュティレ > 森の中私は、一人草を踏みしめながら歩いていました。先日冒険者ギルドで、色々と話を聞いていたのですが、その際に一人の村の人がやってきました。
彼は私の隣に立って、冒険者ギルドの受付の人に、助けて欲しい旨を伝えておりました、何やら、村が、近くに住むゴブリンに襲われてしまったそうです。
偶々居た冒険者たちは依頼の内容を聞き、報酬を聞いて、断っておりました、どうやら、報酬が少なかったようです。
それでも、困っている様子の村人が居まして、私は受付の人に問いかけてみました、臨時で、依頼を受けていいのか、と。
その結果、私は冒険者ギルドに臨時に登録した冒険者となり、今回の依頼を受けることにしました、力なきものが困っているのを見過ごすのは、騎士として。貴族として許されるものではありませんから。
ちゃんと、実力が有ることは、ギルドで示し、納得を頂いたうえでのことです。

「鎧を具現化した方が、良かったでしょうか。」

さく、さく、ゴブリンが現れると言われている森の中、私は草を踏みしめて、進みながら小さく自問自答しました。
貰った地図の場所に村が有ると聞いて、村で話を聞いて、ゴブリンの巣に向かい、私は進むのです。

シュティレ > 私は地図を眺め、現在地を確認しようとしますが、困りました、此処は森の奥なので夜空が見えません、暗い程度であれば私は問題は無いのですが、星が見えないと成りますと、現在地の把握ができません。
仕方が有りません、と息を吐き出してから、掌をそっと持ち上げますと、何処からともなく一匹、蝙蝠が飛んできます。
私の眷属の蝙蝠です、私の国に有る彼を領域を使って呼び寄せました、そっと上へと持ち上げれば、彼は強く羽ばたき、夜空を求めて木の上へ。
彼の見る景色は私も見る事が出来て、森の木々を抜けて空へと飛び立った彼の視界で、星を確認し、現在地を見ます。

「―――あら?」

それと同時に、森の中に明かりを見かけました、家の明かりと言う訳ではなさそうです、どちらかと言えば砦のような。
拠点のような明かりです、地図に視線を落とせば、ゴブリンの巣穴が有る方にも見えます。
どういう事、なのでしょうか、私は、彼に戻って来てもらうように指示し、蝙蝠を肩に、森の中を、砦のような明かりのある方へと、進むことにしました。