2019/08/23 のログ
ラファル > 「………。」

 幼女は無言で焚火を眺める、ゆらゆら揺れる火は……熱そうだ、別に手を翳しても火の中に手を入れても燃えないけれど。
 其れは兎も角、だ。
 おなかがすいてきたので、早く決めたいところだと思う。


 選択肢

 保存食    →狩り

 脳内の幼女会議の結果、狩りに決まりました。
 理由は、お肉食べたいが満場一致だから、です。
 食べたい盛り育ちざかりなのです。

「いよっし!」

 とりあえず、雨風は森のおかげで大丈夫だが、火が消えると大変である。
 だから、枯れ木をぽいぽいぽぽい、と追加して消えないようにして。
 幼女は、森の中に踏み出すことにする。
 火が燃えてれば、目印にもなるし、と。

ラファル > 森の中は暗い、光の無いこの場所はやはり人の住まうべき場所ではないのだろう。
 獣の領域と言うやつなのである、光もなく、道もない道、有るのは草と、根っこと、地面のみ。
 しかして、幼女の足は止まらない、ストライダー……駆け抜けるものをクラスとして持っている彼女はこういう道さえ、整備された道と同じなのである。
 一歩踏みしめて、一歩踏み込み、幼女の足はするすると道なき道を進む。

「……ん。」

 くん、と鼻が動いて匂いを嗅ぎ取る、獣の匂いだ。
 この匂いは恐らく中型の獣―――目的にしているイノシシだろう。
 幼女の唇は嬉しそうに吊り上がり。
 視線は闇の中へと移動する。
 あっちだ、と匂いを追いかけるように木々の合間を走る。
 速度は、どんどん、早くなっていく。

ラファル > 「いた。」

 加速をしていく毎に近づくのがわかっていく、彼は寝ているのだろう動く気配はない。
 それならば好都合、と幼女は加速し、その場所に狙いを定め、矢のように走っていくのだ。
 木々の匂い、土の匂い、そして、イノシシの匂い。
 近づいて、近づいて――――。

「みぃつけたぁ……。」

 にまぁ、と幼女は笑う。
 その視線の先には、巣穴らしき場所、それなりに大きな場所なので、幼女はそのまま入り込んで行く。

 ―――そして、幼女は獲物を手に、休憩所へ戻り。
 イノシシの丸焼きを食べて、休んだのだった―――。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 森」からラファルさんが去りました。