2019/07/01 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 温泉」にシスター・マルレーンさんが現れました。
■シスター・マルレーン > ついぞこの間、毒を飲まされ、背中を殴打された金髪のシスター。
元々疲労が溜まっていたこともあり、これ幸いと休暇を願い出ることにする。
“では、温泉にでも入って疲れを取ったらどうでしょう。”
こんなに怪しい文句、聞いたことないわ。
この手の彼女のカンが外れるわけもない。
「………まあつまるところ。
見つかった温泉の隣に教会を作って所有物にした上で、客を入れてお金を取ろうという魂胆ですね、ええ、わかりますとも。
それで、せっかくだから休暇という名目で私をここにやって、安全かどうか確かめろということですね、ええわかりますとも。」
私を何だと思っているんだろう。
まだちょっと青い顔で、文字面だけなら同じ青い空を見上げて遠い目になる。
■シスター・マルレーン > 「柵も無いし!」
思わず温泉を前に膝から崩れ落ちるとは思わなかった。
街道からはさほど遠くは無いので、人の出入りは簡単ではあるだろうが、川の傍、露骨にどうぞご覧くださいという露天風呂では試すも何もない。
「ははーん、ここに置いてある建築資材は、私がそれを気にして柵を作るだろうことを見越してのことですね。」
名推理をしながら、がっくりと肩を落とす。
身体の調子が悪いという言葉はどうやって上に伝わったのだろう。
伝わっていないんですね、ええ。
もしくは伝わった上で鞭で打って喜ぶような輩がいるんでしょうか。
遠い目になる。本日8秒ぶりの遠い目。
■シスター・マルレーン > 「どうやら本気を出す時が来たようですね。」
ふふふ、と遠い目をしながらも、よいしょ、と巨大な木槌を手にして。
今の体調ではなかなか振り回すのは厳しいのだけれど、彼女の能力であるエンチャントを使うとなると話は変わる。
神々しく輝く木槌。
こうすることにより、まるで手足のように軽く使いこなせ、更に威力もバッチリアップするのだ。
具体的に言うと杭を一撃で打ち込めるようになる。
「せりゃっ!!」 かーんっ!
「どりゃっ!!」 こーんっ!
温泉の周りと、ひたすら杭を打ち込んでいく系シスター。
川と少しだけ繋げて、温度もしっかり調整していく。