2019/05/31 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にさんが現れました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にヴァールトさんが現れました。
> 昼間の時間帯にのどかな晴れ渡った自然地帯の草原。

自然地帯にどこから持って来たと思われる二脚の椅子に一つの椋で出来た木製のテーブル。
その上にサンドイッチがぎゅうぎゅうに詰め込まれたボックスが置かれ、
飲み物が入ったガラスグラスが一つ。何かの液体が入った二重ガラスの入れ物。
のんびりとこんな自然地帯でお茶を楽しむ人になったドラゴンが一匹。

「のんびりやなぁ」

1人なのに伏せられているグラスは一つ 椅子も一つ余ってる。
特に誰かしら来たら お茶でもドヤと誘うつもりのようで暫く何かを飲んでいる。

ヴァールト > 普段からつがいと二人一セットの様に行動をしている。
だが極稀には一人で気まぐれに出かける事もある。

そんな気紛れなある日、気分で立ち寄った自然地帯で不似合いなテーブルと椅子。
そこでお茶会をしているような光景を見つけて立ち寄ってみようと決め。

「……こんな所でお茶会か?」

近くに寄れば判る同族としての気配。
同族ならこんな場所でという事も納得できてしまい。
邪魔になるなど思いもせずに普通に声を掛けていく。

> 最近 単体で動くようになりました、嫁と家庭内別居しているような気がしてきている此の頃。
今日も今日とてお外に1人で 1人で!お茶…?お茶を飲んではのんびりだらり。

1人なので会ですらない、ただのお茶をすするぼっちともいう。
人の外見をしているが気配諸々がドラゴンなので寄ってくる動物とか魔物がいない。

ふと顔を上げれば 近くも遠くもない場所に同族がいた。

「やあ。そうなん、自然豊かな此処でのんびりするのもええとちゃうか? まぁ 飲んでき」

席は空いているで、と向かいの席を指で示して促してみよう。
ええ粉もんが手に入ったんや、と何が入っているか分からない冷たそうな入れ物を軽々しく持ち上げて そっと下ろす。

ヴァールト > お互いがお互いを同族と認識できる距離。
周囲には動物や魔物の気配もなくある意味安全で危険な場所。
しかし敵対している訳ではなければさほど気に近づき。

「自然豊かな場所でか。それは分かるな。……良いならご馳走になろう」

少しだけ考える仕草をして頷き促された席にと腰を下ろし。
今日はつがいはどうしても外せない職務で共に居れない。
なら同族とお茶をするのもいいかもしれないと考え。

「茶はよくわからんが……そう言うのならそうなのだろうな」

そう言う事も覚えるべきか。何が這っているか判らない入れ物を見つめて。

> 同族いるとはよく聞いている。いや、いてもええとちゃうか。
別に敵対とか争っているとかもぐもぐしあっているとか ないし!
ドラゴンが二匹になった事により一層 この空間を中心に周囲が静かな場所になりました。
初対面でいきなり殴りかかるような陰湿さもない、言葉が通じたらええとちゃうか、とのんびりして。

「それがええんや、街中で飲むのもええんやが、此処で飲むのもよし」

座った同族…男を軽く観察した。黒髪の鋭い瞳 そして背丈は大きい。
…うん、まぁ立派な男だ、是は嫁の一人や二人いるだろう、それ位の観察はざっくり。
男に飲み物を提供すべく、碧かかった半透明の液体が入った入れ物からガラスのグラスに注ぎ込み、静かにコトリと男の前に置く。

「粉茶や。よく熱く出すのが粋というらしいんやけど、冷たく淹れてみた。毒は入っておらん。
 うちがさっきまで飲んでいるからなぁ、あとこれはサンドイッチや。全部卵と野菜入りで済まん」

テーブルの上に鎮座しているボックスの中身はびっちりサンドイッチ!

ヴァールト > この国で初めて会う同族であるがこうして話し合えるのは貴重な事。
今までにあった同族は縄張りや財宝やと鬼気迫るものが多かっただけに。
だからこそ初対面でも殺伐としない出会いは実に貴重。

「俺とすれば…こちらの方がいい。街中はごみごみとし過ぎている」

と言っても山中からとある砦に番を追い引っ越した身でもある。
そして椅子に座り改めて女を見つめれば肌が白く小柄な姿。
人間で言う可憐な少女という風貌、もし己に番が居なければ求めてしまう魅力があるがそんな気持ちは今は起きず。
眼の前に置かれたグラス、その中の液体を興味深く見つめ。

「粉茶?……熱くとも冷たくとも飲める茶か。ドラゴンに効く毒を用意は骨だぞ。
……初めて飲むがうまいな。いや、十分だ」

初めての粉茶は少し変わった味だとは思うが美味く。
ボックスにも手を伸ばしてサンドイッチを一つ口に詰め込み、これも美味いと食べていく。

> 同族で争う事不毛なこと以外何物でも無し。
ただでさえ何かと喧しい存在がいるので、それをはねのける為に遠くに出かけてお茶位いいんやない?と。

…目の前の男はいい男だが 浮気はしない したら嫁にお仕置きされる!
あれ以上の御仕置はこりごりなのだ、今日は今日は素でお茶を飲むだけだ!
酒をもってぐびぐび泥酔祭りは一切しない!と酒で失敗が数知れないドラゴンは思って居た。

「粉にした茶葉を水出しで淹れるん。そのままゴミも出ずに飲めるで。
 極力ゴミは出さず、証拠も残さず撤収するには飲み物もゴミださんほうがええ
 そらぁ うれしおすな。ふっふっふ。」

粉茶を再び飲む、飲み干されればこちらが接待するようにグラスに注ぐだろう。
サンドイッチも適当に食べ始める。のんびり本当に平和なお茶会がそこに!

ヴァールト > 最近思いだしたのは争いは疲れるだけ。
それを行うよりもこうしてお茶を楽しむという事は中々に良い事。

何やら女の様子に僅かに変化が見られるがそれが何かわからず。
現在は今までの中で最高の宝と言える番がいる、だから他に手を出すと言う心算はなく。

「そう言うものがあるのか。町で買えるのか?
無駄に残さずに飲めるのは良い。アーシェにも飲ませたい。
人間の砦に世話になってから肉以外も食うが……これも美味い」

粉茶のうまさにあっという間に飲んでしまい。お代わりが注がれると今度は味わうように少しずつ飲み。
番のお弁当も美味いがこのサンドイッチも美味いとつい手が伸び。
気まぐれな散歩が平和なお茶会と変わったが悪い気はせずに。

> 争いや言いがかりは対応が面倒なんや。
ドラゴンは単体で師団級から大隊級とタイマンができる戦力を持つ。
どこまで本気に対応していいのか判断に迷う有様、そんな柵から離れてお茶を飲む事位しても。

顔に出ていただろうか、表情が如何せん出やすいので、男に問われれでもしたら 何でもないんやあはははーとか笑ったかも。
ただのお茶会や これは 友情位育んでもええちゃう!?て。

「どうやろ。町で茶葉は売っていると思うけど、殆ど紅茶の茶葉とちゃうか。
 これは東の方の茶葉なん。あっても高いとちゃうか?でもあるかないかで聞かれればあるで。

人間の砦なぁ…あそこいい思い出無いんや。」

うちでかくてなぁ、ドラゴンで近づくと迎撃されるん、とぼやきはじめて。
サンドイッチも食べるがどちらかというと小食であまり食べていない。

ヴァールト > ドラゴン同士で争えば周辺被害も酷いことになる。
その上に騎士団などの横やりは絶対にある。
そんな面倒ごとはご免、こうして茶を楽しむ方がよほどに有意義な時間。

何でもないと言って笑う女の姿にそうか、と一言。
折角に出会えた友好的な同族を敵にする必要もないと深くは聞かず。

「紅茶…あぁ、あの赤い茶か。あれはあれで嫌いではないが味が違い過ぎるな。
東の?買いに向かうには遠いか……わかった。あるのなら金でどうにかする。

そうなのか?今は俺の番がいる。面白い場所だ」

己はドラゴンの時は番が居るのでそれはなく。
それを知らないだけに何か砦で合ったのかと勘繰り。
元々一度食べればしばらくは食べなくても大丈夫な身ではあるが…ついつい食べていく。

> 怪獣大戦争になるで ドラゴン同士で争ったら 島が一つ吹き飛び焦土と化し草も生えない地になりがち。
騎士団の横やりは気に留めないが アレが束で来られると面倒。
此処三か月くらい全くドラゴンになっていないので もう暫く静かに過ごしておこうと。

よかった、深く突っ込まれんで。
でも友人とするにはおもろいなこの旦那はん。

「発酵茶な。今飲んでいるのは途中で発酵を止めるんや。
 茶葉はどちらもいっしょやけど、茶葉に加工する時に違いが出来るんや。
 金沢山必要になるで。番がいるのかー うちも嫁がいるで。
 なんでかしらへんけど うち 砦の兵士に言いがかり付けられてなぁ それから面倒になってる」

砦襲っていないんや、何でなのか。
あれか 体長でかすぎのドラゴン姿が危なかったのか。
残り僅かになってきたサンドイッチとお茶。そろそろお茶会としてのお開きが近くなってきている証拠。

ヴァールト > もし本気で争えばこの辺り一帯は焦土になってしまう。
そこに騎士団まで入り込めばもう待ったなしの半戦争状態になってしまう。
そうなれば…この国がどうなろうと知った事ではないが番に迷惑がかかる、それだけは困ると。

数少ない付き合のある人間に相手が言わない事は聞かない方がいい。
その意味は未だによく分かっていないがそれが正解だと判り。
良い友人になれそうだと見て。

「発酵茶?同じものを加工の方法を変えたものか。
金なら宝を売れば作れる。あいつに使うならば問題もない。
嫁がいるのか。嫁、番は良いものだとこの国で知った。
言いがかりか……それは面倒だな」

変に正義感でもあるのか竜殺しになりたいのかは判らない。
ただそう言うのがいる場所に近づきたくないというのはよくわかる。
話し食べていれば気が付けば茶もサンドイッチも残りわずか。
楽しい交流であったが終わりも近づくと判れば勿体なく。

> やりません やったら即討伐対象になる!
面倒な事この上ない これ以上平穏を壊されてたまるか!
ドラゴン雖も面倒はしない!のほほんのんびり最高。

初対面で突っ込まれるのもよくよくあるので、
今回は大人な男の旦那はんでよかった、これは今後もいい付き合いが出来る。
今は子供の姿だが 大人の姿でも付き合いできそうだと感じとる。

「うん、違うらしいで。
 名残惜しい事この上ないが、食べ物と飲み物がなくなったのでお開きにしよか。
 また逢える事を強く望む。うちは篝・シュトルム。」

まぁ 握手でもして別れよか、と彼の前に差し出す手。

ヴァールト > 番を奪おうとしたり危機でもない限りは暴れるつもりは今はない。
それだけ惚れこんでいるので今の平和を壊すような事は自重している身。

異性を襲うのは本当に気に入ったか欲が抑えられないかの二択。
今はそのどちらでもなく、それよりも出会えた同族との友好を優先。
きっとこの先も良い付き合いができる、そんな予感がして。

「物知りだな。俺はもっと覚え調べる必要があるな。
そうだな、なくなってしまえばお茶会は出来んか。
この狭い国だ、会おうと思えばまた会えるはずだ。
名乗っていなかったな。俺はヴァールトだ。また会える時を楽しみにするぞ、篝」

差し出された手、人の世に出た当初は判らなかったが今は判る。
その手を握って別れ前の握手として。

> 人様の旦那はんを横取りする趣味はもうない、前はあったが流石に子持ちになると失せる。
平穏大事 平和大切 争いになる位ならその前に避ける!

握手を取り交わすと ではな、と彼を見送るだろう。

「では次回まで逢える事を願い、それまでは息災である事を。」

程無くして極めて素早く撤収作業をすると そそくさといなくなったとかなんとか。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からさんが去りました。
ヴァールト > 一度二度ならば考えはなくはないが番こそは一番という思考。
変に欲を出してたからである番を失えば笑えもしない、だから手は出さず。

握手を終えて席を立てば軽く頭を下げて。

「その時は俺も何か準備をしておこう。そちらも息災でな」

そう言えば静かに来た道を戻って歩き、ふと振り返ればお茶会の後はもうそこにはなくて…。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からヴァールトさんが去りました。