2019/04/15 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にブレイドさんが現れました。
ブレイド > パチパチと、薪が爆ぜる音を響かせ
ホウホウと、夜鳥が鳴く。
くつくつと、煮える鍋。
中には、新鮮な獣肉と、クズ野菜がいくらか。
香辛料の匂いが漂うなかで、冒険者は自身の体に軟膏を塗っている。
大小の傷がいくつか刻まれた体に薬はしみるが…

「ぐっ…参ったな…」

今回の依頼は増えすぎた野生動物の駆除。
主に獲物は鹿などだったのだが…
まさかここまで抵抗されるとは。いや、侮りすぎたのか?
ともあれ、角や蹴りの直撃は受けなかったものの、突進をかすめた傷やら噛み傷などわりと怪我をしてしまった。
肉食動物がここらあたりにはいない…そのおかげで鹿などが増えたのだが…今は、血の匂いに引き寄せられてくるものもいないと思えば少しは安心できる。

ブレイド > 最近買った傷薬が早速活躍することになるとは…
備えあれば憂いなしとはよく言ったものだ。
いい感じの効果であれば常用してもいいかも…
などと考えつつも、この後どうしようかと悩む。
ひとまずこんばんは休むとして…明日…もうすこし狩らなければノルマに到達しない。

「(明日は油断しねぇようにしねーとな…)」

流石に野生動物に手玉に取られたとあっては、冒険者としてのメンツがたたない。
さすがに夜にこちらに向かってくるような奇特な野生動物もいないだろう。
こんばんはしっかり休息をとって…

「ん…」

そろそろいいか。
鍋の中から器にスープを盛り付ける。
われながらいい出来だ