2019/04/09 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にマリサ・ブラックバーンさんが現れました。
マリサ・ブラックバーン > 太陽がその日最後の足掻きを見せる頃。
平野の大きな平たい岩。比較的座り易いそこに腰掛けているマリサ。

口にはオカリナを持っていた。

オカリナを口に咥え、曲を演奏するマリサ。
柔らかい音色がするので、マリサが知っている範囲の中で一番のお気に入り。

わざわざ街を離れてまで吹きに来ているのには理由があって。

「…まだ他人様には聴かせられないもんなあ。」

家には親も兄も居り、街ではどこに行っても民家があって。
それでは公園? いやいや、どこで誰が見ているか分からない。

マリサ・ブラックバーン > 両手の指が滑らかに動き、曲を奏でる。
今演奏しているのは春の訪れを喜ぶようなテンポの良い曲。
城では貴人の為に楽団が招かれ、定期的に演奏されている。

マリサも警備の傍ら何度か聴いたことがあり、街で譜面を買って地道な練習を繰り返し…。
漸く譜面なしで吹けるようになった所で。

時々、本人では気付いていないようなキーの選択ミスが発生する。
音は正直なのでどこを間違えたかわからなくても聴けば違和感に気付いてしまう。

「う~ん、難しい…。」

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からマリサ・ブラックバーンさんが去りました。