2019/03/11 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にタピオカさんが現れました。
タピオカ > 今日は雨が降ったり止んだり。なのに空には青空が見える。そんな狐の嫁入りの日。

まれびとの街道からやや外れ、ゾス村の南、王都とダイラス間をショートカットする林の中の道を旅する遊牧民はおでこに雨粒が落ちるのを感じて、ふっと瞳を細める。

「今日のお天気はとっても気まぐれさんだね。
ずぶ濡れになる前に……。あの大きな木の下で雨宿りしよっか」

野良猫とか、聞き分けのない子供とか、微笑ましい情緒を感じる青空の雨。今度の気まぐれはかなり大粒だった。
すぐ近くにあった張り出した木の枝の、軒下に入り込むとマントのフードを後ろへなでつけ。肩や腰の雫を手で払い落とした。

急ぐ旅ではない。のんびり木の枝の隙間から空仰ぎながら、
林の小道で雨宿り。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にブレイドさんが現れました。
ブレイド > 青空が見えるのに、雨が降る。
誰が言ったか狐の嫁入り…東の方の言葉だったか。
嫁に行くなら人のいないところでどうぞ自由にといいたくなる…とくに、依頼の帰りなんかに嫁入りするのはやめてほしい。

「冗談きついぜ…」

今日の依頼はいつもの採取依頼。
診療所の痛み止めの材料になる植物を集めていたのだが…。
この天気だ。
折角の晴れだと思っていたのに、空振りもいいところ。
集めた薬草を背負い袋に詰めつつ、林の中の小道…少し目立つ木へと走る。

タピオカ > 上を向いて、冬を忍んだ枝の上を小さなリスが大きな尻尾を揺らして歩き、時々立ち止まって耳の後ろを手でごしごししている様子を見たり。ただ旅人が足を踏み固めて作っただけの小道の中を、雨粒によってさらに小さな川の小道が流れているのを眺めたり。その小川が、陽光にきらめくのを見て微笑んだりして。

と、足音がする。土を走る音に顔を向けると、
背負い袋を持った人影。フード姿のその人影には見覚えがある。ぱああっと顔色明るくして、大きく手を振り。

「……ブレイド!こっちこっちー。
しばらくぶりだね!元気だった?」

ちょうど二人分ほどの雨露しのげそうな木のたもとから声弾ませて呼び。

ブレイド > 「んぅ?」

大粒の雨に打たれ、辟易しているところ。
木の根元も見えてきたが、底に見えたのは人影。
同じく嫁入り行列に巻き込まれた運のない旅人かと思ったが
声をかけられると目を丸くしてしまう。名前を呼ばれるとは思っていなかったが…
更に近づけば納得。
褐色に、銀の髪。そして大きな翡翠色。

「ととと、タピオカかよ。きぐうだなっと…」

飛び込むように彼女の隣へと駆け込めば、少し息を切らして。
結構な距離を走ってきたのが息の切れ方と体の濡れ方でわかるだろう。

タピオカ > 「偶然!……狐の嫁入りに感謝だよ。こうやってブレイドにまた会えたし。
――って言っても、あはは……。ブレイドにとってはそうでもないかな……。こんなに身体濡れちゃって」

おいでー、と手を内側へ曲げて隣に誘って。すぐ横に見る彼の全身からは雫滴りそうな濡れそぼり。
晴れの雨という再会のきっかけに喜びつつ、相手の様子に眉尻をしゅんと下げる。

「ブレイドが風邪引かないように、
雨がやんだら僕の持ってる火口箱で焚き火作ってあげるからねー」

言いながら、背負っていた旅荷物の中から小さなタオルを取り出す。それを相手に渡して、ここで服を脱ぐわけにもいかないだろうけれど、せめて水気を払ってもらおうとして。

ブレイド > 「偶然は…いいけど、こんな外れた道で何やってんだよ?
ったく、タピオカに会えたのはオレだって嬉しいけどよ。今回ばかりはお互いについてなかったほうだぜ?」

彼女の隣で荷物をおろし、マントも脱いでしまえば少し彼女から遠ざけバサバサと水気を払う。
狭い木の下ではあるが、雨宿りには困らない程度ではあるか。

「せっかく会えたんだから、そんな顔すんなよ。タオル借りるな?ありがとよ」

眉根を下げる彼女からタオルを受け取れば右手を拭ってからタピオカを撫でる。
少々気安いかもしれないが、彼女との仲だ。許してもらえるだろう。

「それにしても…結構降るもんだな」

タオルで顔や腕、髪とついでに耳も拭きつつ空を見上げ。

タピオカ > 「ダイラスまでお散歩だよー!
春に近いから、流通の多くなる港街で特にギルドの依頼が多くなるらしいんだー」

旅の目的をにこやかに伝えて。マントから水滴が散って、雨降りの青空という矛盾した天気から降り注ぐ太陽の光にきらめくのを眺めて。

「ふふっ、どういたしまして。
あは、……久しぶりに撫でてもらっちゃった。やっぱり僕にとっては良い日かも!
――そうだねー。こんな感じで足止めくっちゃってるよ。
僕はさっき言ったとおり、のんびり旅だけど。ブレイドは急ぎ旅かな?……それって依頼品?」

頭撫でられてご機嫌になりつつ。
タオルで耳が拭われているのを……、否、彼の獣耳をじーっと物欲しそうに見上げながら。指で相手が背負っていた袋をさして尋ねる。

ブレイド > 「散歩って距離じゃねーな…気をつけろよ?
あのへんはここら以上によくねーんだからさ、いろいろ…」

ダイラスと聞くと、少しばかり表情を曇らせる。
今はもう大丈夫ではあるのだが、過去にダイラスまでの道で野盗に襲われえらい目に会ったことがあるのだ。
雨に覗く陽光、なんだかおかしな気分ではあるが、その景色以上にタピオカの方を心配そうに。

「そうか?ならいいんだけどな。
思わずなでちまったけど…まぁ、タピオカなら喜んでくれるだろうなってな。
急ぎってわけでもねぇけど、早く終る依頼が一日二日延びるってのは気持は良くねぇかな…
っと、これか?そうだな。なんでも医者が使うんだとさ。痛みを和らげて気分を楽にする…」

いわゆる医療用麻薬というやつの材料だ。
謝って食べてしまうとそれなりに効果が出てしまうために気をつけて扱わなければならないものなのだが。
などと説明していると、彼女の視線が目よりも少し上…耳を見ていることがわかる。
苦笑しつつも頭を下げて

タピオカ > 「気をつけるよ。……でも、気をつけてもどうにもならないことはあきらめる!
……あきらめて、……ブレイドが助けに来てくれるのを待つよ。……きっと来てくれるよね、ブレイド?」

頷きながらも、無責任もいいとこの表情で悪戯っぽく笑みかける。曰く、悪い人に捕まったらどこからともなく現れるヒーローのような。

「僕撫でてもらうの好きなんだー。なでなではいつでも歓迎だよ。
ううむ、そっかー。……その間にもう1件お仕事受けたり、酒場でのんびりできるもんね。そっかー、なるほど、……ほうほうほう……」

狐が彼の前で嫁入りしちゃったものだから、相手に生じたロスについて小さく唸ったりもしながら。
相手の説明を熱心に聞くフリをしつつ、手先は獣耳を熱心に撫で回し始めて。

「ふふー、もっふもふ!もふもふ!
ブレイドの耳ってとっても気持ちいいよ。
もっとしたい、もっとー……!」

ミレー族の耳は人を引きつけてやまない魔法のモフり心地。
夢中になると、彼の身体にきゅぅと抱きつきながら。すりすりすりと頬擦り始めようと。

ブレイド > 「ばぁか、知ってりゃ行くけど知らなきゃ助けようがねぇだろ……
やめてくれよ?オレがついたときにはいい感じに雌奴隷で…こういうもんキメてたとかよ」

笑う彼女をなでていた手でコツンと小突く。
空想小説の主人公のように、危ないところに颯爽と登場…なんてのは、自分にはできない芸当なのだ。
片手で依頼で採取した草を手にとってひらひらと。
今度はこちらが眉根を下げて、気をつけてくれよと逆に頼む。

「まぁ、こうなっちまった以上は仕方ねぇって諦めるけどな…つか…湿ってねーか?
うお!?まだ体乾ききってねぇっての!」

耳を弄るタピオカは感極まって抱きついてくる。
どっちが子猫かわかったもんじゃない。
だが、濡れた体にはそのぬくもりは心地よくて、同時に肌の感触にすこし頬を染める。

「…まぁ…帰りは馬車に乗りゃいいか…ダイラス、だっけ?」

心配するくらいならば付き合えばいい。彼女に抱かれつつも、ぶっきらぼうに聞く。

タピオカ > 「ひゃん、ごめんなさい。半分ぐらい冗談だよー!
お薬キマってる雌奴隷……。そっかそか。……ブレイドってそういうの、好きなの……?」

楽しげに両手で小突かれた場所を覆う仕草をしつつ。
せっかくの忠告なのに、彼の願望見たり、というような。おおげさなほど熱っぽい瞳で上目遣いしてみせ。
能天気な遊牧民のことは、さらにもう一度ぐらい小突くのがいいかもしれない。

「んふっふー。びしょ濡れ同士仲良くしようよ。
雨が降ってるんだから、完全に乾かすなんて最初から無理だもの。
こうしてぎゅーってしてるほうがまだあったかいと思うな。
――うん。……あ、ブレイド。もしかして、一緒に来てくれるの?」

じゃれつく子猫の表情で彼の背に手を回し。
ぶっきらぼうな聞き方に少し嬉しくなると、
衣服越しに浅い乳房の熱がぽよ、と彼の胸板に触れていく。

ブレイド > 「そうなっててほしくねえって話してんだよ!ったく…
クスリで気持ちよくなんのはまだいいけど、クスリで正体失うってのはあんま好きじゃねーよ」

相手の意志を無視して体だけ求めるーようなのはあまり好きではない。
どうせならば、クスリでつなぐよりは自分を好きになってもらいたいのだ。
だが、それは照れくさいので言わない。
そのかわりと言っては何だが、もう一発おでこにコツン。

「まぁ、火でもない限り無理だよなぁ。
つか、タピオカも結構濡れてんだな…こりゃ着てたほうが体温奪われちまうな…」

などといいつつも、抱きつく彼女の服に手をかけて
スルスルと脱がしてしまおうとする。
彼女の服の作りは…何度かの交わりで完全に覚えてしまっているし、目隠しされても脱がすことができるだろう。

「来ない助けを待たれるよりは、はじめっからついてたほうが安全ってもんだ」

タピオカ > ばしっとつっこんでくれるノリの良さにくすくす肩を震わせつつ。こういうやりとりに、彼と再会したんだなあ、みたいな事を思ってしまうのだ。おでこにコツンされて、あ痛っ、とか言いながらからから笑ってる。

「はじめっからついてたほうが安全、かあ……。あはっ、
……ブレイド。……ありがとね。
ブレイドのお仕事を遠回しにしちゃったお詫びと、……僕の感謝の気持ちをこめて。ダイラスについたらタルトタタンをごちそうするよ。美味しい店、知ってるんだー」

ダイラスまでの旅路をついてきてくれる様子の彼にすっかり嬉しくなり。囁くようにお礼言うと、ちゅ。その頬に小さくキスを啄んで。

「ううん、……服を脱がすのは、お願い、少し待ってほしいな。わがままでごめんね、ブレイド……。
あのね。服を濡らしたまま、お互いをぬくめる方法、僕、知ってるんだ……。それを今、試したくって。
――ブレイド……。僕のこと、服着たまま抱きしめてほしいの。抱きしめて、キスしたまま……。おしっこ、してほしいんだ。僕も、おしっこするから……。
ぎゅってしながらおしっこお漏らしで、温め合いたいの……」

彼なら、本当に目が見えなくても自分の衣服を脱ぎ払う事ができる。
でも、お互い裸になる前に、彼とずぶ濡れの状態でしてみたい事があるとそっと手を留めて。
抱擁お漏らしがしたい、とはしたないお願いをしてみせ。
……もちろん、彼が乗り気でないなら無理強いせず、そのまま衣服を脱ぐ気でいる。

ブレイド > 「まったくだ。タルトタタンはありがたくおごってもらうぜ?
長いしないなら帰りもついてってやるよ。その場合は…宿くらいはおごってもらうけどな?」

などと冗談めかしつつ、少女のキスを受ける。
彼女が長く滞在するのであれば先に帰らなければならないのだが、まぁそれはそれ。
彼女の散歩を邪魔するつもりはないのだ。

しかし、続く彼女の言葉と表情は…そんな気持ちも鈍らせるほどに倒錯的で蠱惑的。
まったくと、呆れてしまうが見上げてねだる彼女の姿に服の上から
少女のお腹に硬いものがあたってしまう。

「はは、好きだな…タピオカは。
着替え…もってるか?」

彼女を強く抱きしめる。体は冷え切っているし…まぁ、ちょうどいいといえばちょうどいいかもしれない。

タピオカ > 「ダイラスから王都行きのお手紙を運ぶ依頼を見つけるよ。この時期多そうだもの。
――その宿もね!……もしかしたらなぜか、僕と同室になっちゃったりして……?」

冗談めかしに冗談で返す。それはつまり、
同じ宿部屋に自分も泊まる、と言外に伝えるようなもので。
なにやらダイラス行きが楽しくなってきてしまった。うきうきと瞳を輝かせ。

「えへ……。……ブレイドになら、お願いしてもいいかなって……。僕がこういうの好きだって、ブレイドはよく知ってるもの……。
うん……。お着替えあるよ。だから、遠慮しないでいいよ……。
あ、ぁぁ……。……ブレイド、……はぁ、はぁっ……、とっても硬いの、当たって、る……。
……ブレイド……。キス、して……。そのまま……、おしっこ、一緒にお漏らし、しよ……?」

少し恥ずかしそうに笑みかけると。彼の腕の力が強まるのを感じて吐息が弾んでしまう。
固くなる股間に自ら薄い肉付きの下腹部をきゅ、と押さえつけて。
心音弾むのを身体で伝えつつ小首を伸ばして瞳閉じ、唇を少し窄めて。

ブレイド > 「港町だからな、泊り客が多いってなら相部屋も仕方ねぇよな?なんて…
何だよ、嬉しそうな顔しやがって」

ごまかしにしたって下手くそかもしれないが、自分もそのつもりであると応える。
タピオカと宿に泊まるというのであれば、それだけで終わるわけもない。
瞳を輝かせる彼女、大して自分も少し頬がゆるむ。

「タピオカも、オレがそういうのが好きだって知ってるもんな。
タピオカが漏らしてるの見てたら、うまくできねえかもしれねぇからな…
ん、おう…だから、さきに…つか、結構寒かったからな…すぐにでちまう…」

彼女の要望に答えるように、熱い吐息をもらすタピオカと唇を重ねる。
吸い寄せられるように唇を貪りながら、着衣したままの放尿。
じわりとあふれる温水が、ズボンとタピオカを濡らしていく。

タピオカ > 「なんでもないー!なんでもないよっ!
……またブレイドと一夜過ごせるって、えへ、そう思っただけー」

表情隠すのも気持ちを隠すのも出来ない遊牧民は、ひどくご機嫌な様子で肩を揺らして笑み深める。
彼の手を自分の手のひらで覆ったりもしながら。

「うん……っ。……だからね、ブレイド……。
僕のえっちなお願い、いつも聞いてくれて、
わがままも聞いてくれるブレイドのことも、めいっぱい気持ちよくしてあげたいんだ。……僕にしてほしいことがあったら、何でも、言って?言ってくれたら、……何でもしちゃうよ?
――はぁ、ぁっ、はあっ……。うん……うんっ……。
おしっこ、かけて……。僕の、お股に、ぁ、あっ……!
……んく、……ふっ、……、ふぁぁぁぁぁ、あぁ、あっ……、ぁっ……、ぁ……、っ……!」

いつも快く応じてくれる彼の気概に答えるべく。
自分のように、彼にもワガママを言ってほしいと片目をつむってみせ。
――唇触れ合わせるままに、彼の熱がじわりと巻きスカートごしに広がっていく。気持ちよさに身震いしながら、同時に自分も温水を漏らしてしまう。その温水はお互いの下肢をぬくもりで包み。まるで性交しているような。深い繋がりを感じて、甘い鼻息をたてて腰をこすりつける。彼の肉棒へ、温水の温かさの中心に向かってはしたなく身体を擦り付ける様子は素股のように。