2019/02/14 のログ
ご案内:「◆メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にボブさんが現れました。
ボブ > (男が住む村の傍の山の中へとずんずん突き進んでいく男とその相棒。
当の男より相棒の方が山の中を進むのを好んでいるかのように男の前を先行していて)

「おいっ!あんまり前に行くな。 お前だけだとどうにも不安だ、俺と一緒に歩け」

(前を行く相棒に声を掛ければ、相棒は『ウォンっ!!』と返事を返し、男の横へと付くように戻ってくる。
その様子を見た男は軽くしゃがみ込み、相棒……半同居人たる雄狼の頭をワシャワシャッと撫でていき)

「よしっ、よく俺の言う事を聞いた。  本当にお前は頭がいいよな、ちゃんと俺の言葉を理解してるんだから」

(雄狼の頭を撫でながら、相棒を誉めていく男の顔は実にいい笑顔が浮かんでいて)

ボブ > (相棒の頭をワシャワシャッと撫で上げ終われば、男はポンポンッと相棒の頭を軽く叩いて、しゃがみ込んでいた身体を起こし)

「どうだ? 何かヤバい肉食獣とかの臭いはするか?
冬眠から中途半端に目覚めて空腹の野獣が村に現れたらえらい事になるからな。
そういった事が起きる前に村に辿り着く前に何とかしたいんだ」

(隣に居る相棒に頼み事をするように話しかければ、相棒はフンッフンっと鼻を鳴らす音をさせ、
周囲の匂いを嗅ぎ取ろうとしてみせていくが、男の顔を見上げるようにしてから頭を左右に振ってみせていくのを男は見つめ)

「そうか……とりあえず村の北側には居ないか。
なら次は西……いや、東側に回ってみるな? 東側の方には野生の果物の樹が結構あったし、
それを食べる小さな動物もいるから、そっちの方を先に見回った方がいいか……」

(村の住人たちにはこの男が戦える人間だとは伝えていない為、秘密裏のこの巡回作業を知りえる者もいなく、
傍らにいる相棒だけが男にとっては頼れる存在であって、その相棒と共に次なる巡回ポイントを定めていく)

ボブ > 「よしっ! 見つからなかったら見つからなかったで東側を回って帰宅。
もし見つけたらぶっ倒して、解体して肉は熟成させて後日の飯……内臓はお前にやるから頑張ろうな」

(相棒に働いたらその分の報酬はあるぞ…と発破を掛けながら、男は相棒に歩く事を即してみせていき、
相棒の歩調に合わせて、村の近辺の警備へと戻っていく男。
本日の成果がどの様になったかは帰宅時の一人と一頭のみが知ることだろうか……)

ご案内:「◆メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からボブさんが去りました。