2019/01/08 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 夜の森」にぼたんさんが現れました。
■ぼたん > 不完全な月の光が所々に光を落とす、背の高い木立が立ち並ぶ鬱蒼とした森。
木立の合間から黒々とした空に星が黙って瞬き、冬の空気は冷たく沈み込み、時折夜鳥の鳴く声と、地を這う動物が繁みを揺らすが響く。
―――と、唐突に付近の木立が次々と大きく揺れ――最後に一つの木が揺れた後、ざあっと木の葉を撒き散らしながら降りたつ影がひとつ。
「――――はぁ、生き返るー」
■ぼたん > のんびりとした口調と共に、その口から煙にも似た白い息が漏れる――黒の下着とランニングシャツのみのその女は、頬を紅潮させ、笑みさえ浮かべながら腕で額を拭う。
ついさっきまで木立の上を走り回って居た様子だが、不思議とその白い肌には引っかき傷の一つもない。
後頭部の黒髪をぐしゃぐしゃと掻きまわしながら、裸足のままの白い足を繁みの一つへと向ける。しゃがみ込めば、ひとつひとつ確かめるように先ほど脱ぎ捨てた衣服を引っ張り出していく…
■ぼたん > 女の耳は黒々とした獣の耳、その尻からも厚ぼったい黒い尻尾が生えている。その尻尾と耳をご機嫌に揺らしながら、最後の衣服を引っ張り出す。
「これで全部…」
指さし確認する墨色のその瞳の奥から、時折黄緑色の光が零れる。