2018/09/12 のログ
■ガエネロン > (異形の機兵は進む。命を壊し、犯し、侵し、そして自らを蝕む暴走した呪いにより刻一刻と破滅へ突き進んでいく。だが、自らが壊れきる前に、汚染していく呪いの被害の拡大のが早く、甚大。行動原理さえ、本来の機能が狂ったが為に理解しているかも怪しい異形の機女は赤黒い装飾で死を飾り、纏い、彩りながら死と恐怖を讃えながら活動し――皮肉にも停めるのは人でも、本来の想定敵たる魔でもなく。同じく造られた存在たる魔導兵器、御使いと人々が呼ぶ天使達の光の槍。それが一つ、二つ、三つ、次々と狂いし機兵を、その在り方を魔だと判断したのか障害と判断したのか魔を屠る槍が呪われた歌い手を射貫き、縫い止めて。三本までは未だ活動していたが、そこから五本、十本と原型が崩れる程貫かれてはさしもの異形も停止を与儀なくされ。じゅうじゅうと光に焼かれ、呪いに自壊しかけていた機体が爛れながらやがては獣の足を折り地面に倒れ、立つ事も叶わず崩れ落ちて。地面に大穴を穿つ程の光槍に幾本も貫かれて漸くではあったが結果的に人や魔にもそれ以上の被害は避ける事が出来たであろう。――その身に宿し、在り方を歪め、焦がした呪いは消えず、変生しようとも。)
ご案内:「◆メグメール(喜びヶ原) 自然地帯(イベント開催中)」からガエネロンさんが去りました。