2018/08/30 のログ
ボブ > (森の中で朝から取り掛かっていたかなりの難物だった太い樹の切り倒しに成功した褐色の肌をした男は
昼食を取りに泉のほとりまでやって来ると泉の端で両膝立ちになり、そのまま頭を下げ、泉の中に頭を突っ込み、
文字通り頭を冷やしてみせていって)

「ぷっっはぁぁ~~、冷たい泉の水が気持ちいいぜ。
朝からずっと身体を動かしっぱなしで汗だくだったもんな」

(泉から頭を上げ、両手で髪を掻きあげるようにし、泉の水を弾け飛ばすようにしながら、心底気持ち良さげな表情をしていき)

「さて……メシメシっと……」

(そんな独り言を口ずさみながら、樹を切り倒すとほぼ平行作業で拾っていた枯れ木の枝を簡単に組み上げていけば、火打石で火を灯し、
その火が大きくなるまでの間に家から持ち出していた干し肉や根野菜などを刻み、簡単なスープの調理支度を始めていって)

ボブ > (泉のそばにあった比較的平たい岩の上で食材を切り上げていけば、枯れ木に点けた火種もしっかりと燃え上がり、
その上に備えた鍋の中の泉の水も沸騰し始めていくのを見やっていけば、男は切った食材を鍋の中に投入し、
塩や香草などの味付けも鍋に入れれば、とりあえず面倒な作業はこれまで)

「さて……後はじっくり火が通るのを待つだけだな」

(実際、スープが出来上がってから黒パンをナイフで切る程度の作業しか残っていないため、
男は暇をもてあそぶ事になるわけだが、森の中で調理をしているという事はその料理の匂いが周囲に広まるという事。
その匂いに釣られてやってくる動物などが来ないとも限らない為、一応護身用のショートソードを手元に引き寄せ、
軽い警戒モードで泉のほとりの景色を楽しんでいくか)

ボブ > (しばしの間、泉の景色を堪能していた男だったが、男の鼻に干し肉や野菜、香草などが入り混じったいい匂いがしてき、
鍋の方へと戻り、鍋を火から下ろして、しっかり煮込まれたスープの匂いを改めて胸一杯吸い込んでいけば)

「よしっ、いい感じに仕上がったな。 後は美味しくいただくだけっと……」

(鍋から器へとスープを掬い、木匙を手に取ると両手を前で合わせて「いただきます」と小さく声を出してけば
スープをすすり、何ともいい表情を浮かべ、更にスープをすすっていく男)

ボブ > (泉のほとりでの昼食をしていた男のそば……叢からガザッ!!っという何かが動く音…そして気配を感じれば、
男はまだスープが残る器を投げ出し、ショートソードの鍔に手を掛け、いつでも剣を抜けるようにしていく)

「ちっ……獣か……それとも人か?
獣だったらある程度やりようはあるが、人……盗賊の類だったら面倒になるかもな……」

(緊迫感を持った表情になりながら、音が鳴った叢に視線を切らさずに睨みつけていく男。
……そしてその叢から更にガサガサっ…という音が鳴り、シュンっと素早い動きで姿を現わしたのは……
男の家の半同居人たる、雄の狼であって……)

「はぁ? なんだ、お前かよ。 ムダに緊張しちまったじゃねぇか。 ほら、お前も飯食うか?」

(思いっきり殺気を放っていた男の緊張が一気に解け、少しだらしない表情になったかと思えば
男は狼を身近に呼び寄せ、一人だけの昼食から相棒との昼食会へと場の空気を変え、そのまま相棒と過ごし、
食事の後始末をした後、相棒と共に男の午後の仕事へと向かっていった) 

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からボブさんが去りました。