2018/07/27 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にノールさんが現れました。
■ノール > 暗い森は獲物の匂いがした。
小鬼なんかの集団が時折棲み着いて、戯れ、そして居なくなる。
奇妙な圧のある空間なのは奇跡的にもこの獣人は理解していた。
だから、時折巡るだけにしている。
ぺき、さく、と下生えや枝を踏み折りながら進む。
大樹の影から影をするり、と滑るように動くのは人の形をしているが、獣に近い。
狗面の鼻を効かせ、探るように進む。
■ノール > 暗い森は濃密な何かが満ちていて獣人は好きになれない。
だが、獲物の気配に惹かれて森を進んだ。
一通り、徘徊したが見つけたのは食い散らかされた残骸だけだった。
キャンプ跡と思しき焚き火の周りに二つ、人だったらしいモノが落ちている。
人臭い持ち物などはほぼ残っておらず、小鬼か何かに略奪された後、
放置された肉を狼か野犬が食い荒らしたらしかった。
獣人はその前で、怒りに震えてうめき声を漏らした。
今度、小鬼どもにあったらその憂さを晴らしてやろうと心に決め、森での獲物探索は諦めた。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からノールさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯/森」にミゲルさんが現れました。
■ミゲル > 月明かりが自然地帯の暗い森を照らす中、ランタンの灯りを手に森の中を歩く。
月明かりがあるとはいえ暗い森の中、草木を掻き分けては何かを探す様にして次にと向かい。
いくつ目かの草むらを掻き分けた先に探し物を見つけてその先へと。
「……これで4株目…中々……」
草むらの先で見つけた野草、薬になるそれを丁寧に採取して鞄へとしまい。
大人数にかけられた薬草採取依頼だけに他の同業者に負けないようにと次の野草を捜して草木を掻き分けて歩く。
■ミゲル > 「これで……6株……ぁ…」
更に探索を続けて二つの野草を見つけて採取をする。
そして次に向かおうと思えば視界の隅に別の野草が見えて足を止める。
それをじっと見れば確か媚薬の材料になるはずの物。
ちょっとした小遣い稼ぎにいいかと考えてそれも採取して。
「あと少し……」
あと少し頑張ればそれなりな金になる。
それを楽しみに森の中の探索を続ける。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯/森」からミゲルさんが去りました。