2018/07/22 のログ
ご案内:「喜びヶ原 月獸ノ森」に紅月さんが現れました。
紅月 > ーーーざっ、ざっ、しゃら…

真白の月が照らす、深い森の奥。
静寂の中、血臭に包まれながら…長大な太刀を片手に紅の髪を風に遊ばせる女がいた。
見下ろすは、無数の骸。
人の世に在ってはならない数の、魔の骸。
…死の山の上に凛と立つ後ろ姿は、正に鬼神の其れであった。

「……、…これで、少しは綺麗になったかねぇ?」

誰にともなく呟いた声が、静寂を取り戻した森に響いた。