2018/06/21 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯・川原」にラファルさんが現れました。
■ラファル > メグメールの自然地帯のうち、川原も、安全とは言い難いだろう。
川に住まう魔獣も、森から出てくる魔獣もいるだろう、というよりも自然地帯は人の手が入っていないからこそ、危険なのだ、自然がそのまま襲いかかってくるものなのだから。
そんな川に下半身を水につけたまま寝ている女の子、すぴょすぴょと眠っている。
朝から遊びに来たのだけれども、ちょっと眠くなったので寝ることにしたのだった。
少女自体、ドラゴンなので、魔獣とかと同じような存在なのだろう、近づくと危険。
しかも、性格とかなんとか野生に極振りされてるのでこういうところで寝たりするのも全然気にしない性質であった。
「ん……ん…っ?」
むにゃ、と寝ぼけ眼で目をこすりながらむくり、と身を起こして周囲を確認。
ああ、ねてたんだー、と大きく伸びとあくびをくぁ、とこぼした。
■ラファル > くしくし、と目をこすって周囲を見回す、さすがドラゴンというところだろう、魔獣とかそういう野性的なのは集まってこない。
本能的に分かるのだろう、このドラゴンに襲いかかればどうなるか、同然のごとく、お食事である、物理的にお腹の中へシュートされる。
なので、野生の獣も、魔獣も来ない、多分来るとしても野盗とか、見た目で少女の危険性が理解できないものか、理解した上で襲いかかろうというタイプの冒険者。
もしくは、同じドラゴンでもこの少女よりも強いタイプ……であろう。
ドラゴンは珍しいけど珍しくはない……が少女が知っているのは母親の実家である東の島国とか、あとは、魔族の国の酒場の近くの谷とかそのくらいである。
思考が寝ぼけているのか、ぼーっとしや様子で周囲を見ていたのだけれど。
ぐー。とお腹が鳴った、ご飯を食べたい時間である。
お肉、食べたいな。
本能に忠実すぎる少女は、ちゃぷ、と水を蹴り立ち上がり、森の方を見やる。
くんくん、くんくん、と鼻を鳴らして捜索開始
■ラファル > 「ん……!」
しばらく、匂いを探るように鼻を動かしつつ周囲の風を自分に向かうように調節してみれば、獣の匂いを感じ取る。
それなりに大きい獣の匂いでもありそうだし、今日のごはんはこれにしよう。
その匂いをたどるように鼻を鳴らし気配を消す少女はその場にいるはずなのに、石ころのように存在感が消えていく。
足音もなく歩き始め、森の方へと移動を開始して消えていく。
間もなく獣を狩ることに成功し、そういえば一日一回は家に帰らないといけないことを思い出す。
じゃあ、これはおうちで食べようかな、と獲物を、猪を引っさげて少女はそのまま自然地帯からいなくなった。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯・川原」からラファルさんが去りました。