2018/06/19 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にエズラさんが現れました。
エズラ > 「ちくしょ~……こんな地図で探し出せってのが無理な話だぜ……――」

巨大な湖の岸辺にテントが張られている。
すぐ側では焚き火が揺らめき、簡易組み立て式の椅子に座った男がうめく。
手にしているのは、ギルドから支給された地図の写し。
この湖の付近にそれなりに価値のある宝物が隠されていることが判明、冒険者が募集された。
面白そうだと参加してはみたものの、手渡された地図は子供の落書きのようなもの。
しかし、使われている古代文字は、学者がいうには信憑性が高いものであるらしく――

「一日無駄にしちまったぜ……――」

それに従い、周辺を探索していたのだが、結局発見には至らず。
今日は仕方なしに野営をすることになった――

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にしずくさんが現れました。
しずく > 「…よっと。…あれ?ここは…?」

(森の中の手前に急に現れたしずく。
着地すると周りを見渡すも、見た事のない光景。
頭の中に「?」を浮かべながら周りを見ると、どこかの湖の付近であることに気が付いた。)

「ああ、どうしよう…。間違えた…けど、良いや…。」

(魔術の狂いにより、場所が違ってしまったもののまぁ、そのうち何とかなると思い、湖の近くに座り込む。
近くにある石を掴めば、湖に向けて投げ、水面を眺めたりなど子供のような暇つぶしを過ごしている)

エズラ > 地図を眺めながら、明日はどのあたりを探索しようかと思案。
しかし、これはもうとっとと帰るのもいいかも――そんなことを考えていると。

「――お?」

水面に何かが落ち、波紋が広がる。
小型動物か、それともモンスターの類いか――少し警戒しつつ周囲を見回すと――

「あれぇ?シズク……か?なんでこんなとこに――」

見知った少女が、こんな場所には似つかわしくない格好でそこに居た。

しずく > 「ん…?あ、エズラさん…。」

(声がするのでそちらを見ると、投げていた石を地面に戻して、にやけ顔に近い笑い顔をする)

「えひひ…。家に帰ろうとしたら…まちがえて、ここにワープしてしまった…みたいです…。」

(湖を眺めながら事情を説明する。
彼女の言うワープは隙間を通して家の結界を繋げて向かうものである。
いつもなら、適当な場所に行けばすぐに家に到着するも、疲労による魔術の軽い暴走で結界がいつも通りに働かずに別の場所を繋いでしまったようだ)

エズラ > 「転移魔法まで使えるのかよ……やっぱすげぇな」

彼女の魔法能力については既に一目置いていたが――転移までとは。
しかし、移動先を間違えているあたり、その精度にはまだ難があるようである。

「ま、そんなとこで夜を明かすのも危ないからよ――オレのテントに来るか?」

ムフフ、と男の口の端が持ち上がる。
何を考えているかは、言わなくても分かるだろう――

しずく > 「えひひ…。わ、私自身ではないんですが…ありがとうございます…♪」

(褒められたようなことを言われると嬉しそうする。
あくまで放置型の転移魔術だが、それでもやっぱり嬉しい)

「あ、良いんですか…?このままだと…まともに家に帰れそうにないので…。」

(今の状態だとまともな場所に転移できず、最悪危険地帯にまで行きかねない。
それを考えれば一晩宿を貸してもらえるなら、ありがたく借りるのみである。
ちなみに、今は彼の考えがわかるはずだが、今のしずくはただ単なる純粋っ子であるため、企んでいることを理解せず、優しさだけを見ている)

エズラ > 「おう、そうと決まりゃ案内するぜ――つっても、すぐすこなんだがよ」

なんだか少し元気がない――?そんな雰囲気を感じつつも、好色の虫はうずきはじめている。
少女のドレスの向こう側――もっとも、自在に変化させることができるらしいが――を想像して、男の表情は緩んだまま。
そして、自分のテントへと先導していくのであった――

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からエズラさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からしずくさんが去りました。