2018/04/17 のログ
■リズィ > 「う~ん、やっぱり獲れたてのモツは違うね。
プリップリの弾力があって臭みもない。
肉は熟成させてないからアッサリしてるけど。」
もぐもぐと内臓系の串を食べて人心地つきつつお酒をぐびり。
我ながら良い塩加減だと自画自賛しながら食べ進めている。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にブレイドさんが現れました。
■ブレイド > ざくりざくりと川沿いの小石を踏みしめる音が響く。
なんだか人の気配…というか、火の臭い。もっといえば、肉の匂い。
誰かいるのか?と、物陰から覗いてみれば…
だれか、いや、なにか?がいる。
なにか肉を食べて独り言を言っているようだが…冒険者か?
「チッ…先客…か?」
シルエットと風に乗って聞こえる声からして女性。
詳しくはもう少し近寄らなければわからない。
■リズィ > 「ついでだし干し肉も作っておこうかな。
自家製のは自分好みに作れる利点があるし。」
そう独り言を言いながら余っている肉に塩をハーブを揉み込んで、焼いている肉より少し離れた場所につるして燻し始める。
そうこうしている間にも肉は焼けていくので、時折手を止めて焼けた肉を囓っては酒を一口。
「うん?」
そうやって肉を楽しんでいると何やら物音が耳に入ったので、耳をピクピクさせつつ入り口の方へと視線をやり。
■ブレイド > 洞窟に近づけば相手の姿もよく見えてくる。
どうやら一人、おそらくは食事をしていたのだろう。
女性というのも間違いなさそう。焚き火に照らされて、だいぶくっきりと見える…が
「……なんだ、あのかっこは…」
他意はないが、なんだか覗きをしているようで気まずい。
少しばかり熱くなった頬を手で拭ってるうちに…
目が合った。
「あっ…」
間抜けにも声を出してしまった。
■リズィ > 気楽に肉を食べていた途中で視線をやったので口に肉を咥えたままの間の抜けた格好で来訪者と視線が合うことになる。
目が合うとごっくんと咥えていた肉を飲み込んでから言葉をかけ。
「おや、こんばんは。
君も良かったら食べるかい?」
目のあった同業者であろう少年へとニッと笑みを向けつつ、おいでおいでと手招きをして誘ってみる。
たき火の前にはいくつかの肉や内臓が刺さった串が並んでおり、丁度良い具合に焼けているようで焼けた肉の香りが洞窟内へ漂っていて。
■ブレイド > 「うぇ!?あ、おう…こ、こんばんは」
思った以上に警戒されていなかった。
むしろ招かれた。
流石に驚き戸惑い変な声がでてしまうが、とりあえず身を潜めるのは止める。
「えーと、アンタは冒険者か?
オレはブレイド。依頼でこの洞窟に来た冒険者なんだけど…まぁ、おう、ごちそうになる…」
手招きされれば素直にそばへ歩いていく。
警戒する必要は…おそらくないだろう。
とりあえず両手を見せて安全なことを教えつつも、彼女とともに焚き火を囲むように腰を下ろし。
■リズィ > 「やだなあ、そんなに驚かなくても良いのに。
別に取って食おうって事は無いから安心してよ。」
少年の驚いた様子にケラケラと面白そうに笑って、冗談を言いながら手をパタパタと振ってみせ。
「兼業だけどそうだね。
アタシはリズィ。
この辺りで貴重な鉱物が採れるって聞いたから来てみたのは良いんだけど、無駄足に終わった冒険者兼鍛冶屋だよ。」
肉は適当に取って食べてくれと、手のひらを焼けている串へと向けて促し。
自分はといえばさっきまでと変わらぬペースで肉を食らいつつ酒を飲むというマイペースっぷりであった。
■ブレイド > 「いや、先客がいるとは思わなかったからよ…」
笑われると流石に恥ずかしい。
こんなにあけすけだと、警戒していたのが馬鹿らしくなってしまう。
「無駄足……そっか、オレも貴重な鉱石がとれるらしいってんで
その調査のためにーってきたんだけどな。
ま、なくてもオレは報酬はもらえるけど…まー、ないならないでそりゃ残念だな」
いい塩梅に焼けた肉に手を伸ばし、かぶりつく。
なかなかにワイルドな調理法であるが、素材が新鮮なのかなかなかに美味い。
■リズィ > 「まあ人気のあるような場所でもないからしょうが無いね。
アタシもこんなところで誰かに会うなんて思ってもなかったしさ。」
苦笑交じりに肩をすくめてみせる。
実際に街道沿いならともかくとしてこの辺りで人に会うには今回のようにそれなりの運が必要だろう。
「そういえば、来るのがもうちょっと早かったら素っ裸を見られる所だったのか。」
そして先程まで水浴びしていたことを思い出すとボソッと小声で呟いた。
「あー、多分情報源一緒なんだろうね。
こういう情報ってガセも多いから仕方が無いね。
飲む?」
良い感じに齧り付く少年の姿をにっこりと笑いつつ眺め。
自分の飲んでいた酒精の強い若い蒸留酒の入った革袋を向けて勧めてみる。
■ブレイド > 「ま、お互い運が…いや、運がいいのはオレのほうか。
肉、おごってもらえたしな」
肉を食いちぎり、串を置く。
少し遠出ということで、保存食をもってきたが
今晩の分は必要なさそうだ。
腹も膨れて上機嫌…といったところで、リズィのつぶやき…小声ではあったが、耳に届くと、かぁっと赤くなって
「んなっ!?不用心だな!ったく…」
タイミングが遅れて助かった…というべきか、それとも見れなくて残念というべきか。
「まー、ガセかどうかは俺たちにはわかんねーしな。
オレの依頼は、その確認も込みってことだろ。
ん、一杯くれ」
少し気持ちを落ち着けて、木のカップをさしだす。
■リズィ > 「まあ一人じゃ食べきれない量だったし、アタシとしても消費してくれる人が増えて運が良いと言えなくもないかな。
大分余りそうだから干し肉も作ってるとこだったし。」
二人で食べているので串の消費スピードが倍になったので、時折串に肉を刺して追加で焼いていく。
そして何やらこちらの呟きを聞いて赤くなる少年の顔を見れば悪戯っぽい笑みを浮かべ。
「川が近かったから水浴びをしていたんだよ。
もしかして見たかった?」
にやにやしつつ楽しそうにからかうのであった。
「まあ偶々少量だけあったのが見つかったとか、実は報告者が場所を間違えてたとかの可能性も無くはないしね。
どうぞ、まだ若い蒸留酒だからキツいんで注意してね。」
差し出されたカップへとトクトクと酒を注ぐ。
■ブレイド > 「狩りで獲ってきたってーなら、そりゃ一人じゃ食い切れねーだろうな。
二人でも少し余りそうだけどよ」
焼けた串をとって食べる…というだけじゃ、さすがに申し訳なく、時折串にさす作業を手伝いつつ
悪戯っぽい彼女の問には驚いた様子で
「ばっ…ばかなこといってんじゃねーよ!
見たら見たで気まずくて声もかけれねーよ…」
ぐぬぬと、からかわれ悔しそうに唸る。
だが、一人でここまで来たものだから不意にできた話し相手に気を許しているのも事実。
「場所間違えはよくあるらしいな。
よくよく探せばこのへんに件の洞窟があるかもしれねぇけど、のぞみは薄いな」
カップに口をつけコクリと中身を流し込む…
「ぐふっ……ぐ、は…辛…、苦…いや、うまい……」
■リズィ > 「そこは押し倒す位の大胆さを見せれば……
いや、知り合いならともかくとして知らない人の水浴び現場に遭遇して押し倒したらただの犯罪者だね、うん。」
からかい具合を強めてそんな冗談を言いかけたところで、冷静に考えるとアウトだなと誤魔化し笑いを浮かべて頭をポリポリと掻く。
「街道沿いとかならまだざっくりとした距離とかは分かるけど、この辺まで来ると似たような場所も何カ所か会ったりするからね。
もしかするともう少し離れた場所にあったりするのかも?」
それでも何日も探すのは流石に面倒なので、明日にはそのまま帰る予定であり。
「外で飲むにはこのぐらいが丁度良いよね。
家で飲むんなら上等なのもいいけどさ。」
咽せている少年の様子を楽しげに眺めながら自分もグビリと一口。
■ブレイド > 「大胆とかそういう問題じゃねーだろ
そもそも、おとなしく押し倒されるようにはみえねーし…」
じとーっとリズィを見つつも、その頬は少し赤い。
少年の大胆さとやらでは、そんな大仰なことはできないだろう。
「ま、そこまではオレの仕事じゃねーしな。
ちょっと洞窟の石でも持ち帰ってそれで終わりってとこだ」
調査という名目上サンプルは必要なわけで。
だが、そんなに難しいものを採取せずとも依頼主も納得してくれるだろう。
「ん、あ…あー、そ、そうだな…」
ちびちびとカップの中身を減らしていく。
どちらかと言えば、甘いものが好きな少年にはややきつめのお酒。
舐められるのは嫌だからとやせ我慢してはいるものの…
■リズィ > 「う~ん、まあ水浴びしてるときに襲われたら……
普通にこうプチッと…
まあ気を許している知り合い相手ならそういうのも有りと言えば有りな気もしなくはないけれど。」
じーっと見られて小首を傾げながら、何をプチッとかは知らないけれど少々物騒な事と緩い事を。
「それならその辺にごろごろ転がっているから。
まあ失敗にせよ成功にせよサンプルは必要だものね。」
調べた結果、やっぱり何かあったりすれば面白そうではあるが、それは自分には関係なさそうである。
「水で割るだけでも大分マシになると思うけど、割るかい?
果実でもあれば良いんだけど、昼間に採ったのは生憎と山菜ばかりだからね。」
■ブレイド > 「まぁ、そうなるだろうな…。
悲鳴あげて動けなくなるようなタイプじゃねーだろうとは思ってたけどよ。
その場に居合わせなくてよかったぜ…」
想像して小さく身震い。
覗いた程度ではそこまではいかないだろうが、いいことはなさそうだ。
「そーだな。ま、一晩休んだら
帰ることにするさ。むしろ手間が省けてよかったってくらいだ」
依頼自体は調査ということなので、鉱石の有無はあまり関係ない。
調査してきたという証拠と、洞窟の地質を知るためのサンプルがあれば報酬はもらえる。
「んぐ…お、おう……わり…」
申し出には素直に応じる。
というか、これを飲み続けていては悪酔いしそうだった。
酒の強さもあってか、顔どころか、差し出す手も少し赤い。
■リズィ > 「まあ別に見られるだけならあまり気にしないんだけどね。
自分で言うのも何だけど、減るもんでもないし?
襲われたら抵抗するってだけだしね。」
せっかくだし見る?などと小首を傾げながら自分のタンクトップへと指を引っかけて、谷間が少しだけ見える程度の悪戯をしてみるのは少年の反応が面白いからで。
「それがいいね。
丁度お酒も入ったことだし今日はぐっすり眠れるだろうしね。
ん、こっちが勧めといて何だけど、キツいからね。」
水を少年の容器へと注いで酒を薄める。
キツい酒もコレで多少はマシになることだろう。
「くぁ~……良い感じにお酒も入った事だし、アタシはそろそろ寝るけど、そっちはどうする?
魔物よけの香も焚いてるから寝てても大丈夫だと思うよ。
肉もまだあるから、このまま食べててもいいけど?」
欠伸を一つして、周辺から集めてきた枯れ草などと持ってきた布を敷いて作った簡易の寝床へと寝転がりながら尋ね。
■ブレイド > 「ばっ…!?馬鹿なこと言うなっての!
みねーって!いや、見たくねーとかじゃねーけど…その…
いろいろ、困る…オレが」
しっかりと見ても意識してしまうし、目をそらすのも無礼だろう。
見たいかと問われれば、そりゃそうなのだが…素直にうなずけるほど子供でも恥知らずでもない。
「ああ、そうだな…おかげさんでくらくらするし
今日はゆっくり眠れそうだ。
二日酔いになってなきゃいいんだけどな…」
水で薄められた酒は、まぁ、マシではあるがそれでもキツイ。
ちびちびと減らして、飲み終える頃には全身赤くなっていた。
「んぅ…おれも、ねる……てか、ここで寝んのかよ…。
いいけどさ…」
リズィから少し離れたところに横になる。
毛布を羽織りごろごろと。見せられた谷間を振り払いつつも目を閉じて。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からリズィさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からブレイドさんが去りました。