2018/04/01 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にバーニィさんが現れました。
■バーニィ > 「んあー 暇だー。」
めぐメールの自然地帯をぶらつく少女。
役目も終わり、男だらけで徒党を組んで街に戻れば、厄介ごとが予想でき。
少女は一人ひっそりと別れて、街へと向かっていく。
月明かりに平原のみで退屈でたまらない。
そしてこぼれた先程の言葉。
■バーニィ > 「とりあえずこの辺で野営するかなー」
そうつぶやくと、岩の傍、やや尖った岩であれば少女は槌を柄を握り構えると、一気に振り下ろす。
ガツーンと響く音。
何度か繰り返し、椅子を作ると、満足したようにうなずき。
少女は持ってきた薪と携帯型コンロを並べ、火をともす。
「~♪」
僅かに立ち上がる白い煙。少女は来る途中に捕まえ、血抜きした兎を取り出すと皮を剥ぎ、身に塩を塗りこんでから火にくべる。
■バーニィ > 少女は夜食をのんびりと楽しみ寝る場所を整え眠りへと落ちていった。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からバーニィさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯/川」にレーナさんが現れました。
■レーナ > 自然地帯の一角に流れる大きめの川、その川辺に転がる大きな岩に腰を掛けて釣竿を手に釣りに勤しむ。
よくわからない依頼、この川で釣れる大型魚を持ってくるという依頼を受けてしまっただけに。
「しかし…退屈だ。釣れもしない」
朝から釣り糸を下げてはいるがあたりは今までもなく退屈な時間。
そもそも釣りの経験がないだけにやり方を聞き道具を用意した素人そのもの。
本当に連れれば運がいい、その程度の気持ちで達成できれば本当に御の字。
そんな状態で釣りを続ける。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯/川」にエズラさんが現れました。
■エズラ > 不意に、釣りに挑む冒険者の背後の茂みが揺れる。
そこから現れたのは、軽装の旅荷物に釣り竿を背負った男である。
「ふー……ようやく抜けられたぜ……――」
深い藪から出たばかりの男が、身体にへばりつく小枝や落ち葉を払い落とす。
そのあたりで――もう一人の存在に気付いたのである。
「おおっ……誰かいるなと思えば――久しぶりだな、レーナ」
名を呼び、軽く手をかかげ。
そのかかげた手には――男が上流で釣り上げた、大きな魚――まさに、彼女が欲している獲物が提げられていた。
■レーナ > 「本当に連れんな……」
川の中には魚の姿を見る事はできるが釣り針によって来る気配は全くなく。
少しは変わった依頼を受けるのではなく慣れた放伐でも受ければよかったといい加減後悔も出てくる。
余りの退屈さにあくびを一つ零し、そんなときに背後の茂みが揺れる音が聞こえれば竿を地面に突き立て振り返る。
野良の魔物でも出たかと警戒をするが現れたのは魔物ではなく男。
しかも知り合いの姿であり…。
「エズラか。一体どこから現れる……久しぶりだ」
出てきた場所から経過するが軽い様子に溜息を吐き警戒を解き。
久しぶりと返し、その手に握られる魚を見れば目を丸くして。
■エズラ > 「今日は天気もいーし非番だ――そういうときゃ、たまにこーして野外を満喫するのさ」
男の方は、特に仕事というわけでもなく――純粋にサバイバルを楽しんでいたらしい。
手に提げた大型魚を足元に寝かせるように置くと、背の荷を下ろす。
「そっちはそうした――釣りが趣味とは知らなかったぜ」
なにやら彼女の目線が少しおかしい――それに気付いた男は不意に。
「――ああ、腹でも減ってるなら、今からこいつを捌くからよ――飯にするか?」
■レーナ > 「なるほどな、仕事ではなくプライベートでそうしているのか」
自分とは違い仕事ではなく野外活動を楽しむ姿を見て男らしと納得して。
視線は置かれた魚を追うように動いて。
「趣味ではなく仕事だ。少々厄介な仕事を受けてな」
まさに男が持っていた大型魚を釣り合えるという依頼。
自分には釣れずに男に釣れている理不尽さには思う事はあるが言葉にはせず。
「いや、腹は大丈夫だ。…捌くのか?」
その魚が捌かれると聞くと思わずここでかと問い返してしまう。
■エズラ > 「そーゆーことだ、まっ、身体が鈍るのを防ぐためってのもあるが――ン?」
厄介な仕事――そういう割に、魔物と戦っているでもなく、彼女は釣りの真っ最中。
しばし怪訝な表情で彼女と魚を交互に眺めて――続く相手の言葉で、何かを察して。
「ははぁ……そうか、討伐じゃなく、採集ってやつだな」
足元の魚の顎に通した麻縄を掴んで、再びそれを持ち上げる。
「ヒョッとして、狙いはこいつか?」
このあたりの川で釣れる――ただし、もっと上流で――少し珍しい大型魚。
なるほど、そういう依頼はありそうである――ムフフ、と男がなにやら意味深に笑みを浮かべて問う。
■レーナ > 「私から言えば休めるときは休むべきだと思うが?お前ほどなら鈍る心配はないだろう?」
男の考えは同意できるが大丈夫だろうと見ていて。
戦いならば得意だがこういう事はむしろ苦手、討伐に比べればまさに厄介な依頼。
その厄介な依頼の目的物が目の前にあればどうしても目が向いてしまう。
「……よくわかったな。そんな所だ」
勘のいいやつだと見れいれば酒場が持ち上げられ。
「実は最初から見ていたのではないのか?それを朝から釣ろうとしている訳だ」
結果は何も釣れていないのは見ての通り。
男の顔に浮かぶ笑みに言いたいことを察してしまう。
■エズラ > 「昔から山暮らしにゃ慣れてんだ――こういう場所の方が、案外落ち着くってもんでな」
そして、自分の推測がばっちり正解していたことを知り、笑みは深まる。
彼女の勘ぐりに対しては、軽く手で制して――
「おいおい、いくらなんでもそりゃねぇぜ――現に、これから捌こうとしてたんだしな」
そうはいっても、彼女がそう勘ぐりたくなるのも無理はなかった。
過去に何度か、そういう勘違いをされても仕方ないことをしでかしてしまっているのである。
そして――今から、も。
「……ムッフッフ、譲ってやってもいいぜ――さっきも言ったが、オレは今日非番だしな」
ただし――と続けて。
「……ちょっと付き合ってくれよ――な?」
■レーナ > 「山暮らしに?なるほど、そういう出身という訳か」
妙なところから現れたり大型魚を釣り上げているのを見れば納得できる言葉。
笑生の深まる顔を見れば逆に目つきは鋭くなっていき。
「本当にか?以前にそういう駆け引きをした奴がいてな」
もちろんその相手は今頃石の欠片となりどこかで風化している訳だが。
そういう経験もあるだけにどうにも偶然とは思えず疑うのも仕方なく。
「依頼の品でないなら譲っても問題はないという訳か……それはあれか、つまりは…」
言いたいことは直ぐに判り、こいつは…と呆れた顔にとなって。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯/川」からエズラさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯/川」からレーナさんが去りました。