2018/03/15 のログ
■ボブ > (厳しい冬が終わりを告げようとし、春が間近に迫っている…そんな山の林の中を使い込まれた槍を手にし、
腰に草刈り用に使っている蛮刀を下げている褐色肌の男の傍らに狼が付き添って歩いていて)
「はあぁぁ~~、お前とこうして山を出歩くのも久々だよな。
冬の間は…積もった雪の上ではさすがにお前の脚の速さについていけなかったからな」
(傍らを歩く狼に男はまるで人であるかのように話しかけながら朗らかに散歩をしていき、
その行き先にある男の仕事場である山林へと向かっていた)
■ボブ > (冬の間、少し足が遠のいていた男が木を切り倒している仕事場の地面には春萌えの草木……
正確に言えば雑草の類が木々の根元を覆っていて、それを見た男は軽く顔を顰めていけば)
「はぁ~……毎年の事ながらこいつらの生命力は対したもんだな。
まぁ、生命力……しぶとさに関してはこいつらも俺には言われたくないだろうがな」
(実家の高名にしか縋る物のない腕に劣るボンクラ騎士たちの追及を何とか逃れ生きている己のしぶとさと
雑草のしぶとさを重ね、自嘲するような言葉を漏らしていけば、腰に付けた蛮刀を抜き、雑草刈りを始めていく。
好き好んで山奥に入って来る者もおらず、順調に仕事を進めていった男はある程度の目星がつく所まで作業をし、今日は帰っていった)
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からボブさんが去りました。