2018/01/05 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にハスクさんが現れました。
■ハスク > ギルドで受けた依頼は自然地帯の魔物退治。ある特定の区画で低級ではあるが魔物が大量発生したとの事。
その依頼を吟味した結果引き受け、その依頼を遂行してほぼ丸一日ぶっ通しだ。
「……調子に乗りすぎたなクソ。」
ぜぇ、ぜぇと肩で息をしつつ近くになった大木の根元に振るっていた長刀を杖のようにして体を支え歩みより腰を下ろす。
地道に冒険者として実績を積み、一応は中堅どころのレベルにはなってきたと思うが。
流石に低級の魔物退治…準備を怠らず油断しなければ問題ない連中…とはいえ、ほぼ丸一日は流石にキツかった。
「…もうちょい…筋肉が付けばいいんだが高望みってやつか?」
己の手足を眺める。引き締まってしなやかだが矢張り筋骨隆々には程遠い。
筋力より瞬発力に優れた肉付きなのは、きっと半分流れる銀狼の血筋の影響なのだろうな、とボンヤリ思い一息。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にレヴィさんが現れました。
■レヴィ > 「これは出遅れたッスね」
ギルドで受けた低級の魔物の大量発生の駆除の仕事。
先に受けたものが居たのは聞いてはいたが数が多いと言う事で直ぐには終わらないと準備を整えて後を追いかけ。
ただその準備にs東証時間がかかり現地に着いた時には魔物の気配はなく、するのは血の匂いのみ。
これは失敗したと息を吐きながらせめて先に来た者の無事だけでも確認しようと探すように歩き。
無事だといいがと探し歩けば一つの大木の辺りで音が聞こえてそっと近づいていき。
「良かったッス。無事だったッスね」
そこに座っている男を見つければ気さくに、そして申し訳なさそうに声をかけていく。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にハスクさんが現れました。
■ハスク > 「………誰だ?」
即座にフードを目深に被り直しつつ、傍らに立て掛けていた長刀を手に取る。
同業者の知己はほぼゼロだし、顔も覚えているかどうかといったレベルだ。
なので、その声や容姿に覚えがあるとしても警戒せずにはいられない。慎重に越した事は無いのだ。
「……アンタ、同業者か?…見ての通り、といってもこの暗さだと分かり辛いだろうが一通り片付けた」
お陰で、彼の纏う外套は魔物の体液などで薄汚れて酷い有様であるが。
長刀の刃も血がこびりついて中々に酷い具合だ。刃毀れは勿論していないが。
■レヴィ > 「誰だと言われたら…困るッスね」
戦い終えたばかりに声をかけたのは失敗だったかと、フードを被りなおした男に見えるように両手をあげて何もしないアピール。
質の悪い冒険者ならば先に倒させて手柄を奪うという者もいなくはないだけにそうではないと見せる為に。
「多分あんたと同じ魔物退治を受けた冒険者ッス。出遅れて全部任せたみたいで申し訳ないッスよ。
双みたいッスね。動いてる気配は私とあんたしか今はないッス」
周りからも匂いは酷いが一人で立ち回りをした男からも同じような匂いがして。
流石にその事を言うつもりはなく慣れているのに気にもしないままに笑みを見せて。
傍に行っても大丈夫?と問いかけるとうに一歩足を進める。
■ハスク > 「……確かに、ギルドで見掛けた事がある気はする顔だなアンタ。…悪いな、臆病なモンで」
警戒心が少々強いのは自覚があるが、実際手柄を横取りしようとする同業者も一定数居る業界だ。
そういうのも含めて、警戒するに越した事は無いのだが…一先ず、野生の勘が目の前の相手はまぁ大丈夫だろうと告げている。
警戒心を緩めつつ、長刀を掴んでいた右手を離して疲れたように。如何にも疲労感ありありの様子。
「…あぁ、そこは俺の自己責任だし、取り分は独り占めしたかったから別に。
…あと、すまんが臭い消し持ってないか?手持ちのは使い尽くしちまってさ」
と、己の外套を軽く指先でちょいちょいと示しつつ。汚れは兎も角、臭いは何とかしたい。
少女が歩を進めてくれば、最低限の警戒心はあるが特に拒む事は無いだろう。
■レヴィ > 「多分何度か在ってるッスよ。こうして組むのは初めてッスけど。
こんな戦いの後ッス、誰だって警戒もするものッスよ」
終わった事にやってきたのだから警戒されて当然とまったく気にしていないと笑い。
むしろそんな者たちと同じように見られなかった事に安堵して。
警戒心を解いてくれたのか武器から手を離す姿を見れば手を下ろし。
「大丈夫ッス。流石に一人で終わってるのに分け前をよこせとは言わないッス。
臭い消しッスか?あるッスよ、少し待つッス」
男が外套を突いての言葉に直ぐに納得して荷物を漁り匂い消しを取り出し。
拒まれる言葉く傍まで近づけばどうぞ、と匂い消しを差し出す。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にハスクさんが現れました。
■ハスク > 「……そうだったか?悪いな、物覚えもあんまり良くなくてな」
嘘だ。実際は素性が何かの拍子に漏れると面倒だから極力、同業者とは組まずに単独を好んでいるだけ。
彼女の顔に一応は覚えがある時点で、記憶力が別に無い訳でもない。
「……そりゃどーも。こっちとしては今回の収入が無いと今滞在してる宿代が払えなくて野宿生活だったからな…。」
嘘ではなくマジでそうなので、苦笑気味に礼を述べる。臭い消しを彼女が差し出してくれれば、軽く礼を述べて受け取る。
「…そういや、同業なのに名前も知らないのは流石にアレか。…俺はハスク・ストレイ。そっちは?」
流石に顔に覚えがあっても彼女の名前は知らないので、臭い消しで臭いを手早く消しながらこちらから名乗りつつ尋ねてみたり。
(…よし、大分マシになったな)
で、この臭い消しは完全に消臭は無理だが即効性のある冒険者御用達の一品だ。
自分も使っているのでその効能は把握している。これで、周囲の魔物の死骸は兎も角男から漂う臭いはマシになるだろう。
■レヴィ > 「そうッスよ。でもすれ違ったりでこうして挨拶以外で話すのは初めてッスね」
だから覚えていなくて当然と頷いて。
ただ自分は冒険者、そして副業のせいもあり物覚えがいいだけで。
「むしろ何もしてないのに寄越せとか言えないッス。
そ、そこまでやばかったッスか?」
まさかそこまで金がないなどとは思わずに驚き、もしかして自分が遅れたのではなく男が先に出たのではと見てしまい。
礼を述べる事にこの程度と首を横に振って見せて。
「そう言えばそうッスね。ハスクッスね。私はレヴィ・ドーラッスよ」
匂い消しを使う男に名前を名乗り返しよろしくと人懐っこい笑みを見せて。
「その匂い消しはよく効くから便利ッスよね。色々と使えて本当に助かるッスよ」
周囲の臭いが濃いだけにあまり気にはならなかったが男からの臭いが薄くなれば、それを確かめるように匂いを嗅ぎ。
一人納得するように頷けばおまけと傷薬も差し出して。
■ハスク > 「……あぁ、まぁ俺は我ながら社交的とは言い難いしな。アンタの方は気さくそうだから顔は広そうだが」
嘘は言っていない。人付き合いという点ではお世辞にも良いとは言えないし、単独行動を好むのも事実だし。
「ここ最近、実入りの良い依頼は腕の立つ連中や耳の早い連中に掻っ攫われててな。
間が悪かっただけかもしれないが、お陰で細々とした依頼しかこなせなかったんだよ。」
今回の依頼はそこそこの報酬は出るので、基本消耗品の補充以外は宿代などに充てる算段だ。
懐に余裕を持たせるには、あと1,2回くらいは報酬の高い依頼をこなさないといけないが。
臭い消しの効果にホッと一息。魔物の臓物や血、体液の臭いは仕事柄慣れているが不快なものに変わりない。
「レヴィか…ああ、俺も同じの使ってる。地味に冒険者には必需品の道具の一つだからな」
傷薬を差し出されれば、見た目は酷いが殆どが掠り傷程度だ。必要無い気もしたが念の為にこちらも有難くもらって置く。