2017/09/18 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」に天姫さんが現れました。
天姫 >  
「うむ、今日の夕餉はこいつで良いか」

豪快な風斬り音を鳴らし、大地に大鉈が突き立てられる

鬼の前には大型の野生動物…というよりは魔物が倒れる
鮮血を滴らせぴくりとも動かないソレは、仁王立ちするこの鬼の手によって斬り伏せられたのだろう

「身体ばかり大きくてなんとも張り合いがなかったが、
 腹の足しになるならば重畳じゃな」

すっかり夜になり、腹も空いていたところ
家畜でなくとも肉には違いない、例え魔物でも

天姫 >  
「人間の飯は篦棒に美味いが、金銭を要求されるのが難じゃな」

どっこいせ、と岩場に豪快な腰を降ろし、
既に横たわる肉塊となったそれに向けて掌を向ける

「蒼火万丈!」

何やら口走ると蒼白く光る鬼火が蛇のように肉塊へと巻き付き、炎上する

術の類が得意でないとはいえ、これくらいは使えるものだ
懐から塩の入った小さな巾着を取り出し、熱で炙られる肉塊に向けて雑に振りまく

とりあえず肉は塩で喰える

天姫 >  
「しかし人間の街に飯を喰いにゆくにもどうにも目立つようじゃしな…」

件の温泉宿などは元々多様な者が利用しているらしく、あまり気にされなかったようだが……
王都の周辺などはさすがにこの姿で歩くのは目立つ上に、
魔族に間違われるのはどうにも不満である

いっそ角隠しのなんぞかでも被るかと、いい音と匂いを立て始める肉を見ながら考える

魔物の肉でも焼けば案外美味そうに見えてくる

天姫 >  
「おッ、そろそろ良いか♡」

ほんのり浮足立つような様子で灼けた肉塊へと近寄り、爪で無造作に引き千切る
千切り取った破片ですら相当な大きさである

「さてさて賞味と往こう、どれ程のものかのー」

がぷっ、と鋭い牙を突きたて食い千切り、咀嚼し、飲み込む──

一瞬の沈黙の後……

「…………」

焼けた肉の香ばしい香り
程よく効いた塩加減
芳潤な脂の甘み

「……まっずぃのう」

そしてなんとも言えぬ血生臭さと後味の悪さに襲われる

天姫 >  
「こりゃ喰えたもんじゃないわ。
 野生動物どもにでもくれてやろう…」

やはり魔物は魔物
煮ても焼いても食えぬとはよく言ったものである

「やれやれ…温泉宿に戻るとするか…。
 随分と血生臭くなってしまったしの」

すんすん、と自身の身体を嗅いでみれば、
焼肉となった魔物との戦闘でこびりついた血の匂いがする

「ひとっ風呂浴びて寝るとしよう。
 腹はなんぞか宿で賄ってもらうとするのじゃ」

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」から天姫さんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にミルミルさんが現れました。
ミルミル > からん、ころん、からん、ころん。
カウベルの音が、自然地帯の森の中に響く。
日差しが木々の間から差し込んでいるから、昼間の森を歩くのはさほど苦労はなかった。
それよりも、時々蔦が足に絡まってくるから、それを力付くで引きちぎっていくのが少し億劫なだけ。

「ギルドの依頼も終わったし、確か帰り道は…っと」

カウベルの音が止まる。
そして視線を左右に、前後に。
何処を見ても、大小さまざまな木々ばかりのけもの道。

「あれ、えーっと」

まさかの迷子?
脳裏を掠める不安に、道を探すようにもう一度視線が辺りを彷徨う。
まだ陽は高いから、そんなに焦る時間でもないし、いざとなれば戦うこともできる。
そういう楽天的なのは、獣人族の性かもしれない。

とりあえず再び歩き出すと、からん、ころん、からん、ころん、カウベルの音が響くから、
魔物や冒険者、はたまた別のモノも、その存在に気付くかもしれないが。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にミケ・ファムトさんが現れました。
ミケ・ファムト > ゾス村からかなり離れた場所。 
ここにも時折家の手伝いで来たり、一人で馬と遠出した時に使う修練場という名前の秘密基地を作っている少年。

木製の剣を素振りしていた時に聞こえる、カウベルの音。
この周りには獣道やら小川ぐらいしかないはず。
だれか知人の牛が迷い込んだのだろうか?
そう考えると、念のため木の剣と、背中に護身用ナイフを確認してこそこそと動き近づき始める。
但し隠密の訓練は狩人の人から教えてもらい、それなりの腕ではあるがプロの冒険者に通じるかは別の話。

体の軽さと俊敏さをフルに使いまずは偵察と、音の方へと近づいてくる。

ミルミル > 獣人族の中でも、怪力と体力には自信がある一族ではあるが、
残念ながら、耳や鼻、目は人間と変わらない。
だから、どう行けば街道にでるかは、情けないことに、闇雲に歩き回ってゴールを見つけるしかない。

「も~…」

いつもの口癖が零れて、足元に絡む蔦を片脚で踏んで、もう一方を力任せに引き抜いて。
そうなると、規則正しいカウベルの音が少し乱れて辺りに響き、
ぶちぶち、と鈍い音を響かせて力任せに蔦を引きちぎって、息を吐く。
動きを止めたことで、静寂が森を包んだから、何かの気配を感じたのは、獣人族らしい「野生の勘」。

「………誰?」

柔らかい女性らしい声ではあるが、少し険があるのは警戒を示している。
きょろきょろ、とあたりを見渡すたびに、牛尻尾が忙しなく左右に揺れて。
残念ながら、こちらに近づく人物の居場所を見つけれるほど、気配に敏感ではなく。

ミケ・ファムト > 牛かと思ったら女性。
カウベルをファッション代わりに使う相手。
少年は草むらから覗いこみ…
都会の人間は良く分からない等と内心呟きを漏らす。

しかしながら相手は何か困っている様子。
そして、誰かと問われれば…
一瞬の間。
山賊や悪人であったらまずいが、
沈黙や静寂を好むそういった悪人たちはカウベルなどつけていないだろうと納得。
草むらからざばっと顔を出す。
農作業に従事しているのか、Tシャツ焼けした褐色の肌の少年。
手には木の剣を装備した子供。


「ミケ。 そういうお姉さんはどうしたの?」

ミルミル > がさがさ、と音がした叢に気付き、視線をそちらへ。
警戒している声色だったが、特に武器に手を伸ばす気配はない。
いざというときほど、いつもの力任せが有効なのは経験則。

「………あれ、子ども?」

何か物騒な連中でもいたかと思ったら、出てきたのは少年である。
イッチョ前に剣まで手にしてる。
だが、思わず発した声は、あっけにとられたもので、ぱちぱちと目が瞬いて。

「あ、えーと、あたしはミルミル。…こんにちは、ミケ。
実はちょっと、街道に出る道を見失っちゃったんだ」

テンガロンハットからひょっこり覗く牛耳がヒクついて、背後では牛尻尾がゆーらゆら。
獣人族の特徴を隠すことはせず、にこやかな表情を浮かべ、現状を伝えて首を竦める。

ミケ・ファムト > 視線がこちらに向けられている。
そして、少年は、相手の事を警戒しているのかじーっと見つめている。
そしていきなりの子ども扱い。
まぁ実際そうなので仕方ないが…
背伸びしたいお年頃としては小さくため息。
木の剣は腰にぶら下げるようにベルトにひっかけ。

「こんにちは、ミルミル。
街道… 戻るにはそれなりに距離があるけど…
案内する?」

何だか前にあった冒険者も迷子だった気がする。
冒険者は皆迷子になるのだろうかと小首をかしげ。
じーっと相手を見つめると、牛耳と牛の尻尾。
自身のいる村ではめったに会うことのない獣人族。

少年はつい好奇心が混じる目をそちらに向ける。
その目は別に差別や恐怖は無い。
知人の牛ではなかったが牛に類する存在であって少年はなんだかおかしくなったのか楽しそうにクスリと笑った。

ミルミル > 叢から飛び出してきたのが、モンスターや物騒な連中なら、そのまま力任せに拳をお見舞いしたところだが、
目の前の少年に万が一にもそうしていたら、吹っ飛ぶどころの話じゃなくなる。
だから、こちらは警戒心もなく、にこにこと、そして少し身を屈めて目線を合わせて、
すっかり子ども扱いな様子が見て取れる状況。

「うん、案内してほしいなぁ。…そうだ、ミケ、牛乳好き?
牛乳飲むと、おっきくなれるよ?
お礼に、牛乳あげるから」

子ども扱いも極まったような提案。
肩から斜め掛けにしているメッセンジャーバッグの外ポケットにある牛乳瓶。
ひんやり冷えているのは瓶の周りに水滴がついていることからも解る。
それを差し出すため、相手の方へと近づいて。
そうしながら、笑う姿に、きょとん、と瞬き、耳がぱたぱた。

「ミケは、獣人族が珍しい?怖くない?」

首を傾けて問いながら、ハイ、と牛乳瓶を差し出して。

ミケ・ファムト > まさかそんな危険があるとは頭の片隅にもない少年。
此方に目線を合わせる相手に少年は草むらの中から姿を現す。
そして、向けられる言葉。
ジッサイ相手の方が大きく何も言い返せないのが悔しいところ。
だが大きくなる事には貪欲。
騎士になる為に身長はもっと伸ばしたい。

「ミルミルよりも?
ありがと…。」

そして問われる言葉。
視線はついパタパタする耳を目で追うのは動くものが気になるからか。

「うん話では聞いたことあったけど初めて。 怖くは無いよ。 ミルミルは良い人そうだし…。
あ、見られるの嫌だった?」

複雑な気持ち、自分よりも身長の高い相手から冷えたミルクを受け取れば、なんだか素直に感動する少年。
手の中の牛乳瓶を持った時に「冷えてる。」とかちいさく呟きながら手の中でころころ。
冷たさを楽しむ様に頬につけて涼を楽しんでから、蓋を開け一口。

冷たいそれを美味しそうに飲み干し、口の周りについたミルクは服の裾で拭った。

「美味しかったよ。 ありがとう。
この先に僕の秘密基地があるけど少し休んでいく?」

と、少年は満足げに穏やかな笑みを相手に向けた。
そして、もらってばかりは何か申し訳なくそんな提案。

ミルミル > 水魔法の応用で、牛乳瓶は常時ひんやり、鮮度ばつぐん。
ということは少年は知らないところだが、にこにこ、と笑みを浮かべたまま頷いて。

「うん、おっきくなれるよ。あたし、毎日飲んでるからねー」

牛乳よりも血統からして長身なのだが、少年の言葉に迷わず断言。
どうぞ、と瓶を渡してから、自分の腿に両手を突いて上体を屈める。
そうすれば無理なく少年の目線と高さも合うし、話しやすい。
牛乳瓶の中身は、ほんのり甘くさらりとした牛乳。特に効能はない。
ただ、ひんやり冷たいから、喉越し抜群のはず。

「そうだねー、この辺りはミレー族は見かけるけど、獣人族はあんまりいないもんね。
獣人族もいろいろいるけど、怖くないって言ってもらえてよかった」

嬉しそうに表情を綻ばせて、牛乳を飲む姿に、更に笑みを深め。
美味しかった、との言葉に、でしょー!と嬉しそうな声を上げ、空になった牛乳瓶は回収。
バッグの外ポケットにしまっておく。

「ミケの秘密基地?お邪魔してもいい?街道まで距離があるならちょっと休んでいきたいな」

二つ返事で頷いてから、身体を起こす。
空を、辺りを見渡してもまだ陽は高いから、少しぐらい寄り道もいいだろう。
どっち?と声をかけ、秘密基地への案内を願い。

ミケ・ファムト > 相手の断言におぉっと感嘆を漏らし目を輝かせる。
更に近い距離で相手がこちらに目線を合わせる様に状態をかがめれば自然と近くなる距離。
なんだか恥ずかしくもなるがそれはそれ。

のど越し抜群のほんのりと甘いミルク。
ぷはっと一息。

家で飲むミルクよりもおいしく感じるのは少し不思議槍に空になった瓶を眺め。

「そうそう。 ぼくの村にもめったに来ないし…。うん。大丈夫ミルミルは怖くない。」

向けられていた、ニコニコ満面の笑みを更に深くなれば、少年も穏やかな笑みを浮かべる。

「大したものはないけど、こっち。」
少年は手を伸ばす。
特に意識していないが、相手が手を重ねれば、相手の手を引きこっちこっちと、案内する。
手をつなぐのを断られても大して木にはしないであろう。

先ず出るのは獣道。
相手の足に蔦が絡むことはなくなる歩きやすい道を選んで。

「そういえば、ミルミルは冒険者?街から来たの?」
等と問いながらほどなくして森の中切り開かれた、秘密基地。
雨風をしのげるように布を貼ったテントに、
中央は火を起こしたりするのに使える焚き火場。
そして剣の練習をするために使っている木はかなりボロボロになっていた。
そして、椅子代わりに使っているいい感じの石や2mぐらいの倒木。
少年は相手を倒木に案内すると背中を向けテントへ。

ぷりんとしたお尻が自然とふりふり左右に揺れるのは御愛嬌。

テントの中で持ってきた袋をごそごそと漁り、ミルクと相性跋文の甘めのクッキーやら保存食をごそごそ。

「ミルミル、おやつかなんか食べる?」

ミルミル > 少年の眩しいばかりの眸に、毎日飲んでねっ、と念押し。
牛乳を美味しく飲む姿を見るのは、なんとも微笑ましいし嬉しいのは、やはり牛族だからもしれない。
満足そうに少年を見つめてから、怖くない、と言ってくれる相手に、ありがと、と素直に感謝を口にする。

「秘密基地って、初めてだなぁ。アレかな、ダンジョンみたいに仕掛けとかある?」

壮大な秘密基地像を思い描きながら、差し出された手を迷わず、
ごく自然に掴んで握り返し、一緒に歩みだす。
蔦に苦労させられた道とは異なり、ずいぶんと歩きやすい道を選んでくれているようで、
歩きやすさのお蔭もあって、会話が弾む。

「うん、ギルドに登録している冒険者だよ。
とはいっても、あんまり戦うのは好きじゃないから、街でお手伝いとか、
あとはギルドの依頼で、蒐集とかね。今日も木の実の蒐集なの」

手をしっかりとつないで歩んでいく先に見えた秘密基地。
布張りのテントは、確り雨風を凌げるようになっているし、なかなかのもの。

「ミケ、これってミケが造ったの?すごいね!」

秘密基地というだけあって、なかなか立派だが、この細腕の少年には苦労もあったはず。
それを思うと、何とも単純ながら褒めたくもなるわけで。
勧められて、椅子代わりの倒木に腰を下ろして、きょろきょろ。
興味深そうにあちこち見ていたが、テントでもそもそやってる少年に目がいく。
何とも可愛らしい、…お尻。と、それは素直な感想だからしょうがない。

「おやつ、食べたい。けど、もう牛乳は飲んじゃったし。………あ、ねね、ミケ、ちょっとちょっと」

言われれば、くー、とお腹が鳴ってしまう。
そういえば、昼に少しパンを齧っただけで、森へ来てしまった。
だから、空腹を思い出したのだけれど。
思い出したみたいに、相手を手招きしてから、こちらへとやってくるのを待ち。

ミケ・ファムト > 相手の牛乳押しに少年もくすくすと笑い。
少年はこくっとうなずいた。
「あはは。 そんなすごいのは作れないよ。」

握り返されれば柔らかく手を握りしめ、歩きを薦める。

「そういう冒険者もいいね…。
うん。すごくいいと思う。」
冒険者も悪党から善人まで多種多様。
街の人の役に立つ仕事というのもいいかもしれない。

そしてたどり着いた秘密基地。褒められればやはりうれしく胸を張って満足げ。

「うん。 一人で作ったんだ。」
そして少年もニコニコ満面の笑み。
お尻が可愛いなどと思われることは露とも知れず。

「あの美味しいミルクもうないの? 残念…。
お水とかお茶なら有るよ。」

おやつが食べたいという言葉にクッキーが入った缶、水を沸かすための薬缶を手に戻り。
手招きをされれば疑問も不振もなく相手に近づいていく。
「何? どうしたの?」

ミルミル > ウッドハウス、という壮大な秘密基地像からすれば、
この秘密基地は規模は小さくなるが、少年の手作り感と、
そこでの生活感がよく表れていて、微笑ましく好ましかった。

「ミケも剣を使うんでしょ?ギルドに登録してみたら?」

先ほど木製とはいえ、剣を手にしていた姿を見たから、首を傾げつつ問いかけて。
それに、剣の練習でもしているのだろう、その証が木に残っているのを見れば、そんな提案も口にしたくなった。

「牛乳はね、いつも1本しか持って歩いてないんだけど」

そういって、少年がいろいろと手にしてこちらへとやってくるのを見ては、
少し声のトーンが落ちて、小さな声のまま、こっちこっち、と更に手招き。

「………あのね、ミケ。お水もお茶もいいんだけど、あの、あのね…。
あたし、その…ミルク、出るの」

ほんわり、ほっぺを赤く染めながら、どこから、は言わない。
でもそれを示すように少しだけ身を前にかがませ、オフショルダーの上衣のため、
下着を着けない胸元を、まだ子どもと言って差し支えない少年の視線に晒し。

「だから…ね、ミケに、…飲んでほしいな。…ミルミルの、おっぱいみるく」

ドストレートな言い方をして、恥ずかしそうに頬は染めてはいるが、
可愛らしい少年を前に、ちょっとした悪戯心と獣欲がむくむくと。
さて、少年の反応はどうだろうか。

ミケ・ファムト > これも少しづつ拡張してここまで来た。

「ふふ。魅力的だけど…難しいかな。
もうすぐ街に言って出稼ぎしなきゃいけないし…。
あぁでも危なくない仕事をメインにすればなんとか行けるかな…」
等と呟きながら考え始め。
そして近寄る少年。

一本しか持ち歩いていないという言葉。
「そんな大事な一本ありがとう…。」
惜しげもなく渡してくれた相手に感謝の気持ち。
そして内緒話の様にトーンを落とす相手。
相手の赤く染まる頬と、言葉。

「ミルク…?」
少年とてそう言う事に興味のある年頃。
囁かれた言葉に体がぽぅっと熱くなる。
実は気になっていたその豊かな胸へ視線が誘導されると、ついごくりとつばを飲み込む。
少年の細い喉がわずかに動く。

「美味しいミルミルのミルク…。」
頭が混乱しているのか、そんな言葉がぐるぐると回りながら相手に引き寄せられるように近づいていく。

「飲んでもいいの? すごく喉が渇いてきた…。」

遊んだりはあるがこのように女性に触れる事も無く、緊張の色を隠すことができない少年は相手の隣に腰を下ろし。
相手を下から見上げると、本当にいいの?と問いかけるように、期待と恥ずかしさとで潤む瞳で相手を見上げ、腰に腕を伸ばし相手の方に体を寄せていく。

腕の中に感じる相手のぬくもりと女性特有の柔らかさ、高なる胸が相手に聞こえてしまうのではないかと考えてしまう。

ミルミル > ハイリスク・ハイリターンが冒険者の仕事であり、醍醐味でもある。
とはいえ、目の前の細腕の少年には…少なくとも獣人族の自分にはそう見えるから、
そんな危険な仕事よりも、稼ぎはなくとも安全な仕事が向いているような気もする。

「ううん、牛乳はいいんだよー。美味しい牛乳を飲んでほしいからね」

そこは無償の提供である。気にしない、とばかりににこやかな笑顔で首を振る。

折しも少年が近づいてくるのを見れば、ふふふっ、と嬉しそうに笑みを零し。
時折相槌のように頷いては、

「うん、ミルミルのミルクだよ。
おっぱいみるく…ミケに飲んでほしいの。乳首、ちゅーちゅーしてほしいぃ…」

ほんわり頬を染めて、ストレートな言い方はそのまま。
隣へと腰を下ろしたのを見れば、そちら側へと身体を向けて、
徐に上衣の裾を捲り上げれば、たわわに実る二つの乳丘。
下着もつけておらず、小麦色の肌のなか、ピンク色の乳輪とぷくりと尖る乳首は初々しさがある。
ぷりん、と形のよいそれは、まさしくミルクたっぷり、な張り感で、
裾を捲り上げれば、手を離してもちゃんと乳房で引っかかってくれる便利なサイズ。
まだ陽も明るいし、誰が通るともしれない白昼の開けた森の中で、
可愛らしい少年を誘惑している、この状況に興奮を禁じ得ず。

「んふふ…おかしいなぁ、発情期までまだあとちょっとあるのにぃ…。
ミケみたいな可愛い男の子みてたら…むずむずしてきちゃったっ」

えへ、と悪気なさそうに笑って、牛尻尾も左右にゆーらゆら。
同じように腕を伸ばして身体を寄せて、少年の顔を谷間へと導き。

「ねえ、ミケ。おっぱい、ちゅーちゅーしたりぃ…こーび、したことある?」

優しく優しく、少年の髪を撫でながら問いかけて。
したことあってもなくても、その先は任せなさい、と言わんばかりだが。

ミケ・ファムト > いくら鍛えていても人の少年の体。
柔らかくしなやかな筋肉に包まれる少年の体。

一瞬相手が牛乳屋さんと言われても少年は納得するであろう。
そして相手の隣に腰掛けた少年。露わになる二つの乳房。
母親の胸だってもう長い間見ていない。
目の前でぷりんっと揺れながらも張ったそれ。
少年の目は釘付けになる。
きゅと抱きしめながら相手の体に自身の体を寄せ抱き寄せられるままに胸の谷間に。

どこか甘い匂いのする小麦色の、柔らかい乳房。

「可愛い?なんだろう…他のひとに言われるのは嫌なのに…。ミルミルに言われるとなんだか…くすぐったい…。「
ぎゅぅと相手の胸の中甘くも荒い吐息を零しながら包まれる。
その柔らかさとボリューム感、ぬくもりにどこか夢見心地。

「むずむず…?大丈夫…?
ミルミルとっても綺麗…。それに温かくて…気持ちいい…。
おっぱい…たぶん赤ちゃんの頃…
こーび?した事ないよ…?」

頭を撫でられれば穏やかな気持ちになる。
そして誘われるままに胸の先端にキスを落とし、緊張で震える唇はゆっくりと開き、尖る乳首を口に含み、吸い始める。

「ミルミル…」

最初はぎこちなく吸っているが、腰に添えていた手自分が吸う胸を下から持ち上げる様に揉んだり、撫でたりしながら、夢中で吸い始める。時折乳輪を舌で舐り、乳首を転がしながら吸い始める。
口の中をミルクが満たせば貪欲にもっと。もっと欲しいと言わんばかりに。
「んっ…ちゅ…ちゅぱ…」

腰のあたりにも変化を帯び始める。
少年の簡易な木綿のズボンはテントを張り雄の匂いを僅かにさせるか…。

ミルミル > 張りがありながらも、柔らかくしっとりとした乳丘。
その谷間に少年の顔を導くと、呼気が肌を撫ぜるだけで、くふん、と切なげに息を吐き、身悶えて。

「きっと、おっきくなったら、かっこいい冒険者になると思うけど。
今のミケは、とってもかわいいよ」

黒髪を撫でる手はそのまま動いてはいるが、時折首筋、背まで撫でて、
その少年らしくも、しなやかに鍛えられた筋肉を持つ身体を確かめているかのようで。

「赤ちゃんのころじゃなくて、おっきくなってからは…うふふ、ないんだぁ。
じゃあ、ミルミルのおっぱい、好きにしていいからね。
ミケ、ちゅーちゅーしたりぃ、なめなめしたり、あとはぁ…噛んでみて?
そしたらね、ミルミルのおっぱいから、あまぁいミルクが出ちゃうから」

問いかけた質問に答える素直さがまた可愛らしい。
ふふふ、と微笑む姿は、年上らしく朗らかで優しげ。
ではあるが、やってること、やろうとしていることは、少年には少々早いかもしれないが。

「んぁあっ、ふぁぁあああんっ…ミケぇ…っ。
あ、あうっ、うく……は、はあぁ、ああぁっ……上手ぅ。
ミケぇ、ほんとにぃ?ほんとに、あふぅっ…初めてなのぉ?」

撫でられるたびに、ぞわぞわと快感が広がって、乳首が尖る。
舌でなぞられて唾液を塗された乳輪まで、ぷっくりと膨らむ恥ずかしい姿を見せながらも、
可愛らしい少年の刺激によって、胸の奥がじわっと熱く張り詰めていく。

「んぁあああっ、あくぅっ♡ お、おっぱいみるくぅっ、はぁっ、はぁんっ♡
んひゃぁあっ♡ ひゃっ、ひぃいいいんっ♡ みりゅくっ♡ みりゅくでりゅううううっ♡」

ぷしゃっ!
そう音さえ立てそうな白い迸りが、少年の咥内へと放たれる。
牛乳よりも少し粘度が高く、はちみつのように甘く、そしてたっぷりと迸る白蜜。
乳腺を駆け巡るその母乳の迸りに、ひくん、ひくん、と身体がヒクついてしまうのは、軽いアクメをキめたから。

周囲に甘ったるい香りを放ちながら、その中に明らかに発情した牝の淫臭と、そして。

「ミケぇ…ミケも、発情、しちゃったの?…ふぅ、はふぅ、…雄の臭いがするぅ…。
ふふっ、…ミケぇ、こーび、したい?…ミルミルとこーび、したいの?」

きゅ、と優しく、…でないと、人間の少年は脆いから、加減しながら腕に力を込めて、
少年の頭を腕に抱いて問いかけながら、片手が伸びて行くのは、木綿のズボンの方。
髪を撫でた時と同じく、優しく優しく、その膨らみに手を伸ばしてナデナデ。

ミケ・ファムト > 初めて触れる乳房。
相手が身悶えるたびにユサっと揺れるその中にいるだけで、体はムズムズ…心は落ち着く。

「んっ…本当は騎士になりたいんだ…困ってる人や鳴いている人を助けるような…
でも。ミルミルにかわいいっていわれるのは好き…
んっ…っ くすぐったい…よ…」

首筋背を撫でるその手がくすぐったく、時折少年からもくすぐったそうに吐息が漏れる。

「無いよ…。好きにして? いいのミルミルのおっぱい…柔らかくて気持ちいい…今は僕の…おっぱい。」
時折乳房に顔を埋めながらぐっと顔を寄せ、じゅるっと吸い始め。噛んでみてとささやかれれば時折、甘く乳房に歯を滑らせながら甘く吸い、胸の先端を歯で挟むとコリコリと転がしながら口をすぼめ吸い始める。

「んっく…ちゅ…」
胸を吸うのに夢中なのかコクリとうなずくだけ。
舌で感じる乳輪。その場所を舌で舐りながら吸い立てていく。
そして、手の中に感じる張りつめた感触。軽く絞る様にリズミカルに動かしていけば口の中に広がる白蜜。
もう片方の手は、相手の背中を撫で、柔らかいお尻を撫で、尾てい骨のあたりからぱたぱたゆれる尻尾、指で軽く扱く様に撫でたりと、まるで相手の全てを知りたい求めたいとばかりに柔らかく、体の上を滑っていく少年の小さな手。

甘く、年度も濃いそれに脳内が痺れるような甘い感覚。

「んっく、ごく… ごく…ごく…」
一機にあふれてきたミルク飲みきれなかったのか口の周りを見る九だらけにしながらうっとりと、口を少し話ながら乳首や乳輪、乳腺を舌で舐り。

「ミルミルのおっぱいミルク… 美味しい…。もっと…もっとぉ…」
ヒクヒク引くつく相手の体、少年は細腕ながらも力強く相手を抱きしめもっとミルクを求める様にジュルジュルと音を立て吸い始める。
達した相手、感じる体の熱がどこまでも心地よく溺れてしまいたいとさえ思う。

そして、頭上から囁かれる甘い言葉。

「うん。なんか…僕も変なの…ミルミルの美味しいミルクももっと飲みたいし…。なんだかムズムズ変な気持ち… おちんちん…大きくなって変なの…」

実際に自分の知識は本や子供同士の話だけ。
優しく膨らみを撫でられれば…その手に少年の太腿はもじもじと動きながら、もっとと自然と相手の手に自分の男根を寄せ…

「ミルミルとこーび…したい…。いいの? して…いいの?」

情欲と混乱、獣欲、性感、様々な感情がまるで雪崩の様に少年を混乱させる。
そして、少年の大きな瞳は熱で潤み、ぽろぽろとこぼれる涙。
ぎゅぅと、体を寄せ、ミルクの残滓が溢れる胸をすったり、相手の喉や胸に甘える様にキスの雨を降らしながらちゅっちゅと音を立て吸い付き始める。

「ミルミル… ミルミルぅ… キス?したりえっちしたり…ミルミルが…欲しい…」
熱に浮かされる様に少年は相手の名前を囁き、甘く熱に浮かされながら甘く囁きかけた。

ミルミル > 高貴な夢を口にする純粋で真っ直ぐな少年を誘惑するという背徳感。
余計にイケナイ快感に襲われながら、こぷこぷと身体の奥から雌汁が溢れ出してきて、ショーツと厚手のデニム生地まで濡らし。

「うんっ、ミルミルのおっぱいは、ミケのだよぅ…。
んにゃああっ、あぁんっ、気持ちいいっ♡ おっぱいみりゅく♡ びゅーびゅーするの気持ちいいっ♡」

舌っ足らずな蕩けた声。牛なんだか猫なんだかわからない声を上げて、快感に耳も尻尾もひくひく。
乳首を噛まれるたび、ぴりっと痛みが走るが、それに合わせて母乳が弾けるほど。
乳房へと少年の頭を、舌を、唇を押し付けながら、いつの間にか手は、
少年の、雄の証である怒張を、やわ、やわと扱き始め。
少年のまだ幼く小さな手に、身体を撫でまわされるたび、
こぷっ、と雌汁が膣口から溢れ、明らかな淫臭を辺りに漂わせてしまう。

「ふぁ、んくぅっ♡ みりゅくっ、みゆくちゅーちゅーされるの好きぃ♡
あぁっ、でもぉ、ミルミルっ、ミケとこーび♡ こーびしたぁい♡
んくぅ、ミケのチンチン、おっきくなってるぅ♡」

手で感じるその雄の証の膨らみ。
それをしっかりと扱き、更に勃起させようとしながら、淫らな言葉で誘いながら、
溢れる涙をぺろ、ぺろと舐めとって。

一旦少年から離れると、白昼の森の中の解放感がそうさせるのか。
もどかしげに服を脱ぎ去り、下衣も脱ぎ去れば、小麦色の艶やかな素肌を覗かせる。
もちろん、少年にも脱ぐよう促したあとで。
下草が包む地面へと仰向けになり、少年へと見せつけるように、しなやかな足を開く。

「はぁんっ、ミケぇ…ここにぃ…んくぅ。ここにミケのちんちん、ちょーだいぃ♡
こーび、しよ♡
いっぱい、ちゅーしながら、いっぱい、こーびするの♡」

片手を陰唇に当て、そしてそれを左右に割り開く。
すでにびっしょりと濡れそぼり、淫臭を漂わせる粘膜は、ひくん、ひくん、と物欲しそうに収縮し。
人間の娘と変わらない形状であったが、ただそこは幼女のように無毛の場所。
誘うように、くぱぁ、と菱形に開いた膣からは止めどなく雌汁が滴り、下草を濡らしている。

ミケ・ファムト > ミルクの甘い匂いと雌の匂い…。

「僕の? 僕のおっぱい? うん おっぱいミルクいっぱいビュービュー。 全部僕の。」
息を乱しながらジュルジュルと吸い口の中に亡くなった瞬間、ミルクを求める様に甘く噛み、
ミルクを搾りだしながら胸に抱かれ体を押し付けていく。

掌に感じる相手の熱と温かさに少年は嬉しそうな笑みを浮かべ。

「ミルミルのミルク美味しい…
こーびする…いっぱいこーび…」

軽く包まれ扱かれれば相手の手の中で雄はびくびくと戦慄き・・・あふれる涙を舐めとられれば擽ったそうに笑みを零し、相手の顎先にチュッとキスを落す。

いったん離れられれば寂しそうに相手を見つめ。
応える様に自身も服を脱いでいく。

露わになるのはTシャツ焼けした小麦色の腕、
焼けていない肌は白くそのコントラストがまぶしいか…。
そして、腰の男根使ったことはないながらも、かなりのサイズ凶暴なそれは血管が表面で脈打っている。

そして、広げられている秘所を見れば、早くセックスしたいと先走りは先端からこぼれ竿を濡らしていた。

「ミルミル…なんだかミルミルを見てると…むずむずしておかしくなりそう…
こーび…種付け…」
相手の足の間に膝をつくと無毛の恥丘を先端で愛撫し、ぬるりと先走りをこすりつけてから雌汁を零す場所、その入り口に入れようとするもうまく入らず、ぬるぬると男根は逃げるよう。

一度息を整えてから、先端を自分の手で支え、狙いを定めると、ずぶずぶずぶっと愛液をさらにあふれさせながら少年と相手は一つになっていく。
「っぁぁぁ ミルミル 熱い… 熱いよ なんか くるっ…でちゃう!!」

初めての性行為、凶暴なそれを持っていても耐える事などできずにびゅーびゅーと大量の精液を中に吐き出していく。
その精液は若くどろどろで濃い精液。、
そして少年はその衝撃に耐えきれずに相手に縋りつくように体を寄せ、胸の先端に顔を埋め甘く乳房を噛みながら力強く吸い始める。

ミルミル > 雄々しい雄も大好物だが、こういうイタイケな少年も獣欲をそそる。
しかも、まだまだ経験の浅い…どころか、初めて?らしい初心な反応も可愛らしい。
淫らな言葉を口にすれば、それを習得したように口にする少年を導くように、
M字に開脚した付け根から、とぷとぷ、と舌たる蜜は雄を誘うそれと同じ。

「わ、わぁ…。ミケのちんちん、さっきよりも…お、おっきくなってる…」

手淫めいた先ほどの行為で感じたサイズよりも更に大きくなっているような。
そして子どもらしい姿からは想像できない逞しい男根。
興奮に喉を鳴らし、誘うように腰が浮き上がる。

「こーび♡ こーび、だよ、ミケ♡
そのっ、そのおっきなちんちんを、マンコにずぶってするの♡
キてぇ…♡ 早くぅ、早く、こーびぃ♡ ミルミルのマンコに種付け子作りこーびしよっ♡」

誘う言葉は、まさしく興奮を煽ろうとするように淫語を交え。
少年と距離が狭まり、ついに男根が触れると、ひく、と牛耳が跳ね、腰が浮く。

「んにゃあああああっ♡ 焦らしちゃやだぁっ♡ 焦らすのだめぇっ♡」

初めてだから、上手く狙いが、ということだろうが、
昂ぶる発情マックスの牛娘にとっては、拷問にも等しい。
だから、大きく陰唇を拡げて待ち構え。

「んひゃあああぁぁぁっ♡ キたぁぁぁぁああああっ♡」

ずにゅんっ、とぬかるむ熱い襞を割り拡げて男根が挿入された瞬間、♡乱舞な甘い声が響き渡る。

「はぅううっ?! ちんちんみゆくっ♡ あ、あ、あっ、ビクビクってでてりゅうううう♡」

恍惚の表情で、少年の、初めてかもしれない射精によって、
中出しアクメを迎えた身体は、びく、びくぅ、と腰を跳ねさせる。
体力はもちろん、性欲にだって自信はあるし、底なしの獣人族。
アクメを迎えた蕩ける表情で少年を見上げながら、

「ミケぇ、これがっ、んひぃっ、これがこーびだよっ♡
雄と雌がするこーび♡ ミケの雄ちんちんが、ミルミルの雌マンコにぃっ、今、みるくどぴゅどぴゅしたんだよっ♡
ふぁあぁっ、はぁぅん、まだぁ、まだみゆく、欲しいよぅ♡」

おねえさんらしく?ちゃんと説明付きではあるが、ほぼほぼ快感に流されて、淫語ダダ漏れで意味不明。
それくらい、可愛らしい少年に欲情し、獣人族らしい直情的な獣欲に支配されていた。

人間の娘はどうかは知らないが、牛娘の膣圧はすさまじく、常が怪力だからか、
ぎち、ぎちぎち、と生ゴムを幾重にも巻いて収縮するかのように怒張を締め付ける。
まだまだ、少年のミルクは飲み足りない牛娘の腰と膣が蠢いて、たっぷり搾り取ったころには、
二人仲良くハグしながら、夜を迎えたとか………。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からミルミルさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からミケ・ファムトさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯/森」にラシェルさんが現れました。
ラシェル > 「これで六つ!」

薄暗い自然地帯にある森の中、月明かりに照らされる森の中で金属の鳴る音や魔物の悲鳴が響く。

今も振り下ろした剣が妖魔を切り裂き倒し、その死骸から剣を引き抜く。

「これで終わりみたいね。数は聞いてたより多いけど…」

受けた依頼ではいたのは4匹と聞いてはいたが今倒したので数は6匹。
聞いていたよりも多い数に妖魔は数匹の群れではなくもっと大きいかもしれない。

「仕事だからアレだけど…撤退も視野に必要かも」

手に負える数ならばいいのだがそれを超えるなら確認をして引き上げるのも視野に入れる。
そう考えて倒した妖魔が死亡しているのを念を入れて確認し森の奥へと進んで歩く。

ラシェル > もしまだ妖魔がいるのならば不意打ちを受けるかもしれない。
それに注意をして木々の間を歩く。

時折に聞こえる音に足を止め確認すれば野生の動物であれば一息吐き歩みを続け。

「ここまではいないみたい…」

先程ので全部かもしれない、そう思えば来た道を戻るために黍を返して。

ラシェル > 「あれで終わりだったみたいね」

森の切れ目にまで戻るが妖魔に遭遇することなくたどり着けばあれだけだったと結論をつけ。
少し時間は遅いがギルドが閉じる前に戻れるだろうと王都に向けて足を向ける…。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯/森」からラシェルさんが去りました。