2017/04/09 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にシンシアさんが現れました。
シンシア > 広い草原、頭上には月が明るく浮かんでて
王都は、少し遠くに夜景が見えるほど
ゆるい風が吹いてきて、ブロンドの髪を揺らし上着の長い裾を広げるように抜けていく

久しぶりのお仕事帰りに道をはずれて
この頃は、ため息をつくことも多くなってた
視界を遮るようなものがない草原では風に草が揺れるわずかな音がするくらい
そんな場所を歩いていて

シンシア > 夜のせいでわかりにくいけど、服は少し汚れてる
お仕事も久しぶりだったから、体が訛ってたからか小さな傷やらを作ってしまった

「…これは、怒られるかな」

なんとなく、帰りにくいと、困った風に呟いて
風を感じることはできても、その中に居たはずの子はいなくなってしまった
風に揺れる草原の中に座ってみる、草の擦れる音しかしないけど

シンシア > 膝を抱えるようにして腕の上に頬をのせて
草の丈もあるから遠目には人がこんなとこで座ってるなど気づくのも難しいだろう場所

悲しくなるのを、せめて外で全部だしてから帰ろうと
少し休憩とばかりに、草原でウトウトとしたまましばらくの時間を過ごしてく

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からシンシアさんが去りました。