2017/04/08 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にタマモさんが現れました。
タマモ > 自然地帯、その一角の川辺に少女の姿はあった。
釣竿を手に、その先の糸は川の中に垂らされている。
久しぶりに見えるようだが、ちょくちょくと釣りは続けているのだ。
最近は色々とあって頭を使う、その為、こうしてのんびりと頭を休めれるような一時は大事である。
…まぁ、他にも色々としているが。

ちらりと横に置いたタライを見る。
微風に吹かれ波打つ水面、その中にはまだ何もない。

タマモ > 「………今日は不調かのぅ…?」

くいっと釣竿を一度軽く上げ、餌を確かめる。
…うん、餌が取られている様子はない。
再び釣竿を下げ、餌を落とす。

同じ場所でも他の場所でも、釣れる釣れないはあるものだ。
釣竿には意識を向けつつ、目を閉じる。
川のせせらぎ、風に揺れる草葉の擦れ合う音、虫の音。
こうして自然との一体感を感じるのも、悪いものでもない。

タマモ > ともあれ、垂らした糸に先程からまったく反応が無い。
場所が悪かったのか…そう考え、はふん、と溜息。
別に釣れたところで川へ戻すのだが、釣れないのは釣れないので…まぁ、あれなのだ、うん。

「ふむ…次に期待じゃな」

ぽんっ、と釣竿とタライを戻す。
よいせ、とその場から腰を上げれば、ぐーっと軽く伸び。
さて、次はどうするか…そんな事を考えながら、とん、と地面を蹴り空へと舞う。
そのまま、少女は姿を消していって。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からタマモさんが去りました。