2017/03/03 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にオーリさんが現れました。
オーリ > 街道沿いの森の中
林の奥へ逃げ込もうとするゴブリンの背を短槍で一突きし、止めをさす
周囲には幾つか、同じような魔物の死体が転がっており背を突き刺したゴブリンから短槍を引き抜けば、
周辺へと警戒の視線を向けた

「流石に1人じゃあ倒しきれないか…」

死体の数と出くわした魔物の数が合わない
とはいえ、半数以上は物言わぬ死骸となったから依頼の首尾は上々と言えなくもない
手にした短槍を振り、穂先についた血を払い落とし、周囲に魔物の残党がいないとわかれば、
魔物の死骸からその一部を討伐した証として切り出していく
中には小さな宝石や金貨や銀貨の入った小袋を持っているものもいて、依頼の報酬と合わせれば
悪くはない稼ぎになりそうであった……その中に、人の指ごと奪われた指輪があったのにはギョッとしたが
ともかく、それらを集め、死骸を一箇所に集めればランタンに使う油を掛け、燃やしてしまう
死骸を残したままにしておくとそれらを漁る魔物がやってくるからだ

オーリ > 「ひでぇ匂い…籠城を思い出す匂いだ…」

落ちていた枝葉や枯れ木を燃える死骸に焼べていく
たちまち、肉の焼ける悪臭が立ち込め、持っていた薄布で鼻と口を覆う
フードを被れば山賊と大差のない服装のようにも見えるが、誰かと徒党を組んでいるわけでもなし、
第三者の目など気にする必要はない。慣れた手付きで、死体を処理し、最後の一体を火に焼べれば、
ふう、と息をついて、少し離れた場所へ腰を下ろす。戦闘で負った小さな傷を気にしながら、
処理が済むのを報奨金の使い道何かを考えながら、ぼんやりと待った