2017/02/03 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にアンセルさんが現れました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にシャリオンさんが現れました。
アンセル > 森林地帯にある大きな川
普段は静かなその川の中、その中ほどで大きな水音と水が跳ねるのが見える。

水しぶきが立ち、水音が立つ真ん中では大きな狼が魚と格闘するのが時折に見え。

のしかかるように飛び掛かれば魚が逃げ、それを追うようにと狼が跳ねて。
傍目に見れば遊んでいるようには見えるが魚を狙う狼はいたって本気で魚を取ろうとしている。

シャリオン > 森の中を足元の草ばかりを見て歩いてたせいで
気が付けば、川辺まで出てきてしまった

腰にかけてる袋には、薬草の新芽の苗。カバンには薬草をつんだものを
川辺に出てきたのははじめてで…顔を上げては周囲を見回す

水音がして、大きな黒い影が飛び跳ねてるように見えた
森で出会う大柄の獣は危ないものばかり、気づかれないように白いフードをかぶったまま
しゃがんでみる、コチラに気づいてるかもしれない…方向が悪く
風上にいるから匂いは流れてしまうだろうけど

アンセル > 何度も大きく水を跳ねさせようやく大きめの魚を咥えれば逃がさないようにとしっかりと保持する
咥えたまま岸へと戻れば川から上がり大きく身震いをして
そこでようやく魚を離し、隠しておいた鞄を引っ張りだして器用な動作で鞄に魚を詰め込む

そしてもう一匹ぐらい捕まえようと川を向くのだが…
風上から感じる匂いに足を止め、その匂いの方を振り返りじっと見つめる

シャリオン > 水音が止んだ…周囲の草木はなにも言わないから
相手がどんなモノかわからない

魔物の獣は丸焦げにしたと聞いてたけど
もしかして、こっちが本物の魔物ではないかと
黒く大きな獣の影に、草の中に体を丸めてジッとしてる
動けば物音で気づかれそうと、その場を動けず

アンセル > じっと匂いのするあたりを見つめるが匂いのもとは出てくる様子はなさそう
かといって今取ったばかりの魚を狙っているようにも感じられずに何が目的なのかと考える
だが考えても答えが出る訳でもなくに…鞄の吊るし紐を首にと駆けて持ち上げ

「そこに隠れている奴。何か用か?」

こうしても埒が明かないと自ら声をかけて反応を見ようとした

シャリオン > (ぅわー…言葉話した)
と、ますます獣の影が人の言葉を話すと
魔獣関係を思い描く
白いフードでしゃがんでるから、目立ってしまうし、当然気づかれてる
声がかかるとビクッとしてチラッと顔をあげると
フードの下の目が少し離れた場所の黒い獣が
こっちを向いて見てる視線は感じ

アンセル > 声をかけてみるが反応はやはりない
よくよく見れば草むらの中に白いものが見えそこにいるのだろうと
もう一度声をかけるべきかとじっと見つめて

「もう一度聞く。俺に何か用か?」

少なくとも敵意は感じず
これなら大丈夫か、この距離なら逃げられる
そう考えて匂いのもと、白い何かのいる場所に向けて足を進めて

シャリオン > また声がする…明らかにこっちに向かってだ…と
草の合間から見えた黒い陰が、歩き始める
コッチにむかってるのは気づいて

「ぁ、別に…なにも」

今は、生贄に繋がれてるわけでもない
逃げれるはずだけど、距離が縮まってくることに
草の丈の上から顔を出すようになって

アンセル > サクサクと岸の砂地を踏むように近づいていけば今度か聞こえる隠れている相手の声
声からすれば若い女の子?なぜこんな場所にと言う考えが浮かんで

「何も?それなら隠れる必要はなくはないか?」

もしかして通りすがりなのか?そう信じてしまう人の好さ?で足を止めて
その場に座り、草の上から見える顔で相手が女の子だと認識
そう知れば脅かす必要もないと座ったままじっと見つめる

シャリオン > 「だって森にいる大きな獣は怖いから」

薬草探しに夢中で住処から随分離れてしまってたこと
少しの距離を保った先で座る獣

フードを下ろして覗く青い瞳に白銀の髪

「魔物じゃないの?人の言葉話すから…」

普通の獣ではないだろうと、いきなり襲ってこない様子に
コチラも顔を出したまま言葉を返し

アンセル > 「それを知っているなら見つかる前に逃げることを勧める」

そこまで知っているならどうして隠れているのかと呆れた様子で
距離を開けた先に隠れる少女を見る
フードを下ろせば見える奇麗な色の髪、大事な彼女と同じ瞳の色をじっと見て

「魔物ではない。獣人だ」

魔物と間違われた事に少しショックを受け尻尾が垂れ
見ず知らずの少女の前で落ち込んだ犬のような姿を見せる

シャリオン > 「…だって、夢中で」

まだ草場に隠れてるカバンに手を置けば薬草独特の匂いが
風下の相手にも届くだろう

「獣人?…じゃあ…人とか食べない?」

なんだか先ほどより首が落ちてるような、落ち込んだ?風がみてとれる
自分を食べようとしてた獣ではないと、わかればホッとしたように
体を硬くしてた緊張は少しぬけて

アンセル > 「夢中でもだ。危険な場所があるのは知っているだろう?」

すんすんと鼻を鳴らせば少女の匂いのほかにこの森で取れるいくつかの薬草の匂い
それで少女が何をしていたのかとわかり

「人は食べない。食べるなら動物を捕まえる」

少なくとも二足で歩くものは食べない
だから人は食べないと首をふり
どう見ても落ち込んだ姿を見せる

シャリオン > …なんだか怒られてる風だ
獣に怒られる、不思議な感覚だけど

落ち込んでる風な姿に草場から立ち上がり
近づこうと

住処の近くには兎くらいならでてくるから
動物は好きだし人は食べないと言ってるから

「…元気ないの?」

自分の言葉のせいとは思っていなくて
森で出会ったはじめての大型の獣がアンセルなわけで

アンセル > 何だろう、今日は家でゆっくりと休んで居る彼女とは別な意味で心配になってしまう少女
つい説教のように言ってしまうのはきっと似ているから

まさか人を食べる魔物と思われたのは初めてで落ち込んでいれば近づいてくる気配

顔を上げれば少女が近くに来ていて

「シンシアとは別な意味で心配になる者にあってな…」

同意っていいか浮かばずに顔を上がて少女を見る

シャリオン > 「ん?シンシア?」

襲う気配のない獣、近づけば黒い大きな犬?狼だと気づいて
手を伸ばそうとする、その細長い鼻先のとこに触れようとして

「森には人を食べる魔物がいる、って聞いたから
 間違えたの、ごめんね?」

アンセル > 「お前に似ている俺の大事な番だ。よく似ている」

落ち込んだまま見ていれば伸ばされる少女の手
それに鼻先を押し付けるように触れていき冷たい感触を感じさせ

「この森は大きい、魔物だけでなく妖魔や人攫い、ミレー族まで何でもいるぞ。
怒ってはいない…だが無警戒だぞ。襲われたらどうする気だ?」

シャリオン > 狼の鼻先の冷たい感じ、川遊びしてたからか?濡れてる気がして
鼻先から手で撫でるように動かして

「そんなにいるの?いつもあんまり外いかないから…知らなかった」

いつもは住処の崖の近く、家が見える行動範囲だったけど
今日は、薬作りの手伝いをしたくて薬草集めに夢中になってたから
ずいぶん遠くまで出てきた

「襲われたら…うーん、どうしょう」

真面目に考える素振りで俯いて考えてるけど
答えは、逃げることも戦うことも、おそらくできないそのまま
食べられる…選択しかのこらず

アンセル > 川の水の冷たさで冷えた鼻先を押し付け
撫でられるとくすぐったそうに鼻を引っ込めて

「滅多に会いはしない。討伐がよく回っていたり、お互いに潰しあっている
外にあまり出ないなら気を付けないと駄目だな」

この少女がどこに住んでいるかわからないが一人で放置するには危ないと考えて

「まずは気を付けて遠い場所にはいかない事だ。家は何処だ?」

このまま分かれてもいいがそれでは同じことになりかねない。
ならば近くまで送るも考えて

シャリオン > 触れた感触、冷たい鼻先と黒い毛並み
動物は元から好きだから、一度撫でると

お説教の言葉が聞こえても撫でるのを楽しんでいて

「家?家はね…あっちの崖のとこ」

指をさしたのは、振り返った方向の先にある崖のとこ

「狼さんは、川で水遊び?」

アンセル > 心配してお説教をしているのだが撫で続ける少女に毒気を抜かれ
しばらくして説教が無くなり撫でられるままになって

「あっち?あそこは確か……」

知り合いの家があったはずの場所
どんな場所がと聞けばその確信が強くなって

「遊びではない。魚を取っていた」

首を左右にとふり、首から下げている鞄を見せるように振ればはみ出している魚の尻尾が見えて

シャリオン > お小言も終わり、撫でてるだけに
大きな獣でも襲わない、危なくないのは初めてで
毛並みを楽しむように手で撫でてる

「お魚?川でお魚とるのはクマだけかとおもってた」

本で読んだことがある、川辺にでてきたクマの姿
カバンをみれば、お魚の尻尾が見えて

「すごいね、狼さんでもお魚食べるんだ、私は薬草とってた、ほら」

肩から下げてるカバンを目の前にもってきて詰んだ薬草を見せて

アンセル > なんというか彼女に似たタイプには弱いのか撫でられるがままに
水で濡れた毛並みは水気を払った後でも湿ったままで

「そうだ、魚だ。クマ以外も取ると思うが…」

少女の言葉に自信なさ気に答え
実際に魚を取りに川に入るものなどクマか妖魔ぐらいしか知らず

「魚も肉も野菜も食べるぞ。薬草を…?」

それを聞くと感心するように見上げて
目の前のカバンの中の薬草を見ればたくさん取っているなと感心し
褒めるようにそっとその手を舐める

シャリオン > 「ふふ、ふわふわ」

撫でてると湿ってないとこの首の後ろとか頭の毛はふわふわしてる

「そう、お薬つくる人の助手なの」

最近、薬草の本をみたから、薬草探しと家の傍に植えられないかと
苗と薬草と両方を探してたと
手を舐められて嬉しそうに笑って返す

「狼さんは、なんでも食べるのね」

なんでも食べるという、その中に人はなかったことに笑いながら

アンセル > 「毎日手入れをされている。ふわふわには自信があるぞ」

撫でられて気持ちよさそうに目を細め
その姿はオオカミではなくすっかりとわんこと言って問題はなく

「そうなのか。それだと薬草集めは必要だな」

それを聞けば少女がどこに住んでいるか見当が付き
先ほど刺された方角、薬をと聞けば答えは一つ
知り合いが家族を増やしたのだと納得して手を舐め続け

「食べないと飢える。それにシンシアのご飯は美味しいから食べれる」

雑食だと笑って見せて、この魚も料理してもらうお土産だと

シャリオン > 「うん。薬草のことたくさん集めて
 お手伝いしてるの」

自分で勝手に決めてはじめたこと
少しでも役に立とうと拾われたお返しを考えてて

「そうお薬にして街に売りに行くとき、今度、街にもいくの」

楽しみというように舐められながら、空いてる片手で撫でて

「もうお魚とらないの?…お魚とるの近くでみたい」

もう森の獣でも怖くないから、先ほどしてた水遊びのような動き
もう少し近くでみたくて

アンセル > 「手伝いか。それはいいことだ。きっと喜ぶぞ」

きっと自主的な手伝いなんだろう
そう思えば頬が緩んで笑みを見せるが狼姿ではわからず

「街に?ならばあいつからは離れない事だ。危険だぞ」

手を舐め撫でられていれば少女のいう事に舐めるのを止めて見上げて
しっかりと忠告をして

「いいのが取れたからな。今日は終わりだ。だが…」

見たいと言われれば断りにくく
鞄を下ろして川へと向きをかえ、よく見ておけと言えば川にと飛び込む

シャリオン > こんな遠いとこまでとは思ってないだろう
相手が言ってくれた言葉に嬉しそうに笑う

「喜んでくれるかな、よかった。狼さんは知ってるの?」

あいつという…崖の住人を知ってるような口ぶりにキョトンと視線を返し
手を下ろして川に向かう後ろ姿についていく、川辺でしゃがんで
その様子を先ほどよりも近い場所で
今度はこわがることなく眺めれることに嬉しそうにしながら

アンセル > 「知っているぞ。知り合いだ」

少女の言葉に頷いて見せて
最近会っていないので久しぶりに土産を持っていくのもいいかと考えて

川辺にしゃがむ少女に水がかからないように川の中ほどに進み
魚を探して犬かきで泳ぎ…見つければ潜り
そして魚にかみつく様に捕まえようと、先ほどのようにバシャバシャと水しぶきがあがる

シャリオン > 「そうなんだ」

誰も訪ねてきたこともない場所だから、この狼と知り合いというのに驚いて
川の中にはいっていくのをしゃがんで見てる

クマの取り方とは、違う
犬かき?泳いで狩りをする様子が難しそうに見えて
水しぶきがあがり、狩りが始まったらしい

アンセル > 「滅多にいかないからな。それに会うのも森のどこかだ」

会う場所も決まっているわけでもなく家にもあまり行かないと告げ
会えないのは仕方ないと

そして少女の見ている前で魚取りを開始
水面に魚を咥えて跳ねたと思えば潜り、魚を逃がすまいと咥えては放しと繰り返し

ただ何度もバシャバシャと盛大に暴れているようにしか見えずに

シャリオン > 目の前で水が跳ねて大変な飛沫になってる
犬のような狼の体での魚捕りの場面ははじめてみる

二足になれる爪の強いクマのイメージしななかったので
素直に目の前の豪快な光景に

うわー…と感嘆の声しかでなくて

「あ、むりしないでねー」

聞こえるかわからないけど
もし自分の言った言葉で、必死になってるのなら申し訳なく

アンセル > バシャンバシャンと何度も水を跳ねさせて魚と格闘し
本来川で魚を捕る筈もない生き物なのでとてもやりにくそうにして

岸から少女の声が聞こえるがもう少しと気合を入れ
ようやく抵抗の弱った魚をしっかりと咥え逃がさなくして

「捕まえたぞ…」

咥えたまま岸にと戻り少女の前に魚を置く
持って帰っていいというように

シャリオン > 「わ…すごい」

バシャバシャしてた水しぶきが落ち着くと
黒い狼が咥えて戻ってくる
川辺に置かれたお魚をわけてもらって

本でみてたクマの捕り方とはちがったけど1匹のお魚が目の前に
薬草を濡らすわけにもいかないから
大きな葉っぱで包んで、苗を入れてるほうの袋に入れて

アンセル > 「ざっとこんなものだ」

二匹目は流石に疲れたのか疲労感を見せながらも取れた獲物を誇るようにして
少女が魚を葉で包み袋に入れるのを見れば自分も首に鞄をぶら下げる

「俺はもう少ししたら帰るが一人で帰れるか?」

無理なら送っていくぞと、少女の家はわかっているのでそう提案して

シャリオン > 「うん、大丈夫。たぶん、方向はわかるから」

進みすぎただけ、指さしてた方向をそのまま歩けば、知ってる森の景色になるはずと
妙な自信で返事を返しては
不安がることもなくニコニコとしている
大きな獣を撫でられたのが、よかったようで

アンセル > 「方角はそうだが…ここからだと結構遠いぞ」

きっと少女が思っているよりも遠いハズで
知り合いの家族ならばこのまま分かれて何かあってもいけないと
ニコニコとする少女の前に伏せて

「乗ると言い。送っていく」

少し帰宅は遅れてしまうがそれよりもと
内心謝りながら送っていくと決めて

シャリオン > 「いいの?」

目の前で黒い狼が地面に伏せる
その上をまたぐように乗っかると

知り合いの家は自らの住処にもなってるとこまで
黒い狼の背に乗せられ無事に送ってもらう

アンセル > 「構わない。ちゃんと捕まる様にな」

少女に頷けば背中に乗るのを確認して立ち上がり

背中に少女を乗せて知り合いの家、この少女の家に向けてゆっくりと出発することに

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からシャリオンさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からアンセルさんが去りました。