2016/09/21 のログ
■クライブ > 「傭兵はあくまで仕事だ仕事。
お前といる時まで傭兵を演じる必要はねぇだろ?」
確かに傭兵としての依頼を受けているなら武骨でガサツ、残忍になれるがそうでない場合でまでそうする事はないと笑い。
己の傭兵としてのイメージと今が合わないのだろうと娘の言葉で分かれば苦笑を浮かべて。
己は娘から十分すぎるモノを既に貰っている。
娘はそれに気が付いていないかもしれないがそれがあるからこそ傭兵としての危険な仕事からも遠のく事が出来。
もし娘にこれ以上を望むならそれは一つしかなく。
「ん……レイカとのキスは癖になるな」
唇を割る様にして舌を押し込めば娘の味を感じる。
ゆっくりと探る様に舌を推し進めて歯や歯茎を舐めていき。
勧めた舌を娘が迎えてくれれば唾液を流し込む様に絡め水音を立て。
「ん、そんな事はないぞ、レイカは何処も好きだぞ。
でもな、しっかりと鍛えてるから触り心地がいいんだよ」
娘の身体は何処も触れるのは好きだがつい尻を触れてしまう理由を告げ。
感触を楽しむ様に優しく厭らしく撫であげ揉んでいく。
そうして感触を楽しみ娘を感じさせるように触れていれば尻が突き出される。
それに答えるように揉む動きは大胆になりやがてワンピースをたくし上げ直接に触れて揉みあげていく
■レイカ > 「…そうですね、その通りです……。」
私も、彼と一緒にいるときと普段の顔はまったく違った。
2つの顔を合わせているという時点で、私は彼と似ているのかもしれない…。
戦士としての私と、女としての私――――。
そのどちらもを、愛してくれる彼が…本当に、本当に大好き…。
「んむっ……じゃあ、もっと癖になってください……。
ほかの女の人とのキスが、物足りなくなるくらいに……。」
本当は…彼がほかの女の人を抱くのは許したくなかった…。
独占欲だといわれても仕方がないけれど、彼は私だけのものにしたかった…。
けれども、それはきっと私のわがままであり、束縛。
だから……だからせめて、ほかの女の人を抱いている間でも、私の影を思い浮かべるくらいまで。
そのくらい、彼を虜にしたかった。
舐められていくそこから感じる彼の味。
それがぞくり、と私の背筋を震わせ…脳内に刺激を加えてくる。
もっと、もっと彼を味わいたいと…欲求があふれていく。
「……もう…私の体だけがいいの?」
…そんなことはないと、私は知っている。
だけれど、そんな媚びるような口調で…私は彼に意地悪をした。
少し、突き出したお尻。それを隠していたワンピース…。
それをたくし上げられると、私は「ひうっ!」と短く悲鳴を上げてしまった。
だけど、それは決して嫌がっている悲鳴じゃない…。”嬌声”と言う悲鳴だ。
だって…私は今、下着を着けていなかった…。
彼に触れられることを期待して……私は…。
■クライブ > 「普段からああだと流石に不審者じゃ済まねぇって。
迂闊に集落にも立ち寄れなくなるぞ」
納得してくれた様子に笑みを見せ。
娘の戦士としての姿はまだあまり見た事はないが、二人だけの時の姿と比べてもどちらも愛おしくて。
「安心していいぞ。
他を抱いてもな、レイカが一番になってるんだぞ、とっくにな」
もう集落では娘を抱いた後に娼婦を買ったりすれば無茶をし過ぎるとある意味の限定出入り禁止を喰らっている店もある。
もしかすれば娘の耳にも入ってはいるかもしれないがそれだけ娘でなければ物足りずに無茶をしてしまうという事。
大事なものを手に入れればどうしても考えて会いたいと強く思いやまなくて。
「心も身体もに決まってるだろ。
冗談でもそんな事言うなよな」
娘の味を舐めとり吸い上げてはもっと求めるように舐め回し。
今に存分に味わおうと言うように舌は段々とどん欲に娘の舌を絡めて。
意地悪く言う娘にそんな事はないときっぱりと言い切れば軽く尻を一度叩き。
ワンピースをたくし上げて上がる声と何もつけていない尻を目にすれば口元に笑みが浮かび。
尻を揉む手が撫でるように滑り太股へと、そして太股を撫でながら付け根へと手が進めば秘所へと触れていき指を這わせていく
■レイカ > そんなに、彼が傭兵のときは酷いのだろうか…。
一度だけ、彼と行動したことは合ったけれども…そのときは指して何かを思うことはなかった。
普段と変わらないようにも見えたし、なにより…その彼の仕草が、どこか魅かれていたから。
優しくて、頼りになる…。本当に、私は面食いなのだろうか。
「……だとしたら…すごく嬉しい……。」
本当に嬉しい……。
あいにく、管轄外なので娼婦街までは見回りをすることはないし、彼の話を聴くこともなかった。
だけれど、お世辞でも私が一番だといわれると…女として、やっぱり嬉しい。
ただ、その所為で無茶をさせているならば…少しだけ、謝っておこう。
「ふふっ……なかなか会ってくれないから…ちょっとしたお仕置き――ひゃぁっ!?」
彼に意地悪をしたお仕置き――だからだろう、お尻を叩かれてしまった。
しかし…私のそこから感じたのは痛みではなく、むしろ喜びだった。
貪欲に求められるその手が、どこまでも私を鷲掴みにしていく。
痛みすらも、彼に与えられるものならば全て、私は快楽と受け取ってしまう。
…とんだ変態だ、と私は自嘲気味に笑うしかなかった。
「…クライブ………んあっ…だ、ダメ……気持ち、いい……。」
彼に触られると、そこからまるで媚薬でも流されたかのように痺れていく。
太股に、内股へ…。彼のテが滑り込むたびに、私はゾクゾクと体を震わせる。
秘所は、既に彼の指に愛液の感触を与え…ひくり、ひくりと戦慄き始めていた。
このまま、彼のものをくわえ込んでもいい…けれども、私はまだ求めていた。
彼のぬくもり、感触…。”私”を、彼の玩具にしてほしいと…願い始めていた。
■クライブ > 恐らくは娘には見せた事はない魔族との戦いのときの顔。
あれだけ、あの命を懸けた戦いを楽しむ顔だけは愛おしい娘には見せたくはないと思い。
それ以外ならば全てを見せてもいいと思うほど娘を大事に思い愛し。
共にいる時は今まで頑張ってきた娘が安らげる場所になろうと。
「俺は嘘は言わねぇから安心していいぞ。
レイカといると本当に安らげるんだぜ」
帰る場所がなかった己の帰る場所となってくれた娘。
その存在は己の中では一番に大きくとても大事だとお世辞もなく本音を見せて。
「そりゃ俺もレイカに言える事だぞ。こいつ俺からのお仕置きだ」
軽く叩いたことに上がる声に強くやり過ぎたかと内心慌てるが痛がっている様子はなく、もしかしてともう一度軽く叩いて見て。
「俺も気持ちいぞ、レイカの触り心地が本当に一番だ。
それにほっとできるんだよな」
手に吸い付くようないつまでも触れていたい感触を楽しむ様に手は動き。
太股、内股と撫で刺激をすれば震える娘の身体を強く抱く。
指が秘所にと触れれば指に感じる蜜とひくひくと動く感触にわざと焦らすよう擦り上げれば中に軽く指を差し入れ掻きまわして。
「なあ、レイカ。上で踊ってくれるか?」
このまま押し倒して娘の中に、そう考えるが地面に寝かせるのは気が引ける。
娘に負担をかけないようにと考えればふとひらめいたように唇を離し、そっと耳元で囁いて反応を見る。
■レイカ > 「…だったら、ちゃんと帰ってきてね……?
もし、依頼の先で死ぬようなことがあったら……本当に許さないよ…?」
彼に思いを告げたその日、私は彼と一つの約束を交わした。
絶対に目の前に帰ってきて、ただいまといってくれること。
それだけが私の望み…彼が、ちゃんと帰ってきてくれることを。
だから、私も頑張れるし…少しは、体を労わろうと思う…。
「え――ま、待って…クライブ、私…貴方にそうされると、ひゃぁうっ!」
また、叩かれた……。
だけど、その上がる声はどこか甘く切ないもので…顔を赤くして、彼から目を逸らしてしまう。
こんなに、私の体が淫乱だと知られたくはなかった…。
私は、過去に罪悪感を感じ…それが、被虐の性癖となって現れた。
お仕置きされる、罰を与えられると、体が悦び、幸福感を感じてしまう…。
それがクライブだと、余計に私の体は、勝手に上り詰めていってしまう。
「私も…はぁ……クライブに、んぅっ、抱かれるのが…一番好き。
あぁっ…クライブ……いやぁ………。そんな、浅いとこばっかりぃ……。」
――――本当は、犯されてもいいくらいなのかもしれない。
彼に滅茶苦茶に愛されて、私という存在が彼で埋め尽くされる…。
そんな幸せを、歪んでいるかもしれない幸せを感じてしまうほど、私は彼にぞっこんだった。
彼の指が、私の中に入ってくる……。
けれど、浅いところばかり…もっと、深くまで彼の指がほしい、と私の秘所が強請る。
彼の指を、もっと奥まで埋めてほしいと、彼の指をしゃぶり、誘おうとするのだ。
「………うん、いいよ……。
クライブが、そうしてほしいって言うなら……。」
私は、名残惜しそうに彼から体を離す。
でも、彼が地面へと仰向けに横になるなら…自らワンピースを脱ぎ、スレンダーな体を晒すだろう。
少し、微笑など浮かべるあたり…私も、娼婦のように見えるかもしれない。
でも…いまだけ私は彼の娼婦…彼だけの…。
■クライブ > 「安心しろって。何があっても必ず戻る。
レイカこそ無茶をして帰れなくなるってのは無しだぞ」
娘に思いを告げられた時の約束。
それを破るつもりはないと頷き、娘にちゃんと帰る様に伝える。
もし娘がいなくなればきっと己は今まで以上に戦いに溺れやがて死ぬと自覚があり。
「待ったは無しだ。レイカはこういうのもいいのか?」
軽く叩けば今度ははっきりと判る甘い声。
娘を見れば顔を赤くして目を逸らす姿を目にして。
少し以外ではあったがこれはそれで悪くはないと娘の新し一面を見て。
意地悪な事は偶にはする事もあるが今の娘を見れば次は次はどんな反応をするのかとつい見てしまいたくなってしまい。
だが今は久しぶりに会ったのだからと意地悪はそこまでと耐えて。
「そう言ってくれて嬉しいぜ。
もっと深い場所はもう少ししたらな」
以前に共に汗を流した時のように己という存在で娘をまた染め上げたいという欲望と大事に愛したいという二つの気持ちの間で揺れ動く心を押さえ。
それだけ心が娘を求める。
奥まで欲しいと強請る娘の秘所の誘いを断るように指は浅い場所ばかりを擦り刺激を加えていけば指を離し。
「もっと色々としてレイカを感じたいんだがな…俺も早くレイカが欲しいって我が儘を言ってんだよな。
やっぱレイカは綺麗だ、俺が保証する」
名残惜し気に身体を離す娘に告げれば地面にと仰向けにと横になる。
見上げるようにして娘がワンピースを脱ぎ体を晒せば口から思った事が零れ。
微笑を浮かべる姿に己の我慢も押さえが聞かなくなり始め、ズボンの中では早くと急かすように内から肉棒が押し上げ存在をしめして。
■レイカ > 「…大丈夫、私には……絶対に帰らなきゃいけない理由がいくつもあるから…。
死ぬことも無いし、無茶して帰れなくなる事も……絶対にないから。」
でも、もしも私がバフートの商品に陳列されるようなことがあったら…。
そのときは、彼に買ってほしい…できれば、私でいられなくなる前に。
「は、恥ずかしいから……言わないで…。」
知られたくなかった私の性癖…でも、彼なら知られても…私は構わなかった。
全てを晒して、それでも彼が私を愛してくれるならば…私はどんな恥辱も受け入れるだろう。
彼に首輪を付けられても…私はきっと、淫らに微笑んで受け入れる。
「もう少し……?…まだ、私…我慢するの?」
彼が求めてくれるのはわかる…けれども、私は彼の指で上り詰めることはなかった。
もっとほしいといっているのに、彼の指は浅いところばかりをかき回し…やがて離れていく。
気持ちよかった…けれども満たされない。
そんな、切ない気持ちを抱きながら…彼が仰向けに横になった。
「…ありがとう……。クライブにそういってもらえると、本当に嬉しい……。
子供、出来ない体だけど……それでも、私……。」
クライブのものを、私の中に入れたくて仕方がなかった。
彼のものが天を仰ぎ、ズボンの舌で窮屈にしている……。
それを、私はゆっくりと取り出すと、裏筋に舌を這わせ、頬ずりしながら亀頭に丁寧に舌を這わせる。
啄ばむように、先端に口付けしながら…その先端を頬張り、少しだけ吸い上げながら、裏筋に何度も舌を這わせる。
彼の玉嚢、それすらも口の中に含み……優しく、口の中でもごもごと揉みしだく。
「ふふふ…ねぇ、気持ちいい…?私、上手に出来てる……?」
…普段の私なら、絶対に言わないような媚びた声。
乱れに乱れている自覚はあるけど…止められない。
■クライブ > 「それを聞いて安心したぞ。
けどな…もしそんな事になってみろ。絶対に連れ戻しにいくからな」
最近に開通した新たな都市。
底がどんな都市かは直ぐに話として聞いているだけに、もし娘がそこに捕まりでもすればどんな手段を取ってでも取り戻すと誓い。
「こんな事で嫌いになったりしねぇから安心しろ。
レイカの新しい一面を知れてうれしいぐらいだ」
娘の性癖を知ってしまっても思いは変わらずに受け止め。
時々に娘が嫌がらないのであればそういう事をしてみたいとは頭の隅で考えて。
「あぁ、あと少しだ。その代わりに存分に乱れさせてやるからな」
焦らすように刺激を続け、昇り詰めれない強さで愛撫を加える。
思い切り奥まで指で感じさせてもいいのだがもし誰かくれば己だけにしか見せたくない姿を見せる事になりかねないと押さえ。
「レイカは俺の一番の宝だ。
そんな事はいいんだよ、その代わりずっとそばに居てくれればな」
早く娘の中に入りたいと何も身に着けない娘を前に肉棒が何度も跳ね。
取り出されると弾む様にズボンから姿を現すそれに娘の舌が這えば竿が揺れる。
柔らかな頬に擦られながら亀頭に舌が這い、先端にキスを受けたと思えば咥え込まれ吸い上げられる刺激に先走りを滲ませる。
裏筋を何度も舐めあげられ玉嚢を口に含まれ揉みあげられる快楽に思わず腰が跳ねて。
「あぁ、凄く気持ちいいぞ。本当に最高の女だよ」
普段は見せない媚びた声での問いかけに、そっと髪を優しく撫でて気持ちがいいと答え。
もっとして欲しいとばかりに肉棒を突き出して奉仕を強請る。
■レイカ > 私は、微笑み頷いた。
いつか、その都市にも私は潜入するときが来るかもしれない…。
だけど、もし捕まってしまっても…彼が来てくれると信じられれば、きっと耐えられる。
だから…彼の愛が、もっと欲しいと私は心のそこから思った。
「……ごめん、こんな淫乱な女で…。」
でも、彼は受け入れてくれた。
それが少し嬉しく…そして、更に彼を愛おしく感じられる。
彼にされることならば、私は全て受け入れられる…そんな気がした。
「……うん、じゃあ…もうちょっとだけ、我慢する…。」
――――本当は、もう限界だった。
彼がほしくてほしくてたまらなくて、自分で慰めてしまいそうなほど。
もっと奥まで感じさせてほしい、感じたいと欲求しても、彼は浅いところだけしかしてくれなかった。
けれど、彼が私の奉仕に悦び、肉棒を跳ねさせる逸れに…心がどきりと跳ね上がる。
もっと、彼を喜ばせてあげたいと、突き出す肉棒を口にくわえて、ゆっくりと喉まで飲み込んだ。
「ん……んぐっ………!」
彼のものは――大きかった。
少しだけ顔をしかめながら、私は息が詰まりそうなそれを飲み込み、何度も喉を上下に動かして彼の亀頭を締め上げる。
舌を絡め、吸い上げながら先端までスロートすると、また喉まで飲み込む。
唾液と、舌を絡めながら先走り液を飲み下し、徐々にその動きを早めていく。
彼の、その味――苦味があるそれが、とても美味しく感じられた。
跳ねる腰が浮かぶたびに、私は彼に口を犯され…そのたびに、愛液が溢れ出す。
「ほんと……?…よかった。」
私は、彼に撫でられるのが好きだ。
淫らな笑いかもしれないけど…嬉しくて、微笑みながら彼のものをもう一度くわえ込む。
亀頭を穿るように舌先で擽りながら、彼の先走り液を飲み下し…何度も、唾液と、舌と、唇で扱きあげる。
■クライブ > 責任感とミレー族の保護ををしたいという気持ちの強い娘ならばいつかはあの都市に足を踏み入れるのは見当がつき。
もしあそこでトラブルに巻き込まれれば直ぐにでも向かう準備をしておこうと決め。
それでも少しでも無理はしないように繋ぎ止めようと娘に愛を注ぎ。
「謝る事でもないぞ。俺としちゃ嬉しいぐらいだしな」
謝る事はないと首を振り、むしろ愛おしいと答えて。
逆にそれを知った事で己が娘に無茶を強いないかが問題で。
もう少し我慢すると答えてくれた娘に感謝をして焦らし。
娘の懸命な奉仕にプロの娼婦とは違う気持ちよさに肉棒が跳ね動く。
「レイカ、気持ちは嬉しいが無茶すんなよ」
娘が全てを咥え込むには少し大きいと言える肉棒。
それを顔をしかめながら飲み込む姿に腰を引きそうになるが、それは懸命に奉仕をしている娘の気持ちに対し失礼だと身を任せる。
亀頭を喉で締め付けられ、大きな動きで先端から根元まで舌と吸い上げん快楽に口の中に先走りを溢れさせ。
「本当だぞ。もう出すぞ、レイカ……っ!」
淫らな笑みを浮かべる娘を労わるように撫で、もう一度咥え込まれる肉棒が大きく跳ねる。
先端を擽られながら舌や唇に扱きあげられる快楽に我慢などせずに身を任せ…腰の奥からせり上がる射精感に身を任せるまま、娘に一言告げれば喉の奥に目掛け精液を流し込んでしまう。
娘の口の中へと全ての精液を流し込めば次は本番とばかりに手を引き、娘を肉棒の上にと跨らせていく事に。
そうして娘にな負担はかけないよう、だが求め愛し合う行為はしばらくの間続くことに……
ご案内:「湖」からクライブさんが去りました。
ご案内:「湖」からレイカさんが去りました。
ご案内:「湖」にレイカさんが現れました。
■レイカ > 冷たい水に全身を包まれながらも、私は意識を集中していた。
息もできないし、水圧で耳がキーンと鳴り響く。
それでも、水の中にある本の僅かな精霊の声に、私は耳を傾けていた。
(――――わかる……!魔力が…。)
精霊の声、それを聞き入れるたびに私の中にある水の魔力が、まるで水に溶け込む砂糖のように染み渡っていく。
少しずつ、少しずつではあるが…受け取った魔力が、私の中に染み渡っていく。
そのたびに、水の精霊たちの声がより大きく、はっきりと聞こえてくる。
(――――水の流れに身を任せ、水に自分の体を溶け込ませて…。)
少しずつ、息苦しさが消えていく。
ぎゅっと閉じていた眼をゆっくり開き、私は真っ暗な水中を泳ぎ始めた。
ゆっくりと、水をかきながら――水面を目指す。
■レイカ > 「――――――ぷはぁっ!」
水面から顔を出し、私は新鮮な空気を肺一杯に吸い込む。
息苦しさは昨日よりもましだった、なんだか潜っていられる時間が、昨日に比べて長くなっているがする。
「少しずつですが…馴染んできたみたいですね。」
どうやらこの水の魔力は、私に水中行動の有利を与えてくれるようだ。
当初はぼんやりとしか聞こえなかった水の精霊たちの声も、今でははっきりと聞こえる。
もう少しで、この魔力を完全に私のものにできるかもしれない…。
■レイカ > 湖から上がり、私は縁においてあったバスタオルを手にした。
下着姿で湖に長時間は行っていたこともあり、かなり体が冷えてしまっている。
先日は…まあ、あの人が来てくれたから、心も体も温まったけど、さすがに連日そんな幸運は起きないだろう。
手早くバスタオルに身を包むと、私は傍に置いてあった薪に火をつけた。
「………できれば明日にでも、完全に馴染めばいいんですが…。」
いい加減に、拠点に足をつけないといろいろと仕事に差し障る。
最近は、山賊騒ぎも収まってきたらしいけど…其れで終わりというわけじゃない。
まだまだ、これからも問題は出てくるだろうし、例の一件もある。
ご案内:「湖」にアリーさんが現れました。
■アリー > タオルで体を拭う彼女を見つめる視線が一つ
草むらの中から安堵しつつ覗くのは覗き魔という訳ではなく普通の冒険者
そんな自分は小さく声を漏らす
「死んでるのかと思いましたよぉ…良かったぁ」
水を補給しようと湖に近づいた時
遠目に何か浮いているのを見つけて咄嗟にここに隠れてしまった
下着姿で湖に沈みつつある女性
誰がどう見てもそう言った荒事に巻きこまれた遺体と思う
見て見ぬ振りもできないが確認する勇気もなかった
「エルフって変わってるんですね、水浴びの仕方も独特で」
しかし今タオルで体をふいているのを見れば水浴びだった様子
安心して水を補給できるけれどもう少し、せめて服をちゃんと彼女が来てから出て行く
同性とはいえ服も来ていない状態で出会うのは嫌だろうし…こちらは武装している
妙な誤解は生まない方がいい筈
■レイカ > 「後はもう少し、意思疎通が出来れば力を借りることも出来そうですね…。」
水の精霊の声はしっかりと聞こえていたし、精度を上げれば元素さえあれば力を使うことも出来そうだ。
魔力を精霊の力におきかえるのは、少し骨が折れる。
けれども、少しずつ実感できる成果があれば、私は達成感を覚え始めていた。
「………え?」
バスタオルで体を拭き、火で体を温めていると、唐突に後ろから声がかかった。
意識を水の中に持っていっていたので気づかなかった…。
ハット振り返れば、そこには武装した少女が一人…けれども。
少し怯えているというか、第一印象はどこか小動物という感じの少女だった。
もし、此れでもう少し大柄だったりしたら…さすがに傍らにおいている弓を構えるけれども、その必要はなさそうだ。
「あ、いえ………いまのは水浴びしていたわけでは…。」
別に、服を脱いでいるのは大して気にはならなかった。
同性だというのもあるけれども、幾度となく犯され穢されてしまったせいだろう。
いまさら下着姿を見られたからといって、羞恥心が湧き上がるようなものでもなかった。
それでも、物陰から出てこない少女を見やりながら…私は水面に向き直った。
彼女が出てくるならば、その足音と武器の音だけは警戒しながら…好きなようにさせる。
■アリー > 「いや、良いんです分かってます。確かにちょっと危ないと思いますけど汗がべたつくのは嫌ですもんね?」
歩幅をいつもより小さくして彼女に近付いていく
何日も水浴びしなくても平気と言う人も要るけれど大体はそうじゃない人の方が多い
自分だって日に一度は水浴びくらいしたいのでよく分かる
「えと、武器は持ってますけど盗賊とか追剥じゃないですよ?
冒険者名簿にも載ってるちゃんとした冒険者です、ここには水の補給に来ただけです…よ?」
よく見れば使い込まれたらしい弓を見て歩みを止めてしまう
エルフと言えば魔法と弓、自分の腕では攻撃なんてされたらひとたまりもない
そも弓がないとしても魔法でプチッとされてしまうかもしれない
自分が怪しくなく危害も加える気はないと説明していく
■レイカ > 「…………。」
違う、といっているのに。
まあ、水浴びをしていたというほうが彼女のような冒険者にはわかりやすいか。
精霊と交信していた、などといっても信じてもらえないことのほうが多い。
精霊という存在は確かにあるけど…それを認知できる人間は限りなく少ないのだから。
「……そうですか…。
ここの水は清潔ですけど…一応煮沸消毒をすることをオススメしますよ。」
直接、体の中に入れてお腹をやられた、などと笑えない。
こういう、綺麗そうな水にも必ず細菌はいるものなのだから。
歩みを止める少女に振り向き、その視線の先にある弓を見て、私はそれを手にして――少しだけ遠くに置いた。
「…私も、貴女が何もしなければ手を出すつもりはありません。
私の名は……カイレ、そう呼んでくれて構いません。」
冒険者…とか言っていた。
その職業に、実は私はあまりいい感情を抱いてはいなかった。
以前…少しひと悶着あって以降、私は冒険者を信用できずにいる。
もっとも、彼女が何か危害を加えようとしている素振りはまったくなさそうだし…警戒は要らないだろうか。
■アリー > 「えぇもちろん。
お腹壊すと大変ですしね…」
苦笑を浮かべる
生水を飲んでお腹を壊したなんて冒険者としては笑い話にもできない
誰かに襲われたら逃げられないし…とも漏らす
「なら安心ですね……カイレさんですか?
何だかカッコいい名前ですね」
綺麗な女性なのに名前はどこか男の子っぽさを感じる
でも綺麗な人の名前となると違和感もそこまでないのはとっても不思議
「私はアリーって言います。
採取や偵察以来ばっかりこなしてる小物ですが…一応冒険者ですからね!」
採取、偵察、街でのお手伝い
報酬が少なく危険も少ない初心者以来ばかりこなしている
けれど、それでも冒険者であることには変わりないので冒険者と宣言する
■レイカ > やむをえない状況ならばまだしも、お腹を壊す事態を招く行為だけは避けたい。
私も戦士である以上、健康には気をつけているつもり…だった。
それでもあの人は、無茶ばかりするとよく私を心配するけど…。
「……一応言っておきますが、男ではありませんからね。
れっきとした女なので、そこは間違えないでください。」
偽名、というよりも私の名前を逆に呼んでいるだけだ。
確かに…少しだけ男っぽいかもしれない、今度は別の偽名も考えるべきか…。
わかりやすいので、あまり気にはしていないつもりなのだが。
「……ええ、よろしく、アリーさん。火が必要ならば、そこの焚き火を使ってください。
そんな依頼ばかりをこなすとは…もしや、成り立てなのでしょうか?」
私は、今体を温めている焚き火を指差し、鍋などが必要ならば持ってきた機材を貸すことにする。
危険のない依頼ばかりを請け負っているという事は、もしやなりたての冒険者なのだろうか。
しかし…そんな冒険者がこんな場所にやってくるのは少し考えにくい。
何かしらの依頼の帰りなのか、はたまたその途中なのか…。
■アリー > 「わ、分かってますよ?
こんなに綺麗な人を男の人と間違ったりなんてしませんよ」
下着姿も見て男と間違うなんてあり得ない
それはもうしっかりと女性と思っている訳で
「あ、良いんです?助かります~♪」
良いと言われたので焚き火を借りる
火を起こすのも自分にとっては一手間なので有難い事この上ない
「えっと、冒険を初めてもう一年ちょっとですよ
でも私討伐任務とか苦手なんですよ…戦いも得意ではないし」
一年、まだ初心者と言えるかもしれないが大体は一皮剥ける日数
自分がそんな依頼を受けないのはただ単に怖いし、できるとも思っていないから
「今はここら辺の地図の作成してるんです。細かな地図は結構高く売れてくれるんですよ♪」
■レイカ > 「…エルフは見た目だけでは男か女か判別しにくいそうですので…。」
体も随分と乾いてきた。
バスタオルを取ると、傍らにおいていたワンピースをかぶり、服を着る。
耳飾を付け直して、ようやく冷えた体も温まり始めてきた。
「1年……?
一年も冒険者をしているならば、そろそろ討伐の依頼などを請け負ってもいい頃合だと思うのですが…。」
さすがに私も、此れには少し驚いた。
私でも、1年もしたら実地に赴いていたことも限りなくあったし、討伐や掃討任務なども請け負ったことがある。
そんなに時間がたっているというのに、何故まだこんな簡単な依頼を…?
「逸れに…冒険者といえば大体はパーティを組んでいると思うのですが…貴女一人ですか?」
ほかに仲間のような人物は見受けられないという事は…彼女一人なのだろうか。
一人で冒険者をしている少女ならば、簡単な依頼で日銭を稼ぐのは、確かに精一杯だろう。
「地図……ですか。」
確かに、細かい地図は希少価値が高くなってくるが、その分労働力が嵩む。
このあたりの地形は、森や湿地も入り組んでいて…正確な地図をかけるのなら、その価値は高くなってくるだろう。
■アリー > 「そうなんですか……
討伐についてはその通りです。でも私魔物でも何かを殺すのは怖くて」
力で劣っているのに勝てる訳なんてない
それに食べもしないのにむやみやたらに殺して回るのも好きじゃない
自分の武器は弓、暗殺を徹底すれば大丈夫かもしれないけれど怖いものは怖い
「だから討伐任務は受けないようにしてるんです。
私には不相応ですし他の方に任せた方が安全ですし…」
うぐっ、と声が漏れる
パーティー…苦い思い出が甦る
「えっと…私戦闘が苦手で……報酬を分けたり野営とかで色々ともめちゃって
それに採取や地図作りなんて一人でも大丈夫ですし」
そういうトラブルで強く出れない自分が嫌でパーティーは組んでいない
組もうと言われても警戒してしまうし採取に大人数なんて必要もない
「はい。地図はギルドが買い取ってくれるので安心なんですよ」
買い取る側がしっかりしていて安心して仕事ができる
それに地図の作成なんて地味な仕事冒険者ではやりたがる者も少ないので競争もあまりない
自分にとって天職かもしれないと思える