2016/09/01 のログ
ジブリール > 「――怖い?それならすぐ逃げた方がいいわよ?
 本能は理性よりも敏感で、正直で、危険な時は正しいから」

優しい声で告げるが、如何やら煽りになってしまった様子。
あるいは相手は、何らかの理由で負けを選べなかったのかもしれない。
それならば少女も、今度は彼女の本気に誠意を見せようと思う。
懐からまた一つ宝石を取り出し、僅かに体を反らせる。
彼女の剣閃――フェイントの一撃が前髪をわずかに散らす。
次いで振り下ろされる本命の一撃に合わせるようにして、宙に宝石を放った。
それは刀に当たると同時にぱきぃん、と砕け散り、一瞬だけ閃光が生まれる。
目を開けたままならば、その視野を少しの間奪う瞬き。
その最中、少女は一つステップを踏むと彼女の懐に潜り込み、下腹部にそっと手を当てた。

「では、二度負けた罰をあげる。ご褒美になるかもしれないけれど」

告げると同時、少女の手から放たれるのは紫電だった。
ばちん、と空気を打つような音と共に、威力を加減した雷撃を放つ。
狙うのは彼女の下腹部――柔らかな肉の奥に存在する子宮だ。
少女の魔力によって指向性を帯びた電流は、蛇のように子宮に絡みつく。
そして、痛みと熱と快楽を同時に与え、徐々に霧散していくことになる。。

サヤ > 剣士たるもの、相手を切るときに目を閉じるなどという愚行は侵さない。
いや、自分が死ぬ間際でも相手をしっかりと見続ける自信がある。
そうでなければ生き延びるチャンスを見逃すからだ。
しかし今回はそれがあだとなってしまった。

「くっぅ」

宝石が砕けた瞬間の光をもろにうけてしまい刀の軌道はそれてしまう。
おまけにその隙を突かれ相手の接近を許してしまう。
何とか身をよじり逃れようとした刹那、下腹部に鋭い痛みが走り。
それを追うようにして感じる熱と快感。
何度も経験した男の中出しにも似た感覚に思わず足から力が抜けて相手の前で片膝をついてしまい。

「く、何を……」

相手の一撃による余韻が抜け去った後もまるで子宮自体がその存在意義を思い出したかのような疼きを感じ。
下から相手を見上げながら睨み付け。

ジブリール > 目の前、片膝を付いた彼女を見下ろす。
睨み付けられても動じることなく、まずは近寄り、彼女の手から刀を取り上げる。
それを手元でじっくりと眺めた後、ふむふむ、と意味有り気に頷いてから。

「ん、良い刀ね。しっかり手入れされているし、刃紋がきれい。
 っと、良いもの見せてもらったけれど、魔女に負けたのだから対価を頂かないとね。
 さて、まずは貴女のお名前を聞かせて?私はジブリール。気まぐれな魔女よ」

微笑みかけると、刀は近くに置いておく。
剣士の命、なんて言葉も聞くから、雑に扱わないように気を付けながら。
そしてゆっくり近寄ると、そっと彼女の頭を撫でるために手を伸ばす。
嫌がるならばそれもまたよし。払われるならばお仕置きだ。
どちらにせよ、言う事は同じ。くすり、と微笑みながら。

「さて、それじゃ、脱いでくれる?
 服着たままがいいならそれでもいいけど」

言霊を交えた疑問口調で、脱衣を促す。
彼女の意志が弱ければ、体が勝手に動き出し、服を脱ぎ棄ててしまうだろう。
あるいはそれに歯向かうならば、体がむずむずと動こうとする感覚を覚えるはずで。
どっちになるかは少女にもわからない。故にわくわくした気分で、勝者の威風を見せつける。

サヤ > 何とか逃れようとするも足に力が入らず、その場に崩れないようにすることが限界で。
相手に刀を奪われてしまえば悔しそうに口元をゆがめ。

「……サヤ」

相手に名前を聞かれると無愛想に答える。
それは小さな抵抗であり、名乗ったのは剣士としてのプライド以外のものはなく。
今無駄に抵抗しても勝ち目はないと察したのか相手の手を払うことはなく。
頭に触れた瞬間に肩をビクッと振るえさせ。

「な、なんで私がこんなところで……っ!」

相手の言葉に反抗しようとしたところで体に走る不思議な感覚に身を振るえさせ。

「っ……く、ぅ」

歯を食いしばって相手の支配に耐えようとするが、ゆっくりと手が動いて服を這いでいき。
最後には一糸まとわぬ姿を相手にさらすことになり。

ジブリール > 「ん、サヤね。よろしく。――ふふ、私の言葉は魔女の言霊。
 意識をしっかり保たないと、簡単に飲まれるわよ?」

服を脱ぎ捨てた彼女の様子に、満足そうに一つ頷く。
小ぶりの、しかし形のよい胸元も、しなやかな手足も、楚々とした秘部も。
一糸纏わぬ裸身、その全てが白日の下に晒されていた。
歯を食いしばり、必死に抵抗をしようとする様もまた、少女の嗜虐欲をそそる。
つまみ食いではなく、割と本気で味わってしまおう。
そう、心に決めると、足元に描くのは精緻な魔法陣。
完成したそれは一瞬で周囲を覆うように拡大すると、淡い燐光を帯びる。

「ん、つまみ食いだけにしようと思ったけど気が変わったわ。
 サヤがどこまで私に抵抗できるか、じっくり試してあげる。
 私のアトリエに連れ込んで昼夜を問わず徹底的に犯して、愛して、可愛がって。
 満足いくまでその体を弄んだら、町に返してあげる。
 折れたら私の下僕の一人として、刻印を刻んであげるから頑張ってね?」

満面の笑みで告げると同時、彼女を巻き込んで空間転移の術式を起動する。
彼女の刀も共に。そして河原に残されたのは、彼女の着ていた服だけだった――。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 小川」からジブリールさんが去りました。
サヤ > 「ク……そ」

またしても力及ばず、相手のいいように操られてしまっている自分を嫌悪し、歯が折れるくらいに噛みしめ。
だからと言って抵抗する手段があるわけでもなく、相手の魔法陣にのまれていく。

「私は、絶対に屈しないから。
何をされても負けたりはしない。」

連れていかれる寸前に相手に言葉を返す。
それは自分に言い聞かせるようでもあり、今できる最後の抵抗であった。
相手の魔法陣が発動すればそのまま肉体はどこか遠くに連れていかれるのだろう。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 小川」からサヤさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にカノンさんが現れました。
カノン > 夜明かりの下、シルエットから獣人なのはわかるくらい

頭の上でとがった耳とスカートの下から尻尾が揺れてる
森を抜けて開けた場所に出てくる
水音がしてるから近くに小川でもあるのか
暗がりで場所まではわからないけど

人の匂いもしない、近くには住居らしいとこはないだろうと予想はつく
進む足元に石が増えてきた感じ、流れる水音も近くなれば
森の中を流れる、小川へと出てきたようで

カノン > 木々がなくなれば月の明かりに影が落ちるほど
小川の水面はキラキラと輝きながら流れていて

大きめの石の上をトン、と飛び上がり
耳を回して、…鼻先をあげる、クンと鳴らしてみるものの
周囲に森の生き物の匂いもしない

石の上で両手を空に伸ばし

「んー…」

尻尾をピンと立てて、ひと伸び。

カノン > 一度、首元のチョーカーに触れれば
自然と表情も緩む
ご機嫌に尻尾を揺らす、石の上から飛び降りて

また、森へと入る足取りは軽く跳ねるように姿を消して

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からカノンさんが去りました。